uncleyieのア・デイ・イン・ザ・ライフ

　醍醐寺を出てから寄った姉の家には30分ほどしかいなかった。それで醍醐地区を去って今度は蹴上に向かった。蹴上は東山区で京都市街の入口にある。明治時代琵琶湖疏水が築かれたが、ついでに蹴上に日本最初の水力発電所が造られ京都の街に市電を走らせたのである。そして、インクラインがある。インクラインとは鋼索鉄道のことである。所謂ケーブルカーのことで、産業用ケーブルカーのことをインクラインと言う。琵琶湖の疏水が京都の入口まで設けられたが、ここから京都市内まで標高差がある。疏水は船が行き来する運河の役目もしていた。ところが標高差があり過ぎる蹴上では疏水が設けられなかった。それで上の疏水から運搬船を下の疏水まで運ぶためにインクラインが造られたという訳である。今はトラック輸送が一般的になってお役御免となったが、近代化日本の発展を担ったインクラインである。そして跡だけが残り、現在は桜の名所として花見客が訪れるのである。


インクラインも大勢の人で埋まっている。すぐ近くには南禅寺、岡崎公園、哲学の道があり人出も多い。


　レールが４本。この上を台車が動いていたのだろう。


　かつて使用されたインクラインの台車と船。向こう側の疎水から船を台車に乗せて下の疎水まで運搬するのである。


まだ７分咲きぐらいかな。


緩い傾斜となっている。


桜の向こうにウェスティン都ホテルが見える。


テレビのロケ隊が録画撮りで来ていた。誰かな・・・・田丸麻紀かな？

　昨日の土曜日、それこそ久しぶりに出かけた。もう東京の方ではとっくに桜が満開で散りかけているというが、滋賀県ではまだちらほら。五分咲き程度の桜もあるが、まだまだこれからというところである。ところで京都であるがまだ満開ではない。まだ数日かかるようだが、天気も良かったので陽気に誘われて醍醐寺に行って来た。醍醐寺は行政区の上では京都市伏見区だが、東山三十六峰よりも東にあるので山科区のイメージがある。でも伏見区である。創建は874年と古く、空海の孫弟子聖宝が創建した真言宗醍醐派の総本山である。そもそも山岳信仰のあった醍醐山。ここで地主神横尾明神よい山を譲り受け、山上に准胝、如意輪の両観音を祀ったのが醍醐寺の始まりとされる。開創後は醍醐、朱雀、村上の三代にわたる天皇の深い帰依によって多くの伽藍が造られたが、何度も火災にあい寺は五重塔を残し全て消失し荒廃していた。それを復興させたのが太閤秀吉。豊臣秀吉は慶長３年(1598年)に有名な醍醐の花見を開いた。これを機に、醍醐寺には秀吉、秀頼が次から次へと金堂、三宝院、開山堂、如意輪堂等を再建させる。その名残で今では桜の名所として知られるようになるが、実のところ小生、桜の季節に醍醐寺に来るのは初めてである。ところで境内にある約900本の桜だが、まだ満開ではないので迫力に欠けている感は拭えなかった。もう３日ほど待てば良かったのだが、あいにく仕事のある日はいけない。来週になるともう散っているかもしれないし、本当に満開の時に行ける人が羨ましいと思う。



　とにかく寺院の中に入るのにチケットを買う人が行列しているのである。三宝院の庭園は必見の価値はあるが・・・・・








　醍醐寺の五重塔は国宝である。951年に完成というから古い建造物である。高さが約38m。相輪が約13mあり、塔の３分の１を占め、日本の三大名塔の一つとされる。ちなみに残りの二塔はというと法隆寺の五重塔と瑠璃光寺の五重塔。法隆寺はあまりにも有名だが、瑠璃光寺を知る人は少ない。瑠璃光寺は山口県にあるので一度訪れてみてください。



しだれ桜


三宝院の唐門である。派手な門だが国宝である。向こう側に庭園の桜の木が見える。


　醍醐寺を出てから行くところがあった。実はこの近くに姉が住んでいる。以前は洛西にいたのだが今は醍醐寺から歩いて15分ほどのところにある公団に住んでいる。電話で在宅を確認して寄ってみた。姉が言うには醍醐寺は散歩には良く来るが、真冬や真夏は閑散としているらしい。でも桜の名所として知られているので桜シーズンは恐ろしいほどの人がやってくるから、まず近寄らないという。なるほどねえ。でも醍醐寺の周囲はごくありふれた住宅地だから、ここだけ浮いている感じがするが環境問題に敏感で、この付近、学校も３階以上は建てられないらしく地下教室があるらしい。これも地元民しか判らない悩みかな。

　２週間ぶりぐらいの更新かな。あまりにも仕事が忙しくてさっぱり更新できなかった。ようやく３月末で年度末の決算が終わり、やっと落ち着いてきた。それで今は黄昏ているのだが、これから以前のように更新が再開できるかな・・・。といっても週一ぐらいのペースだろうが、もう少し趣味のブログらしい記事が書けるかな。それでは今日は書かないが、明日からまたぼちぼちと更新していくつもりなので宜しくおたのもうします。

　午前中に続いての更新。最近では珍しい。朝更新して昼寝するのではと思ったかもしれないが、寝る前に腹ごしらえをしなくてはいけない。それで焼きそばを作った。これで二人前である。日頃は晩飯など自分で作ることはあまりない。とにかく時間がないというのもあるが食材を買う暇もないからなおさらである。しかし家にいる日曜日は自分で朝、昼、晩の食事は自分で作るようにしている。何故なら自分の好みの味は自分が一番判っているからである。それで自分で出来る限り作るようにしているのである。

　それｄえ今日の昼食用に作ったのが焼きそば。簡単に作れそれなりに腹もふくれる。焼きそば二人前に、イカ、キャベツ、豚肉、卵・・・・・。すぐに作れるのでこういったときにはいい。ただ焼きそばだけでは何だか、祭の屋台で食べているみたいだし、ここにビールをつける。缶ビール二缶。アサヒのスーパードライとキリンの一番搾り。小生はビールなんか５本飲もうが10本飲もうが、その程度では一向に酔わないので水代わりかな。といっても喉が渇くので水もかなり飲むのだが、自分で作った焼きそばは実に美味だね。だから出来る限り他人に作らせない。本当なら家で食べる食事で自分で食べるものは自分ですべて作りたいのだが日頃は忙しいので難しい。なので日曜日の昼なんて自分で何かを作ってビールを飲むのである。情けないが今のところ、これしか楽しみがない。そして、ビールを飲んでそこそこ気持ちよくなり(酔わなくとも心地よくはなる)横になるのである。すると頭の中が空っぽになり何時のまにか寝入っている。といっても昼間なので２時間ほど居眠りするだけだ、この昼寝のあとが何とも気分爽快なのである。それでこのところ日曜日になると行う習慣になってしまったのである。ただ昼寝をし過ぎて肝心な夜になって寝られないということも有りえるので、昼寝もほどほどに。さあ、寝よ。

　何時の間にやら３月も中旬になる。今日は親父が死んで10年になる。脳梗塞で倒れてから身体障害者として20年以上寝こまれて往生したものだが、正直なところ亡くなった時はホッとした。まあこれといって親孝行も出来なかったが、それ以前に色々と足枷になり面倒だったことは確かである。今週は20日が春分の日で墓参りにでもといいたいが、またも祝日出勤だ。なので墓参りも中止。なんて言う会社だ。２月から悉く土曜出勤、祝日出勤、そして毎日の深夜残業が続いていてクタクタである。

　これだけ仕事をやってもやっても仕事があるというのはどうなっているのだろうか。株価はいくらか上がっているようだが、まさかアベノミクスの影響でもあるまい。経済なんてそんなに簡単にいくわけではない。でも仕事量が半端なく多い。３月決算というのもあるが、滅茶苦茶に仕事をやらされている。ただただ疲れるのみ。寝不足だし身体のあちらことらが痛いし、肩はこるし、頭痛はするし、眼は充血するし困ったものだ。血圧は高いから降圧剤を飲んでいるのだが、その薬を切らさないようにしないといけないし、その日だけは定時で帰るが残りの日は毎日残業という有様。これだと気がつけば職場にいる感じで、それ以外の記憶が全くない。家に帰ると寝るだけ。朝も早いからただ眠たいだけ。小生は睡眠時間が他人よりも遥かに短いとは思うが、それでも寝不足気味であくびばかりが出る。とにかく疲れていて眠たい。なので貴重な日曜日というのはあさ７時には起きているが、また昼にもなると眠くなるのでウタウタと昼寝をするのである。それこそ春眠暁を覚えずだ。といいたいが朝は寝不足でも目が覚めるので暁を覚えずということはまずないが、昼下がりがどうしても眠たくなる。それで午前中に更新をしているのだが、おそらく昼からはスペインみたいにシエスタに入ると思う。おそらくグリーグの抒情小曲集やドビュッシーのベルガマスク組曲、子供の領分、エリック・サティのグノシェンヌなんかを聴きながら横臥していると知らぬ間に寝入っている。まあ、このところ日曜日になるとこんな調子なので、今日もお昼寝タイムであろう。まあ、そうでもしないと疲れが取れる筈もないのだが困ったものだ。早く４月にならないものか・・・・・。４月にならないと以前の生活サイクルが取り戻せそうもないからな。

　またも一週間ぶりとなってしまった。でもまだこの猛烈な忙しさは続く見込みで当分、早く帰れそうもない。この前の月曜日なんかは悲惨で、何時もより僅かに早くし仕事が終わったと喜んでいたら、なんのなんの電車に乗ったら人身事故で電車が全て京都駅寄り先は運転休止。仕方なく電車の中で缶詰状態。ノロンロと京都駅までは行きついたが、そこから先は動かない。拙者の家は京都駅より西にある。したがって代替輸送の証明紙を貰って地下鉄、阪急電鉄と繋いで帰宅。所要時間は２時間40分。家に着いた頃はクタクタ。空腹にもかかわらずパンとおにぎりを食べて急いで寝た。火曜日以降は例によって深夜帰り。もう身体がガタガタで寝不足。こんな体調で仕事が捗る筈もないがそうともいってられないので毎日、遅くまで残業し、昨日の土曜日も出勤。そして残業。

　朝の７時に起床。拙者としたら遅い方だ。今日は朝から生温かい空気が漂っていて３月の気候とは思えない。先日までの寒さが信じられない。ところが気温は下がらないものの、天気が一変した。午前中の間に黒い雲が広まり、ポツポツと雨が降りだし猛烈な風が吹きだしたではないか。まさに春の嵐だ。そして今は雨音が聞えるほど雨がしっかりと降りだした。外は薄暗くて雨が降り風も強い。朝方の平穏な天候からは想像も出来なかった。

　ところでまだあまり書いてないが、どうも疲れが抜けないでいるのか今も眠くて眠くてしょうがない。それで今から昼寝をすることにした。なので今日も、ブログの更新はここまで。さて疲れをとるために今から横になるとしよう。寝られはしないが。

　一週間のご無沙汰でしたというとロッテ歌のアルバムの玉置宏だが(古すぎるかな)、最近はブログ更新もこの状態である。とにかく一週間６日間残業で働きづめ。ほとんど家に寝に帰るぐらいといった毎日で、パソコンを開くことも出来ない状況が２月からずっと続いている。引き続き３月も同様の模様なので、更新どころではないかな。

　べつに小生、さほど労働が好きというのでもないが、立場上ほっておくわけにもいかないから好きでもない労働に毎日、従事している訳であって、好きでもないことをお金のためとはいえ、尽くさなければならないのは実に辛いものである。とにかく気がつけば毎日、職場にいる。拘束時間が連日これほど長いと何をやっているのか判らなくなる。あとは電車に乗っているか寝ているか、それ以外はこのところ何もやっていないかな。おかげで最近はかからなかった風邪をひてしまった。なんということだ。

　遊んで家宅が午前様というのは昔はよくあったが、今は家と職場の往復だけなので、ただのワーキングマシンだな・・・・ああ、情けない。

　と文句をいってもしょうがないが、来週も同様に忙しいし、まだまだこの猛烈な忙しさが続くのである。それにしては給料に全く反映しないっていうのはどうなっているのだろう。如何に会社に搾取されているかということになるのだが、これが今の社会の現実なのである。結局、儲かる人は一部であって、大勢はそれに従うしかない。そして馬車馬のように働いて体力を奪い取られれて使い捨てられるだけ。どうせ給料が上がらないなら仕事は楽な方が良いに決まっている。なので張り合いも何にもない。判っているのかな安部首相・・・・・。巨大企業ならともかく中小以下の企業には従業員の給料を上げよという余裕なんてどこにもないのだよ。実績を延ばしても人件費に回す余裕なんてないのである。ローソンがやったことなんてそれこそ多くの企業のごく一部だけのこと。日本のそれこそ星の数ほどある企業の大部分は、それこそ生き抜いていくだけで精一杯。それが今の日本の実態なのだから・・・・・。