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2018.06.08 (Fri)

フランス・ダービーをスタディオブマンが勝つ

 この前、英国の2000ギニーをディープインパク産駒サクソンウォリアーが勝ったというのを記事にしてみたけど、今度は6月3日、フランス・ダービー(Prix du Jockey Club)をディープインパクトの産駒が勝った。ただし6月2日のイギリス・ダービーに出ないと思っていたサクソンウォリアーが出てきて一番人気に支持されたが4着に終った。タッテナムコーナーを周り直線に入る。エプソムの直線は約700mある。中団につけていたサクソンウォリアーは追い出しにかかるも前が開かず、前が開いたときは脚色が悪くそこから伸びなかった。エプソムというのはタフなヨーロッパの中でも最もタフなコースだろう。直線でも下って最後に上る。結局、最後の登りで伸びなかった。これは懸念されていたことで驚かないが、これからどの路線に進むのかな。
 一方、フランスダービーはシャンティで行なわれ日本産馬ではないが、ディープインパクト産駒であるStudey Of Manは勝った。これは最後の200mで横4頭、5頭のたたき合いから最後にぬけて勝った。ただし仏ダービーは英国と違って2005年から距離が2100mに短縮されているので欧州での2400mのGⅠをディープインパクト産駒が勝ったというのではない。でも2000mぐらいならディープインパクトの瞬発力が十分活きてくるように思う。今後、サクソンウォリアーもそうだが、このスタディオブマンが経験を積んでどういったレースを見せるのか興味が及ぶところである。まだヨーロッパの競馬主要国では愛ダービーが残っているがこの2頭はどうするのかな。今年は日本のダービーもなんだかんだでワグネリアンというディープインパクト産駒が勝ったし、これで同年に日仏のダービーを制したのはディープインパクト産駒である。昔なら考えられないことだが、日本の競走馬が強くなったのはもう20年ほどまえからだが、最近は種牡馬としても世界で活躍しだしたと言うことかも知れない。まあこれが世界での競馬発展に日本馬が一角を形成すると言うことに意味があるんだろ。狭い日本だけで活躍馬を出さず、いい種牡馬は世界中で産駒が走って欲しいという小生が夢見たことがようやく現実になりつつある。こりゃ面白い。
 ただ日本産馬扱いだったサクソンウォリアーと違い、スタディオブマンは母セカンドハピネスが日本に来て受胎するやすぐにアイルランドに帰りそこで生まれたからアイルランド産扱いになる。ただ母のセカンドハピネスは名牝ミエスクの仔という良血。ミエスクはアメリカ産馬だがヨーロッパで走り16戦12勝。イギリス1000ギニー、Poule d'Essai des Pouliches(仏1000ギニー)を始めマイル戦で強く、マイル戦では11戦9勝2着2回という成績。母のセカンドハピネスはアメリカで3戦未勝利とたいした成績をあげなかったが、その仔のスタディオブマンが見事に仏ダービーを制した。ここで良血の血が開花したってことかも。そこに日本のディープインパクの血が加わってなんともグローバルな血統であると言えよう。

馬群中央に構える白い帽子がスタディオブマン。直線でのデッドヒートを制する。

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