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2012.03.31 (Sat)

またまたまた雨の土曜日であった

 本当にどうなっているのか知らないが今日も朝から雨。これで3週連続、土曜日が雨。偶然とはいえ呆れかえる。昨年の秋も土曜日が雨という日が続いたが今春も同様。せっか土曜日に用事を済まそうと考えていたものが、またもぶち壊された。昨日まで雨など皆目、降らなかったというのに夜中から降り出し今日の午前中は猛烈な雨。そこへ強風が吹き荒れて春の嵐だ。これでは出て行けやしない。困ったものである。

 午後からようやく雨が小やみになったから出かけたものの、突然降りだしたりするなど天候が不安定。これだと遠出はできない。仕方なく耳鼻科に行って、その足で買いをして帰宅する。すると空は青空が見えだしたものの、黒い雨雲が流れてきて急に雨が降り出す。これだと先週とまったく同じではないか。狐の嫁入りもあれば春嵐もある。どうも安定しない天気だが、まだ桜も開花していないから、例年よりも気温が低いのだろう。近年にしては珍しい。

 今の時間は陽が照っているのだが、南の空は黒い雨雲で覆われている。一昨日は快晴で気温が上昇し、4月下旬か5月下旬の気温だったものの、また雨により気温が下降。まだ我が家の周辺では桜が開花していない。例年だと満開の時もある。ここ数年では間違いなく桜の開花が1番遅い年だろう。まあ、いつ桜が咲こうがあまり気にしたことはないが、どうやら30年ほど前に桜が満開になっていた頃と同じ時期に今年は満開になるのではないだろうか。すると来週の土曜日あたりが桜の見ごろになるのだろうか。それで来週はカメラを持って桜の写真を撮りに出かけてもいいかなとは思うが、これも来週の土曜日に雨が降らなかった場合に限る。どうもこのところ毎週土曜日に雨が降るサイクルに入っているようだから、そこからなかなか抜けられないでいる。春先は雨が多いというのは通り相場だが、今年はさほど雨が多いというのでもない。なのに土曜日毎に雨になる。来週こそは晴れてほしいとは思うが、またまた雨になっているかも。すると花見どころではなく、またまた愚痴を並べている事となるだろう。それで今日も、ダラダラと愚痴を書き連ねて意味もない内容で終わるとしよう。
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2012.03.25 (Sun)

第42回高松宮記念

 日本中央競馬会の今年のG-Ⅰレース第2弾、第42回高松宮記念記念(G-Ⅰ・4歳以上、芝1200m、18頭)新装なった中京競馬場で行われた。新しい中京競馬場は馬場も大きくなりこれまでの小回りコースからやや大きくなり直線コースも412mありホームストレートにも坂が設けられ、これまでのスピードだけで一気に駆け抜けるコースから力が必要なコースとなって見応えが出来た。

 そして1番人気はロードカナロア、2番人気はカレンチャンと安田隆行厩舎の2頭が上位人気を独占。3番人気がサンカルロ、4番人気がジョーカプチーノ、5番人気がマジンプロスパーであった。

 2コーナーを回り切ったあたりからのスタート。18頭が一斉に飛び出したがハナを奪ったのはエーシンダックマン。2番手には1番人気の芦毛の牝馬カレンチャン、そのあとにマジンプロスパー、ロードカナロア、レジェトウショウ、ダッシャーゴーゴーといったあたり。馬群は早くの3コーナーから4コーナーで相変わらず先頭はエーシンダックマン、2番手にカレンチャン。直線に入りエーシンダックマン先頭だが、あと300mでカレンチャンが先頭に出る。カレンチャン先頭。2番手に内のロードカナロア、外にダッシャーゴーゴー、しかし先頭はカレンチャン、カレンチャン先頭。2番手をロードカナロアとダッシャーゴーゴー、いずれの3頭も安田隆行厩舎だ。安田厩舎の上位独占か・・・・・。しかし、サンカルロが伸びて来た。外からサンカルロが伸びて来た。サンカルロが2番手に上がった。しかし、先頭はカレンチャンでゴールイン。

 1着カレンチャン 1分10秒3、2着サンカルロ クビ、3着ロードカナロア 1/2馬身、4着ダッシャーゴーゴー 
クビ、5着マジンプロスパー 3/4馬身。

 カレンチャンは昨年秋のスプリンターズSに勝っているので、これでスプリントG-Ⅰレースを秋と春連覇したことになる。

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2012.03.24 (Sat)

雨に振り回されて

昨晩から降り続いていた雨が、今朝になりやんでいて陽が照りだした。これは幸運とばかり野暮用を済まそうと思い出て行ったのだが、一日中おかしな天気であった。

 大阪の梅田の地下街に二、三時間いたので気にならなかったが皆、傘持っているではないか。雨かと思い地上に出たら激しい雨が降っていた。参ったな。もう雨はあがったとばかり思っていたのに、おかしな天気である。空は青空が見えているのに雨が降っている。狐の嫁入りか・・・・・空を見上げると青空が見えてはいるが、半分ほど雲がかかっている。それも黒い雲だ。雨雲が通り過ぎたのである。これも通り雨だろうと考えていたが、夕方、電車で帰宅する途中、またまた途中で雲行きが怪しくなってきて、突然のように激しい雨が車窓を叩く。一体どうなっているのだ。するとまた晴れて来た。まったくおかしな天気である。

 これだから行動範囲が狭まれるのだ。朝、出かけるときに晴れ間が覗き太陽が顔を出していたから傘を持って出なかったのだ。案の上、駅から動けない。暫く待つと雨がやんだが、歩いている途中にまた降り出す始末。しかし、本当に土曜日になると雨が降る。何も土曜日に限って降らなくてもいいのだが、先週に続いての雨。空を見上げて恨んだが、どうすることもできない。それでさっさと帰宅したのだが、こんなおかしな雨の降り方もないだろう。先ほどまで雨が降っていたが今やっとやんだ。それにしても土曜日になるとよく降るな。平日は降らないのに・・・・。
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2012.03.21 (Wed)

なごり雪

 今年は暖かくなりそうでならないから、桜の開花もやや遅れるかもしれない。今日なんか京都では晴れていて放射冷却のせいか寒かった。これが近江の国に来ると雪がちらほらしているから面食らってしまった。もう春分の日も過ぎたし啓蟄もすぎたし東大寺二月堂のお水取りの終わったし春の高校野球も始まった。なのに随分と寒い。

 放射冷却で冷えた朝は陽が照るので日中は気温が上昇するものだが、今日なんか気温がさっぱり上がらずに風だけがやたらと冷たいから驚く。春の陽気には程遠く、春は名のみの風の寒さよ。湖西の山々が見えるが頂には冠雪が、あれは比良山系か・・・・・。昔、サンケイバレーというスキー場があったところだが、今はびわこバレーという名のスキー場。確か山頂にあったと思うが、3月の下旬になっても冠雪が見られるから面白い。まさか湖西の平地では積もっているのではないだろうな。どちらにせよこの時期で降雪が見られたというのもあまり例がない。でも春が短くていきなり暑くなりそうな予感がする。これだから体調を崩しやすいのだが、せめて暑くなる前に今の寒さを楽しんでおくとしようか。なにしろ小生は暑いのが大嫌いだから・・・・。

 今日は短いがこのあたりで失礼。 
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2012.03.18 (Sun)

スプリングS、阪神大賞典

 今日も朝から曇り空だが昼から薄暗い雲が立ち込めて雨。本当に雨が続くと鬱陶しい。こんな春先の曇天の中東西でスプリングSと阪神大賞典が行われた。

 まず中山のスプリングS(G-Ⅱ・3歳、芝1800m、14頭)だが重馬場。3戦全勝の2歳チャンピオンのアルフレードが出てきて注目された。しかし、1番人気はディーププリランテ、2番人気にアルフレード、3番人気にグランデッツァ、4番人気マイネルロブスト、5番人気ゼロスだった。

 スタートからコウユーサムライ、ビービージャパン、ゼロスの3頭が行った。離れた4番手にディーププリランテ、そのあとにさとのぷらいましー、グランデッッツァ、ロジメジャー、アルフレードといった順で向こう正面に入る。前の3頭が5馬身ほどリード。離れた4番手がディーププリランテ。そのあとは集団。スローペースだが3、4コーナーで後続が一気に接近。ディーププリランテが外目を通って3番手から4番手の位置で直線に入る。ここでデイーププリランテ先頭に立つ。ディーププリランテ先頭。ディーププリランテ先頭。グランデッツァが2番手にあがる。ディープ先頭、ディープ先頭。グランデッツァ伸びる。グランデッツァ伸びる。ディープ粘る。ディープ粘る。グラデッツァが来た。グランデッツァが来た。とらえたとらえた。グランデッツァが1着。

 1着グランデッツァ 1分50秒7、2着ディーププリランテ 1馬身1/4、3着ロジメジャー 3馬身1/2、4着サトノギャラント ハナ、5着ビービージャパン 2馬身。

 今年初出走の2頭。アルフレードは12着惨敗。グランデッツァは復活。どういったらいいのだろうか。皐月賞は人気が割れそうだが、昨日の阪神で勝ったワールドエースが本命になるのかも・・・・・。

 阪神競馬場で行われた阪神大賞典(G-Ⅱ・4歳以上、芝3000m、12頭)は昨年の年度代表馬でクラシック三冠馬のオルフェーヴルがいよいよ出走してきた。人気も圧倒的だったが・・・・・・・・・・・。

 長丁場3000m。スタートからギュスターヴクライ、ビートブラック、ジャガーメイルが前に行き、その外目をオルフェーヴル。だが最初の3コーナーでナムラクレセントが一気に先頭に出て瞬く間に5馬身リード。正面スタンド前でオルフェーヴルが2番手に進出。さらにナムラクレセントに並びかけ、2コーナーを回って2周目の向こう正面で先頭に出てしまった。さらにリードを広げるのかなと思った矢先、とんでもないことが起こる。オルフェーヴルが口を割ってクビを振り外にバカついてしまった。外ラチの方にふくれてしまい失速。ズルズル後退してシンガリから2番手の位置。また悪い癖が出たか・・・・。すると4コーナーに向かうところでまたまたオルフェーヴルが闘志を出して馬群の外から上がってきた。なんて言う馬だ。直線に入り前をまたとらえようとする勢い。しかし、これまでかなり無駄な脚をつかっているオルフェーヴル。内から伸びたギュスターヴクライまではとらえきれず2着に終わる。

 1着ギュスターヴクライ 3分11秒8、2着オルフェーヴル 1/2馬身、3着ナムラクレセント 2馬身1/2、4着ヒルノダムール 1馬身1/4、5着ジャガーメイル 2馬身1/2。

 何かオルフェーヴルの独り相撲のようなレースだった。まともに走れば圧勝だったろうが、昔の悪い癖がここにきて出てしまったのかな。もう古馬になっているから落ち着いているかと思ったが、悪癖はどこかで出てしまう。これさえなければこの馬は史上屈指の名馬になれるのに・・・・。でもこの気性がいい方に出るととんでもなく強いのである。しかし、この馬は立派な成績ではあるが個性派の部類に入る馬でもある。昔、カブトシローという稀代のクセ馬がいたし、気まぐれジョージというエリモジョージもいた。どちらも勝つときの強さは強烈だったが、負ける時はもろくも惨敗する。オルフェーヴルは惨敗はしないが、外ラチに走っていくという悪い癖がある。時々、このような馬が出てくるが、菊花賞で外ラチにぶつかって騎手を振り落としたヤマゼントップ。皐月賞で3コーナーから4コーナーの外ラチに逸走したアカネジローマルを思い出さずにはいられない。またイブキマイカグラなんていうのもいた。何れもバカつく癖があった。

 これでオルフェーヴルの連勝はストップしたが自滅みたいなものだ。今後、この馬の出世を阻むとしたらこの悪癖が出た時かな。まあ、困ったものだ。こんな滑稽な三冠馬初めてだ。
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2012.03.17 (Sat)

雨の土曜日

 朝からしっかりした雨。昨日は晴れていたし朝は寒かったから今日、雨が降るなんて想像できなかったのだが、昨晩から降り出して今朝も強い雨が降り続いていた。せっかくの休日の土曜日だったのに、またまた雨が降った。春先は雨がよく降ることは理解していても土曜日に限って雨が降らなくてもいいものだが、思うようになってくれない。これで用事を済まそうと思うものの行動範囲が狭まれてくる。まず洗濯物も乾かない。布団も干せない。買い出しに行くにしても大きな荷物が持てない。したがっていいところがない。せめて土曜日ぐらいは晴れてほしいのだが、お天気ばかりはどうすることもできない。とにかく小生は小学校のころから雨男と言われてきたからしょうがないとは思っている。

 なにしろ子供のころから行事があると何時も雨が降っていたという記憶がある。小学校の遠足は何度か雨が降っていたし、運動会も6年間で2度ほど雨で延期に成っていた。こんな頃のことを覚えているほどだから、よほど雨にたたられた印象が強いのだろう。当然、1泊2日の修学旅行も雨が降っていた。それが中学校に成るとさらに雨男の本領発揮で、中学2年の臨海学校は集中豪雨で中止。秋に林間学校に変更になったがこれも雨だった。耐寒マラソンも雨で中止。中3の春の修学旅行は3日中、2日が雨。その年の文化祭も土砂降りだった。高校に入ってからも体育祭が雨の中で強行開催されたことがあったし、6泊7日の修学旅行も2日間は雨が降っていたのである。

 結局、大学時代も含めて社会に出ても雨との関係は因縁深い物があり、何かと雨降りとは切っても切れない関係にあるようだ。まあ、偶然の一致にしか過ぎないのだが、それにしても雨に邪魔されることが多かったように思う。

 それで今日、午前中は強い雨が降っていたので、大阪市内まで出ずに比較的に近い高槻の街に行った。最近はこの街も立派なショッピングゾーンや店が増えて買い出しに行くのにも充分満足度を満たしてくれるようになった。なにしろ小生は静かな緑の多いところに住んではいるが、いざ買いものとなると専門店が皆目ない。それで出て行くのだが、久々に高槻の駅に降り立ったら、マイクを持って喋っている女性がいた。どこかで聞いたことのある声だと思ったら辻元清美だった。

 久しく見なかったが赤い上着を着て何やら喋っていた。そういえば高槻は辻元清美の本拠地だった。この大阪10区から選出されている衆議院議員だったかな。もっとも小生は大阪の府民ではないので投票用紙に彼女の名前を書くことはあり得ないが、まだ国会議員をやっていたのだな。なんだか東日本大震災から1年。復興への首相補佐官として任命され、震災被災地へ何度も赴き被災地支援の最前線で苦悩したようなことを話していた。そして、今後も復興のため尽力を尽くすとか・・・・・まあ、それは政治家として当然だな。

 そこで思ったのだが、日頃は国会議員というのは何をしているのだろうか。国会が年から年中あるのでもないし、必要なようであまり必然性を感じ取れない職業である。我々の声を聞いて国に働きかける代弁者のようなものなのだろうか・・・・・・。結局、全国の選挙区から選ばれて地域を代表して国会に出ていくからには威勢はいいが、それ以外だと目立たないし存在感をあまり感じない。このような国会議員が衆参あわせて、この国には何100人いるのかな。これらの給料は歳費と言って国から出るのだろうが、これも考えてみたら税金から賄っているようなものだ。最近、野田首相は消費税率を上げることばかり躍起になっているが、先に無駄な歳費を削減するべきだろう。消費税率引き上げなんて最も安直な方法だ。今まで消費税の引き上げを行ったところで、肝心なところに使われてなかったというのに、今回も同様の過ちを犯すのではないだろうか。所詮、この国で北欧並みに消費税率を引き上げたところで教育費が無料に成るわけでもないし、老後の年金が保障されるというのでもないだろう。所謂、貧乏人いじめでしかない。誰からでも取れる税金なので税収確保は容易いが、これでますます貧富の差は顕著になる。もっと頭を絞って知恵を出せないものかな・・・・・・。これだから高給取りの政治屋さんは嫌いなのだ。
EDIT  |  17:13  |  時事  |  TB(4)  |  CM(0)  |  Top↑

2012.03.12 (Mon)

イライラ、イライラ

 寒の戻りではあったがちょっと寒すぎる一日であった。朝、家を出たら外はうっすらと雪化粧。京都市内では雪が舞っていた。この調子だと湖国ではやばいか・・・・・と二つのトンネるを抜けて大津の駅に到着。でも意外と雪はチラホラ。職場の近くも晴れていたのでとり越し苦労だった。そして月曜日、さっさと仕事を終えて最寄り駅まで急ぐ。無事に電車に乗るが・・・・・とここまでは順調だったのだが・・・・。

 京都駅到着寸前で電車が急停車した。すると車内アナウンスが「電車が信号を受け急停車しました。今、確認をしております」だというのだが、何の事やら判らない。しばらくして京都線内に人が侵入した模様で、今、安全確認をしているとのこと。こうして電車が動かない。でも5、6分ほどして京都駅に到着した。だが、ここからが動かない。上下線とも電車が停まっている状況で、安全確認を行っているとはいうが何時動くのか判らない。イライラするなあ。もし30分も停まっているのならさっさと地下鉄、阪急と繋いで帰るのだが、まもなく動くと言うではないか。なので降りるのを躊躇ったのだが相変わらず動こうとしない。するとまたた安全確認を行っているのでお待ちくださいというではないか。いったいどっちなのだ。まだ待つのか、すぐに動くのか。本当にイライラする。何時の間にやら20分経過。其れから間もなく動きだしたがノロノロ運転。やっと自宅のある最寄り駅に到着したが30分以上遅れてしまった。線路内に人が立ち入ったので安全確認を行ったのだが、それにしても時間がかかり過ぎる。それに言うことが二転三転。本当にイライラした。しばらくJRは延着がなかったので気にならなかったが、またまたJRはよく遅れるようになってきた。湖国へJRで通うようになって3年と9ヶ月になるが、これまで何度、電車が延着したか数えきれない。人身事故、車との接触事故、踏切の遮断棒が破損、信号トラブル、落雷、強風、豪雨、大雪、乗客同士の喧嘩、急病人が出たたため、そこへ線路内侵入。もう延着の原因が多すぎて頻繁に遅れる。もう腹が立つ以上に「またか」思いつつ、笑ってしまうしかない。でもイライラするなあ。阪急で通っていたときは延着なんて滅多になかったのにと思いながらも、どうしようもない現実に諦めるしかないのだが、早く今の職場から立ち去りたいものだ。あまりにも通勤に時間がかかり過ぎる。
EDIT  |  21:15  |  その他  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2012.03.10 (Sat)

誰も訪れない京都の旧跡・・・・・羅城門跡

 3月になって暖かくなってきた。2月とは違って休日ともなると家にいるのがもったいない気がしてどうしても外出してしまう。もっともお金がないと物も買えず贅沢な食事もできないが、ぶらぶらと歩くのだけはタダである。この季節そういう訳で京都は急に観光客が急増するのだが、清水寺や高台寺から円山公園に抜けるあたりは人で溢れている。また例によって嵐山、嵯峨野も人だらけ。金閣寺、竜安寺、仁和寺と続く道も人が多い。銀閣寺、哲学の道あたりもしかり。また壬生寺周辺も最近は新撰組の人気もあってか若い女の子が大勢つめ掛ける有様で、どこもかしこも京都は観光客だらけということなのである。でもこんな京都ではあるが、さっぱり人の訪れない旧跡と言うのも多々ある。なにしろ1200年の歴史を誇る日本の都文化の集積地であった街が京都である。なので由緒あるところがそこら中にある。とはいえ観光案内にも殆ど載ることもなくしたがって誰も訪れない。いや歴史マニアは訪れるだろうが・・・・・・。それでこういったところにスポットを与えてみようと思い小生は今回訪れてみたのだが、それが羅城門跡である。羅城門とは羅生門ともいうが、794年に平安京遷都がなされた。所謂、これが現在の京都の始まりなのであることは歴史の授業で教わることなのであるが、その平安京の正門のことを羅城門という。

 延暦13年(794年)、鳴くよ鶯、平安京じゃないけども桓武天皇によって長岡京から現在の京都市内に都が移された。それが平安京である。山背国葛野の地に南北5.2㎞、東西4.5㎞に及ぶ都が建設されたのである。形は平城京と似通っているが、大和盆地の平城京と違って周囲に大きな川があったということである。すると水運もよく四方の国の人が集まりやすいと考えられたのである。したがって最初の平安京は鴨川の西、桂川の東の平らな盆地に造営されたのである。でもこの地の選定は唐の国から伝わる風水の考えによるものともいわれるのであった。それで北東の位置に比叡山があるのだが、平安京の鬼門にあたる北東は王城鎮護の山とされたのである。一方、平安京を造営するに当たり北の起点となったのが船岡山である。船岡山は標高112mほどの丘であるが、この山のすぐ南に大内裏があってその中に大極殿が建てられたのである。こうして都の王城を中心にして都が造成されていったのだが、その大内裏からまっすぐ南に向かって造られた大きな通りが朱雀大路だった。朱雀大路は道幅が約84mという大きなものだった。そして北から南に向かって一条から九条までの大路が造営され東西南北を碁盤の目が走るような見事な平安京が形成されたのである。そして、その朱雀大路の南の正面入り口に羅城門という巨大な門が建てられたのである。いわば羅城門は平安京の玄関であったということである。

 さてさてこんな歴史の重要な地である羅城門なのに、現在は寂れてしまい石碑が残っているだけというのは一体どういうことなのだろうか・・・・・・。それはその後の京都の歩んだ歴史が物語っている。まず794年に平安京が造営されたが、この平安京と言うのは今の京都市街地の位置からすると西へずれている。今の京都市内で言うと平安京の西端は今の西京極。東端は寺町だという。こんなことを書いても京都の人しか判らないかな。まあいいか。先に話を進めるとする。するとその後、京都の市街地は東に移っていったことになる。その理由であるが、朱雀大路よりも西は右京と言われるが、右京の地は当時、桂川の湿地帯にあったため平安京が造営されても一向に宅地化が進まなかったのである。とうとう100年後には平安京内では禁じられていた農地へと転用されてしまい、時の貴族たちは左京北部へ移っていったのである。それで藤原氏を始め左京北部が上流貴族の密集地となってしまったのである。一方、貧しい人達は平安京の東端よりも東の鴨川沿いに住み始め、さらに鴨川よりも東には寺院や別荘が建てられたという。そして平安遷都から200年後の980年には羅城門がとうとう倒壊してしまったのである。それで、朽ち果てた羅城門周辺は荒廃していき、周辺は治安悪化の一途をたどり夜ともなれば誰も近寄れなくなったのである。芥川龍之介の小説『羅生門』でもお馴染みだろう。いつしか羅城門は死者を捨てていくような荒れ果てた地となった。そして現在まで再建されることなく、羅城門は石碑だけが残っているのである。

 さて、そんな羅城門跡を小生はこのたび訪れてみた。ちょうど京都市街地の南端辺り。ここに東西に走る大通りがある。これが九条通である。今は西半分が国道1号線と171号線に属するが平安京時代は都の一番南の大路であった。この九条通沿いに東寺があるが、その東寺の五重塔を横に見ながら九条通を西へ向かって歩くこと5、6分、すると羅城門と書かれたバス停がある。そのバス停のすぐ近くから路地に入ったところに児童公園がある。そして公園の中に石碑だけが立っている。その石碑が羅城門跡の石碑である。今から1200年前はそれこそ巨大で豪奢な平安京の正門が屹立していたのだろう。それが、今は何と寂しいことか。これだと誰も訪れはしない筈だ。しかし、遠く平安京に夢を託せば、遠方からやっと都にたどり着いた人達が心を躍らせて羅城門を見上げたことだろう。

 この羅城門から真っすぐ北に向かって朱雀大路が伸びていたことだろうが、1200年後の今日は何処を見ても民家ばかり。昔の朱雀大路は今で言うと千本通にあたるというが、道幅の広さはずいぶん狭くなっている。京都の歴史は言い換えれば波瀾万丈の歴史と言ってもいいだろう。当時の平安京よりも今の京都の市街地は大きくなっているし、都の正門だった羅城門も今では市街地に飲み込まれてしまった。あまり変化のない街と言われる京都ではあるが、流石に1200年の隔たりは大きすぎる。今では平安京の一端を見ることは何もできないのである。


 現在の羅城門跡
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2012.03.07 (Wed)

芥川龍之介・・・・・『蜘蛛の糸』を読む

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 子供の頃といっても小学生の高学年になっていただろうか。芥川龍之介の短編集を読んだものだ。とはいっても芥川龍之介の作品のほとんどは短編なんであるが、小学生にとって長編小説というのは荷が重いというかとても読みこなせない。そこで芥川龍之介の作品群が登場するのであるが、読書慣れしていない小学生にとって、芥川の短編小説はちょうどいい教材だったのかもしれない。また学校の方でも夏休みの読書感想文用に芥川龍之介の小説の幾つが指定図書にリストアップされていたものだ。たとえば『羅生門』『鼻』『芋粥』『地獄変』『杜氏春』『藪の中』『トロッコ』『河童』『歯車』・・・・・といった著名な小説がある。これらの多くは当時の小学生が読むように教師から薦められ読んだものである。各自、理解できるかどうかは個人差があるので推し量ることが出来ないが、こういう私も芥川龍之介の小説は短編とはいえ理解していたとは言い難い。つまり短編が多いが、その短い小説の中にも中身が濃いというか長編にも匹敵するほど多くの意味が凝縮されているので、小説の大意とするもの意図とするものが判りにくかったというのが本音である。

 そんな中でよく覚えている短編が一つある。それが『蜘蛛の糸』である。文庫本にしてたったの5ページにしかならない小説。でも、とても短い小説の中にも、籠められている意味が成長途上の少年の心に突き刺さるかのように心の中に入ってきたものである。あらすじを言うと・・・・・お釈迦さまがあるとき、極楽の蓮池を通して遥か下にある地獄を覗いてみた。その地獄には多くの罪人たちが苦しみもがいているのであった。そんな中に犍陀多(カンダタ)という男が目に留まったのである。カンダタは生前に人を殺したり放火をしたり色々と悪事を働いたのだが、それでもたった一つ善いことをしたのだった。それは小さな蜘蛛を踏み殺そうとしたが思いとどまり命を助けてやったということであった。お釈迦様はそれを思い出し、それだけの善いことをしたのならカダタを地獄から救い出してあげようと一本の蜘蛛の糸を地獄へ下ろしたのである。

 ある日、ガンダタは自分の頭の上に銀色に光った蜘蛛の糸が垂れ下がっているのが眼に入り、この糸を辿っていけばきっと地獄から這い上がれ、うまくいくと極楽にも行けるかもしれないと考え蜘蛛の糸を昇り始めたのである。どんどんと昇っていくのであるが、地獄と極楽の間には何万里もある。流石に罪人のガダタも疲れ果て一休みするつもりで糸にぶら下りながら下を見たのである。一生懸命昇ってきた甲斐があって血の池も針の山も遠ざかってしまい、このまま昇っていけば地獄から抜け出すのも存外わけがないと思い「しめた。しめた」と笑ったのである。ところがふと気がつくと、下からは自分が昇ってきた蜘蛛の糸を罪人どもが蟻の行列のように続いて昇っているのである。このままでは蜘蛛糸が重さに耐えきれず切れてしまうだろう。ガンダタは恐れて「この蜘蛛糸は己のものだぞ。下りろ下りろ」と喚いたのである。すると、その瞬間に糸は切れてしまいガンダタは再び地獄に落ちてしまったのである。

 以上が『蜘蛛の糸』のあらすじである。簡潔な小説であるが、この中には色々な意味が込められていると思う。人間には善人と悪人がいる。何処で区切るかは難しいが、殺人や放火をしているからガンダタは悪人なのだろう。それで罪人として地獄に落とされた。でも一度だけ善い事をした。それが蜘蛛を踏みつけようとせずに助けたということ。それで一度、地獄から這いあがれるチャンスを与えたということ。罪人の中にも善の心は持っている。その心さえあれば改心出来るチャンスはあるので苦行の末に地獄から這いあがらせてあげようというものか・・・・・・。しかし、ガンダタが自分のあとから糸を昇って来るのを見て、糸が切れては大変だ。糸は俺のものだ。と喚いた瞬間に利己的な欲求だけが込み上げてきた。釈迦はそれを見て、再びガンダタを地獄に追いやった。つまり他人を思いやる心と利己的な欲求は表裏一体であるものの、自分だけが助かろうと身勝手な思いが勝った瞬間、ガンダタは地獄に舞い戻っている。釈迦がどれだけ慈悲の心を持とうとも受け取る側の人の精神が腐敗しているとご加護を受けることが出来ないということなのか。

 この短編小説の言わんとするところは凡そそのようなものかもしれないが、実はもっと深い意味がそこには込められているかもしれない。残念ながら小生の読解力では判りかねるが、世の中のほとんどの人間の持つ醜さというものは罪人ガンダタと大して変わらない。もし、自分とてガンダタと同じような状況に追い込まれたならば、ガンダタと同様にこれは俺の糸だと叫ぶであろう。ガンダタがけして愚かな奴だなんて思えないし彼が自業自得だなんて笑えない。おそらく人間の本質というものはガンダタのようなものだと思う。

人間には色々な煩悩が多い。煩悩は我執から生ずる。その煩悩を捨て去り、無我な境地に昇りついてこそ仏の心が宿るのだとしたら、我々、凡庸な人間たちは全て地獄から這いあがることなどで出来ないのではないだろうか。結局のところガンダタという罪人は世俗の人間そのものではないのか・・・・・・。つまり世の中に生きるほとんどの欲深い人間の姿なのかも。
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2012.03.04 (Sun)

弥生賞

 3月になって暖かいものの天候がもう一つ。昨日こそは降らなかったが今日も雨。そんな今日、中山で弥生賞が行われた。弥生賞と聞くとそろそろクラシック戦線の動向が気になってくるが、今のところ牡馬は絶対的な有力馬がいない。素質のある馬は多いが、どうも圧倒的な力を見せている馬はいないようだ。それで今日の弥生賞であるがアダムスピークが出て来たので注目していたのだが・・・・・・・。

 稍重馬場の中、弥生賞(G-Ⅱ・3歳、芝2000m・15頭)が行われた。1番人気がディープインパクトの産駒で2戦2勝のアダムスピーク、2番人気がフェノーメノ、3番人気がトリップ、4番人気がジョングルール、5番人気がアーデントだった。

 スタートからハナに立つと思われたメイショウカドマツがダッシュがつかずに第1コーナー手前で先頭に出た。トリップ、タイセイスティング、セトブリッジ、アーデント、コスモオオゾラといったあたりが続く。アダムスピークノもその直後の外につける。ところがペースが遅い。12.5---11.0---12.7---13.5---13.4と1000m通過が何と1分03秒4。馬場を考えても遅すぎる。3コーナーからペースが急激に上がり、これから先行集団が固まっていき4コーナーで横に広がってのい追い比べとなった。でもその混戦を抜けたのはなんと9番人気のコスモオオゾラだった。これは波乱だ。

 1着コスモオオゾラ 2分03秒9、2着トリップ 1馬身1/4、3着アーデント クビ、4着ソルレヴァンテ クビ、5着エキストラエンド 1/2馬身。

 アダムスピークはちょっとかかったところはあったが直線で意外と伸びなかった。敗因は馬場とスローペースか? でも年末のラジオNIKKEIではスローペースから抜け出している。それが今日は伸び脚がなかった。馬場があってなかったのか・・・・。

 勝ったコスモオオゾラは伸び脚が1頭だけ抜けていた。前々走の中山の特別レースを不良馬場で勝っているからこれぐらいの重い馬場はどうってことないのかも。しかし、ここにきてディーププリランテといい昨日のジョワドヴィーブルといい、今日のアダムスピークといい、今年のクラシック戦線は牡馬牝馬とも判らなくなってきた。あとはアルフレード、ワールドエース、ベストディールあたりが今後どのような走りをするか見てみないと判らないが、今のところ皐月賞は混戦模様になってきた。
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2012.03.01 (Thu)

ポカポカ陽気

 弥生三月、今季の冬は例年よりも寒い気がしたが、実際の気温も一、二月の平均気温が例年の気温よりも低かったらしい。しかし、昨日からの突然の暖かさはいったいどうなっているのか。気色悪いぐらい暖かい。もう厚手の外套着を着ていると汗ばむぐらいだ。昨日の朝、雨が降っていたが寒くはなかった。それが昼には快晴に変わっていた。すると昼から気温が上昇。もう三月を通り越して四月の気温だ。そして、今日は曇ってはいたが昨日以上に気温が高い。この前まで強烈な寒さだったというのにこの気温の上昇はどうなっているの・・・・。これだから体調維持が難しいのだ。とはいえ、このまますんなり暖かくなるのでもなく、どうせ寒の戻りがあるのに決まっている。なので着る服に困る季節になってきた。薄着になったかと思ったら突然、寒くなったりするし風邪をひきやすい季節でもある。

 でももう真冬並みの寒さにはならないだろう。それにしても昨日、今日の暖かさには驚いたが、それ以上に驚いたのが、昨日の関東地方の大雪。東京は寒かったというから二度びっくり。関西は春で関東は真冬に逆戻りか。狭い日本でありながら、この違いはなんなのだ。暖房もいらない日に、東京では積雪で道行く車が立ち往生とは・・・・・・。まあ、あんなに雪が積もられるよりは、気色悪い暖かさの方がまだましかな。
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