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2017.05.28 (Sun)

5月だけど暑くなった

 もう5月の最終の日曜日。早いねえ。それにしても暑くなった。2、3日前は30℃を超えて季節外れの真夏日を記録。今日はまだましだが昔より暑くなったなと痛感する。昔と言ってもそんなに昔じゃない。30年ほど前だから昭和といわれていた頃だ。つまり平成になってからの気温の上昇は酷い。地球温暖化なんて言われるのは平成になってからの話で昭和の時代にはそういった現象はあっただろうけど、あまり問題にされなかった。それほど最近の気温上昇は顕著に表れている。実際、小生が若い頃というのは5月いっぱいは長袖で大丈夫だった。事実として高校生は6月に一斉で衣替えをしていた。しかし、今は5月で夏服を着ているところが多い。それだけ暑くなっていると言うことだろう。それでも営業を生業としている人は大変だろうなあと思う。白シャツにネクタイ。その上にスーツを着込んでいるのだから。そもそも日本はスーツの本場イギリスよりも遥に暑いのだ。そのことも考えないといけないだろ。最近はクール・ビズといっても笛吹けど踊らず。政府がそれを促進しようとしても企業側が一向にやらないので現場の方は大変だろうなあ。
 まあ、これだけ5月の間で暑くなると確かに着る服に困る。夏のように一日中暑いのではなく、朝晩は昼間とは違って気温が低い日があるから、朝は一応、薄い物を羽織っては行くが、日中気温がどんどんと上がる。そして30℃を突破。こうなると半袖でも汗ばんでくる。こうなると暑いのが苦手な小生などは動くのも嫌になる。昔のように一日中、三本立ての二流映画館でコッペパンとコーヒー牛乳を持って堅い座椅子にもたれて居眠っておこうかとも思うが現実はそれが許されない。またそんな映画館がどんどんとなくなっていき、今やシネマコンプレックスばかり。あーあ、もう平成の世になってまもなく30年。あーあ、もう昭和もだんだんと遠くなってきたのだな。まもなく平成も終ろうとしているが(天皇が天皇を辞める)いいんじゃないか。元号なんて小生は使わない主義だからすべて西暦で覚えようとしているのだが、世の中は未だに元号で書類をかく場合が多い。保守的な人が多いからしょうがないけどいざ、今年は平成何年だと言われるととっさに出てこない。昭和にどっぷり使った人間だからしょうがないが、何時まで元号を併記するのかな。大化から元号を日本はずっと使ってきたから慣習として残っているのだあ、もう時代が国際化してきて固執する意味もないだろうと考える。まあ、そんなことはどうでもいいが、それにしても暑いのだけはどうしようもない。
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2017.05.21 (Sun)

ビゼーの組曲『アルルの女』を聴く



 フランスの作曲ジョルジュ・ビゼーといえば何の曲が1番有名だろうかと考えたらほとんどの人が『カルメン』と答えるだろう。でも演奏会で演奏される前奏曲や闘牛士の歌、ハバネラ等は演奏会用の組曲であってオペラ版の演奏ではない。従って本来は歌が入るものだが、大方の人は歌の入らないカルメンの曲を知っているに過ぎない。だからオペラ『カルメン』を観てくれと言いたいが、オペラとなると組曲の1曲をを聴くのと違って忍耐力もいるし聴く方も構えなくてはならないのか敬遠される。でも世界中のオペラの中で最も上演回数の多いオペラである。すなわち最も有名なオペラと言ってもいい。つまりヴェルディのオペラやワーグナーのオペラよりも人気があるってことだろう。そのオペラの中の1曲1曲が有名と言うことになるのである。つまりビゼーというのは『カルメン』で有名な作曲家といっても過言ではないのだ。でも多くの曲を作曲しているが、その他はあまり聴かれないような気もする。一応、交響曲も3曲書いているしカンタータやピアノ曲も作曲しているのだが演奏回数は『カルメン』に比べると遥に少ないように思う。一般的にはオペラの作曲家のように思われていて、実際『真珠採り』『美しきパースの娘』『イワン雷帝』といったオペラやオペレッタの曲が多い。それと劇附属音楽というものがある。それが『アルルの女』である。そもそもドーデの同名の戯曲の伴奏音楽として1872年に作曲されたもので全27曲ある。でも全曲演奏となると流石に長い。そこでビゼーは演奏会用に組曲を再編した。それが『アルルの女』組曲である。第1組曲と第2組曲があり、それぞれ4曲ずつある。第1組曲が前奏曲、メヌエット、アダージェット、カリヨン、第2組曲がパストラール、間奏曲、メヌエット、ファランドールからなる。ただしビゼー自身の編集によるのは第1組曲であって第2組曲はビゼーの編集ではなく、ビゼーの友人でパリ音楽院の教授をしていたエルネスト・ギローにようるもので、ビゼーの死後管弦楽法に優れていたギローが煌びやかな管弦楽曲に編曲している。したがって第2組曲の有名なメヌエットは実は『アルルの女』からの編集ではなく、ギローがビゼーのオペラ『美しきパースの娘』の中の曲を『アルルの女』第2組曲に組み込んでしまったのである。今では第2組曲で1番人気のある曲かもしれない。実のところこういった事情を全く知らず、ビゼーのメヌエットといえば『アルルの女』第2組曲のメヌエットと連想されるほど有名になってしまったのである。フルートとハープによる美しい曲で、今日では戯曲『アルルの女』が上演されるとき第3幕の前に演奏されることが一般化してしまったようだ。
 このメヌエットはフルートが強調されるが、フルートという楽器は唇の薄いフランス人に向いた曲と言われる。ランパルを始め名手を大勢生んだフランスであるが、ホルンのような理屈っぽい人向きではなくラテン人に向いているとも言われ、それだけに人気のある楽器で、比較的に平凡なタイプの人の方が上達しやすいらしい?
 もっともフルートの名手となるとそれすなわち非凡ということになるようで、奇想天外な考えをしたり突拍子もない意見を言う人はこの楽器に向いてないそうです。物事を常識的に判断して処理をするという型の人がフルートに向いているととある音楽家が言っていたのである。ついでに言うとクラリネットはユーモリスト。ファゴットは道化のような人。物事にこだわる追求型の人はチェロが向いているという。またトランペットは長命の相。トロンボーンは呑べえの相。オーボエははげ頭の相。これには理由があるらしい。本当かなとは思うがそれなりに理由があるらしい。
 話は脱線したが、今日に演奏される『アルルの女』といえばほとんどが、この第1組曲と第2組曲で劇音楽の方は長いので演奏されることが少ない。でもビゼーの神髄はオペラ作曲家であっただけに組曲よりも戯曲の附属音楽の27曲を聴く方が良いんだろうけど演奏されることが非常に少ないというのが現実である。



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2017.05.18 (Thu)

昔の美術展の型録が



 美術展というのは若いときから入れて何10回行ったかか判らないが、最近、家の押し入れを片付けていたら10数年前に行った美術展の型録が出てきて懐かしくなって見ていた。そういえば当時は型録を買っていたんだなと思った。そして、どんな物が展示されていたのかと中のページをめくる。後になって判るのだが、随分と貴重な絵が来ていたんだなと驚く。
 それこそ印象派の語源となったクロード・モネ『印象・日の出』だとか、ドミニク・アングルの『泉』『トルコ風呂』、ゴッホ『夜のカフェテラス』、フェルメール『窓辺で手紙を読む若い女』、ベラスケス『マルガリータの肖像』・・・・・その他、列記してみるとレンブラント、ドラクロア、ゴヤ、ドガ、ダヴィッド、フラゴナール、ジェリコー、ラファエロ、ロートレック、コロー、ミレー、ムンク、ユトリロ、モディリアーニ、ピカソ・・・・・・きりがない。まあ、とにかく美術館通いを行ったものだ。それで一時だけ型録を買っていたのだが、これがけっこう高いから買わなくなったのだが、よく見れば何度か来ている絵があるね。あちら側の美術館の都合もあるだろうが、難度も来る絵と門外不出の絵とあるような気がする。同じ画家の絵でも人気のある絵はなかなか来ない。そういえばルノアールの裸婦の絵とかモネの睡蓮の絵とかいうのは世界中で何100枚出回っているのだといいたくなる。でも型録を見ることによって、あのときはあんな絵が来ていたのだという発見がある。意外と知られている絵が来ていたという展覧会がある。でも最近はだんだんと美術館にも行かなくなっている。もう絵も食傷気味ではあるのだが、フェルメールほど寡作となるとどれが来ても貴重ということにはなるんだけど。
EDIT  |  19:21  |  美術  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2017.05.12 (Fri)

また画面に入れなくなった

 またFC2の管理画面には入れなくなりしばらく更新出来なかった。というのも何ヶ月かに一回新しいアカウントで入らないといけないようになっているのだが、新しいアカウントを考えるのが面倒臭い。ただそれだけのことなんだが、どうしても古いアカウントを入力してしまう。すると管理画面に当然のように入れない。酷いときは二つ前のアカウントを間違って入力するときがある。これまた当たり前のように拒否される。そして苦心惨憺の末、管理画面にようやく入れるといった有様。しばらくはこの状態が続くのだが、その間、何を書き込むのか忘れてしまうことがある。こんな調子だからだんだんと更新頻度が減ってくる。しょうがないといえばしょうがない。まあ、何時まで続くか判らないが、ブログ開始から9月でちょうど10年。それまでは頑張りましょうか。
EDIT  |  19:20  |  ちょっとした日常  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2017.05.04 (Thu)

第19回高槻JAZZ STREET




 GW真っ只中。昨日と今日、高槻のジャズストリートが開催されていた。もう19回目になるという。出演バンドも788、会場も63会場。でも今年はよく行く高槻城の城跡公園が諸事情で使えず、会場の変更等があって、よく行く桃園小学校の会場等を含め、撮影は写真も含め、録音も禁止になってしまった。従ってカメラも持って行かなかったので写真を一切撮ってないので現地の様子もなし。しょうがないと言えばしょうがない。最近はスマートフォンで動画が撮れるし、そこから動画をYou Tubeに載せて公告を貼り付けて少しでも稼ごうという人が増えたからなのかメイン会場は一切才撮影禁止になってしまった。そういった関係で毎年、よく行く城跡公演会場は行かなかったし、小さい会場は入れないし、プロミュージシャンが大勢出ている現代劇場は入るのに行列の並。仕方なくまず桃園小学校に入った。ここでは屋台が出ていてテーブル席があり飲酒も出来るのだが、規制が厳しくなったみたいだ。禁煙は判るとしても、日傘は禁止(雨が降れば合羽を着ろと言うことか)、飲食物の持ち込み禁止、ペット入場禁止。録音、録画、写真撮影禁止ってなんだかホール会場並に厳しくなった。一応、小学校の校庭が演奏会場なんだけどな。ちょっと煩すぎないか。たとえば学生達の部活でこの会場に出演しているバンドの親たちなら、子供の演奏しているところを録画したり写真を撮ったりするだろう。それも禁止と言うからちょっと考え物だなと思う。プロばかりが出ているのじゃないからな。アマチュアバンドがプロに混ざってステージに立つのにと思いながら見ていた。それならアマチュアのバンドとプロのバンドを会場ごとに分けるしかないだろ。なんかおかしなことを主宰者側はやっている。去年まで何も言わなかったのに今年になって突然、規制が厳しくなった。
 まあぼやいてもしょうがない。来たからにはビールを飲んでB級グルメを食べながら二つのバンドの演奏を見ていた。最初は社会人のファンクバンド。のりが良い。ヴォーカル付きでギター、ベース、ピアノ、ドラムスに金管、木管が数人。フュージョンのような感じだがヴォーカルが必ず入る。オープニングとしては盛り上げるのに良いかもしれない。とにかくMCが面白いしよく喋る。
 その後は高校生のバンド。この会場では二日間で唯一の学生バンドである。所謂ビッグバンドなんだが、よりによって難曲ばかり演奏する。最近のビッグバンドは昔の定番のグレン・ミラーやベニー・グッドマンなんて演奏しない。シング・シング・シングなんて演奏しているのは大方が吹奏楽団だ。ジャズを専門に演奏しているところは最近は難しい曲ばかり演奏する傾向にある。なんなんだろう。これが流行かな。ゴードン・グッドウィンやマイケル・カミーロとか最近は人気だが、今日はライアン・ヘインズなんてレパートリーに入っている。それも一筋縄で行かない曲ばかり。ただ今時の高校生は難曲をサラッと演奏するから10年前に比べるとレベルが上がったものだ。そのなかでも驚いたのはピアノソロの女子。延々とピアノソロを弾く女子高生。これが完全にアドリブだと言うではないか。大体、高校生のソロってほとんど耳コピーで覚えたフレーズを演奏するのだが、即興でソロを弾きこなす。もうプロ並みだな。また男子高校生がソロでギター演奏をする。これもアドリブなのだが、またこれが凄い。これだけ速弾きをする高校生ギタリストを見たことがない。この男子もプロと言われても判らないだろう。今の高校生は音楽環境が我々の時代と違って幼いときからそういった中にいると高校生でこれぐらい上手い子がいても不思議ではないかも。我々の時は小中でリーコーダー、ハーモニカぐらいしか楽器は習わなかった。ブラスバンドや吹奏楽なんて高校生になってから始める者ばかり。今は始める年齢も早いし、ましてやジャズを中高生が演奏するなんて40数年以上前では考えられない。まあ生まれた時代が違うからしょうがないが羨ましくもある。
 三時頃にこの会場を出てあちらこちら行ったが、毎年言うようにジャズばかりじゃないんだな。民謡バンドもあるし、和太鼓のグループもいる。J-POPのようなもの、ジャズストリートと言ってもジャズばかりじゃない。まあ音楽にジャンルはなくてもいいが、これもジャンルの垣根が低くなっていったということだろう。ただある飲み屋の会場の前を通ったとき、ビートルズのThis Boyが聴こえてきた。なんだ完全にビートルズのカバーバンドじゃないか。もう何でも良いのかと思ってしまった。ジャズストリートというよりもロックストリートと改名したほうがいいのでは・・・・。それとも催しのタイトルもミュージック・ストリートに変えてしまうとか。こうなるともっと出演バンドが増えて、これ以上会場を増やせないからタイトルを変えるわけにも行かないだろうけど。
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