2016.10.23 (Sun)
嵯峨・嵐山をぶらり
ようやく秋らしくなったので気の赴くまま風の赴くまま足が自然と嵐山に。久しぶりに来たのだけど人が多い。まだ紅葉の季節ではないので、その頃ほど多くはないが人出が多い。ただし日本人よりも外国人の方が多い。とくにアジア人が多い。なかでも中国人。韓国人。あとは東南アジア系の人たち。渡月橋で写真を自撮りしている人はほとんど外国人である。西洋人も多いのだが、圧倒的にアジア人が多く、中華系の人が大半を占める。こりゃアジア人に乗っ取られたなという感じが強くなる。べつに外国人を悪く言うわけではないが、とにかく大きい声で話すし群がるし行儀が悪いからちょっと迷惑ではある。最近、大阪でわさびの問題があったしバスのチケットの問題。南海電鉄の車内放送の問題が取りだたされているが、これだけ文化の違う外国人が急に増えると色々とトラブルも起こるのは当たり前かもしれない。ただ今まで日本は外国人観光客が少なすぎたぐらいだから、対応が遅れていたというのもある。これまでだと外国人観光客と言っても個々に来る西洋人が中心であまり問題は起こらなかった。それが最近、急激に裕福になったアジアの観光客が団体で大勢やってくるようになったから様々な問題が起きているのは確かであり、ここで日本人との間でトラブルがよく起きるようになっている。昨日なんか嵯峨にある京都のある民家の庭に中国人グループが無断で入って記念写真を撮っていた。この家の持ち主が気づいたらとうなるのだろうと思いながら通り過ぎたが、どうせ注意したところで言うことをきく連中ではないしな。それどころか大きい声で逆に文句を言ってくることがある。またJRの嵯峨嵐山駅の近くの踏切では2人の警備員が立っていた。踏切に警備員とは変だな思い聞いてみた。すると思わぬ答えが。最近は踏切のなかに立ち入って写真を撮る外国人が絶え間ないので警備員を常駐させて注意喚起するという。中国辺りでは高架の鉄道が多く市街地の近くで踏切がないから珍しい。それで線路の中に入って写真を撮るらしい。でもこれが最近問題になっていて、踏切の遮断棒が降りてチンチンチンと警報音が鳴っていても撮っている者がいるという。これでは事故が起こらない方がおかしい。実際、電車が急ブレーキをかけたことはあるらしい。だから警備員を立たせることになったという。
今までアジアの人はあまり裕福ではなく、あまり海外へ観光で出かけることはなかった。それが裕福になり国際マナーも身につかず出かけていった結果、母国と同じ習慣で平然と押し通してしまう。こういうところで問題が発生するのはやむを得ないが徐々に解決していかないとしょうがないだろ。彼等の中ではマナーが自体追いついてないのだ。
さて常寂光時から大覚寺の方に向かって歩いてたときのこと、後ろから急いで接近する足音が聞えた。このとき、付近に小生以外はいなかった。つまり裏通りの人があまり歩かないような所を歩いていたのである。すると後ろから急いで接近して来た人は中年の女の人1人だった。小生に近づくなり何かを言っているのだがさっぱり判らない。中国人らしい。小生がチュンゴーレンと言うけど、相変わらず何か言っているが聞き取れない。相手も困った顔をしている。英語もしゃべれないみたいだし道に迷ったのかな。地図も出さないし、1人でいるしどういう事態なのかさっぱり判らない。中国人なら団体で行動する人が多く、女性1人で嵯峨の人通りの少ないところを歩いていうることすら珍しい。仲間とはぐれたのかな。結局、こちらも色々と喋るが意思の疎通が全く出来ず女性は泣きそうな顔をしてどこかへ小走りで去っていた。いったいどうしたのかな・・・・・・。中華系でも香港や台湾やマレーシア、シンガポールの人は英語で聞くが、中国本土の人は英語が喋れない人が大勢、日本へ観光に来ている。そして日本人に中国語で聞いても日本人は全く理解できない。中国は広く北京語なら日本人でも習っている人は多いが、七大方言といって使う漢字も違うし発音も違う。国が広いとそれだけ方言も多い。上海語、広東語なんてまだ良い方だが、内陸部の田舎の言葉で言われると北京語に精通している日本人でもさっぱり判らないだろう。こういうとき、やはり英語は強いと言うことがよくわかる。悔しいが英語は国際語であり共通語なのである。したがって日本人には中国語よりも英語で聞く方がまだ答えられるというものである。それなら筆談すればという人もいるだろうが、今の中国って簡体字が進みすぎて日本の漢字を読めない中国人が増えているのが現実なのだ。一方、台湾や香港の人は繁体字で日本の漢字を読める人は多い。これだから大陸の中国人で筆談しても意味合いが違う場合も多くこれも難しい。
それにしても今の季節でこれだと紅葉の季節になると、どれだけの外国人で埋め尽くされるのだろうか。いや、これからは外国人がどんどん増え、日本も人種雑多な国にならざるを得ないのかもしれない。つまり言い換えれば、まだ日本は海外に比べると本格的な国際社会と言えてないのかも。
渡月橋と後背の嵐山・愛宕山・小倉山

天龍寺のそばにある竹林の小径。まだ人はそれほど多くないが大半は中華系アジア人である。日本人の方が少ないぐらい。

今までアジアの人はあまり裕福ではなく、あまり海外へ観光で出かけることはなかった。それが裕福になり国際マナーも身につかず出かけていった結果、母国と同じ習慣で平然と押し通してしまう。こういうところで問題が発生するのはやむを得ないが徐々に解決していかないとしょうがないだろ。彼等の中ではマナーが自体追いついてないのだ。
さて常寂光時から大覚寺の方に向かって歩いてたときのこと、後ろから急いで接近する足音が聞えた。このとき、付近に小生以外はいなかった。つまり裏通りの人があまり歩かないような所を歩いていたのである。すると後ろから急いで接近して来た人は中年の女の人1人だった。小生に近づくなり何かを言っているのだがさっぱり判らない。中国人らしい。小生がチュンゴーレンと言うけど、相変わらず何か言っているが聞き取れない。相手も困った顔をしている。英語もしゃべれないみたいだし道に迷ったのかな。地図も出さないし、1人でいるしどういう事態なのかさっぱり判らない。中国人なら団体で行動する人が多く、女性1人で嵯峨の人通りの少ないところを歩いていうることすら珍しい。仲間とはぐれたのかな。結局、こちらも色々と喋るが意思の疎通が全く出来ず女性は泣きそうな顔をしてどこかへ小走りで去っていた。いったいどうしたのかな・・・・・・。中華系でも香港や台湾やマレーシア、シンガポールの人は英語で聞くが、中国本土の人は英語が喋れない人が大勢、日本へ観光に来ている。そして日本人に中国語で聞いても日本人は全く理解できない。中国は広く北京語なら日本人でも習っている人は多いが、七大方言といって使う漢字も違うし発音も違う。国が広いとそれだけ方言も多い。上海語、広東語なんてまだ良い方だが、内陸部の田舎の言葉で言われると北京語に精通している日本人でもさっぱり判らないだろう。こういうとき、やはり英語は強いと言うことがよくわかる。悔しいが英語は国際語であり共通語なのである。したがって日本人には中国語よりも英語で聞く方がまだ答えられるというものである。それなら筆談すればという人もいるだろうが、今の中国って簡体字が進みすぎて日本の漢字を読めない中国人が増えているのが現実なのだ。一方、台湾や香港の人は繁体字で日本の漢字を読める人は多い。これだから大陸の中国人で筆談しても意味合いが違う場合も多くこれも難しい。
それにしても今の季節でこれだと紅葉の季節になると、どれだけの外国人で埋め尽くされるのだろうか。いや、これからは外国人がどんどん増え、日本も人種雑多な国にならざるを得ないのかもしれない。つまり言い換えれば、まだ日本は海外に比べると本格的な国際社会と言えてないのかも。
渡月橋と後背の嵐山・愛宕山・小倉山

天龍寺のそばにある竹林の小径。まだ人はそれほど多くないが大半は中華系アジア人である。日本人の方が少ないぐらい。

2016.04.02 (Sat)
桜の木の下をぶらぶらと
風の向くまま気の向くまま、京都をぶらり歩く。桜が咲き出してぽかぽか陽気に誘われて鴨川縁から岡崎公園、円山公園と歩いてみた。でもまだ満開というわけにも行かず八分咲きかな。明後日あたりになると満開になるかもしれない。でも明日は雨だと言ってるし花散らしの雨になるかもしれないので、今日の間に桜の花を見ておこうとぶらぶら出かけたまでである。
出町柳まで行き、そこから鴨川の淵を歩く。花見客が多く、今日と明日の休日を逃すと来週はおそらく桜の花も散っているだろう。だから出かけたのだが、この時期は京都は人であふれかえっている。今日、久々に阪急電鉄で河原町まで行くが車内は通勤ラッシュ並み。どうなってるの。ことに中国人と韓国人が多い。彼らはグループで乗ってくるからあっという間に車内が混雑するは煩いわで、ちょっとうんざりする。最近は日本の花見文化まで取り入れたようで、この季節に合わせたかのように大勢でやって来る。ただでさえ京都は週末になると観光客や行楽客が増えるのに、そこへ外国人が急増したから余計に混雑する。終点の河原町に到着するや、その人混みに唖然とする。地上に出て四条大橋kを渡るが、ここでも人垣ができている。どうも中国人が列をなして鴨川の風景を撮っているようだが、韓国人は5、6人が一列になり、それぞれが自撮り棒で写真を撮っている。ああ、邪魔だ。言いたくはないが橋を渡るだけで前に進まない。ようやく京阪の四条まで到着し出町柳に向かう。
出町柳で降りて地上に出て、鴨川に出るが桜の木が眼に入るものの、まだ満開ではないなと思った。それでも土曜日、人出がすごい。鴨川沿いを埋め尽くした花見客。小生はここから丸太町方面へ向かって歩く。歩いている間にお昼の時間帯になる。ちょうどコンビニを見つけたので、チキン弁当を買って桜の花の下で食べるが、こりゃひどい。ご飯がパサパサ、粘り気がない。なんだこりゃ。こんな酷い弁当、初めてだ。やっぱり20円引きなんて買うものじゃない。チキンはそこそこ食べられるが、ご飯が酷いと興醒めする。よくこんなの売ってるな。
弁当で不愉快になり冷泉通から岡崎公園に向かう。疎水縁の桜がきれいだ。そして平安神宮へ到着。その前でイベントをやっていたので見学していたが、京都ヨサコイ祭りだとさ。ヨサコイといったら高知だろ。でも最近は全国でヨサコイ祭りってやっているが流行なのかな。しばらく見学してから円山公園に向かう。
円山公園では恐ろしいほどの数の人が、花見で埋め尽くしていて、驚いたのは外国人が目立つこと目立つこと。最近は欧米人も桜の花の下でビニールシートを敷いて花見をするのだな。また和服の女性が多く、面白いことに10人ぐらいの和服を着た女性グループが歩いているのだが、彼女達は中国人。それを白人が”Oh! Japanese Kimono Girls”と言って写真を撮っていたから笑ってしまった。しかし、酷いな。彼女たちの中には、和服を着ているのにスニーカーを履いていたり、帽子を被っていたりするから、これじゃ着物が浮かばれない。
京都に来て和服で歩いている女性を見たら中国人が多いというのが、最近の特徴だが、たまに西洋人もいる。それだけ日本の着物がメジャーになったのかもしれないが、なんか違和感があるな。
しかし、京都はどこへ行っても人だらけで、ちょっとうんざりする。この数年で外国人観光客が鰻登りに増えたんだなと実感するしかなかった。ちょうど花見小路のところでイラスト入りの禁止事項を表記した立て看板を発見。以前はなかったのに思いながら見ていたら、舞子に触らない。柵へ寄りかからない。食べ歩かない。ゴミを捨てない。自撮りしない。つまり外国人がこういったことを祇園界隈で行うから、こういった立て看板が立てられたのだろうが、これは主に中国人が行っている行為であって、悪く言うわけじゃないが、これが現実なのだからしょうがないだろう。確かに中国人の傍若無人ぶりには呆れかえる。もっとも同じ中華圏の台湾人や香港人は大陸の本省人と一緒にしてほしくないと言っているようだが、日本人から見たら区別がつかない。
これだけ外国からの観光客が増えると良いことばかりではない。なんか自分たちのテリトリーまで荒らされてきたなと最近は感じるようになったのである。
出町柳の飛び石。ここで賀茂川と高野川が合流し鴨川となる

鴨川は最近、よく氾濫するので浚渫してフレコンバッグに土を入れ運んでいる




平安神宮の前でヨサコイ踊りをやっていた

円山公園の枝垂れ桜

円山公園の花見客 外国人が大勢

結局、高瀬川沿いの木屋町の桜が1番見事に咲いていた

2015.04.05 (Sun)
今年の花見は
3日ほど前に京阪神ではソメイヨシノが満開になった。東京では既に満開で散りかかっているというのに近畿では遅れて満開。京阪神は関東よりも西にあって緯度も低いところにあるのに桜の開花が遅いのかと毎年のように思う。それはおそらく太平洋側に面している関東と違って京阪神は瀬戸内海側にあるからかもしれない。それでも例年よりも早く桜が満開になったのだが、今年は天候に恵まれない。桜が満開になる前は天候が崩れなかったのに、満開になった途端に雨の日が続くというから花見に行こうと目論んでいた人にとっては迷惑な雨である。
そんな中で快晴の日が一日だけあった。4月2日である。でも木曜日、平日である。金曜日は雨、昨日はかろうじて雨が降らなかったがどんよりとした1日。今日の日曜日は夜中からしっかりと雨が降っている。花散らしの雨になりそうだし、これだけしっかりと降ると花見も何もあったものじゃない。そういうことで唯一、天気予報で晴れると言われた木曜日に京都の花見の名所に行ってきた。
JR京都駅から山陰線に乗るのだが超満員。平日だよ。どうなってるの・・・・。花見を求めて大勢の人がつめかけてる模様。とても平日とは思えない。それも外国人が多い。日本の桜を目当てに、この季節に外国人が急激に増えるとは言われている。それだけ日本の桜も世界的に有名になったのかな。とくにこの季節、西洋人観光客が増える。京都駅は成田や関空でもないのに石を投げれば外国人に当たるといった状態だ。さて、山陰線の乗り場に来て、いざ円町まで行こうとするが電車は既に混んでいる。まだ発車まで15分以上あるよ。困ったな。この山陰線は一部が単線なのでローカル線扱いだ。したがって20分に一本しか電車がない。しかも4両しかない。この時期は大勢人がつめかけるのが判っているのだから、季節特別便として増両すればいいのにといってもJRは幹線を優先的に整備しているので、春と秋しか乗降客が増えない山陰線には力を入れてない。しょうがない。こうして満員の電車に乗り込む。中国人も多いが、西洋人がとにかく多い。みんな何処に行くのかな。嵐山かな?
超満員になってからやっと発車。ノロノロ走る山陰線。円町は三つ目なので10分そこらで到着するが疲れた。そこから西大路通りをひたすら歩いて平野神社に到着。ここは京都の桜の名所の一つである。鳥居の辺りから既に多くの屋台が出ている。その間を通り抜け、さらに満開の桜並木をも通り抜ける。ここも外国人が多い。桜のトンネルを抜けると枝垂れ桜があり、一面が乳白色に染まっているような感触におちいる。しかし暑い。もう初夏のような感触だ。外国人はみんな半袖のTシャツだ。至る所で写真を撮りまくっている。
小生、その後は平野神社からバスに乗って出町柳まで行った。鴨川沿いを歩くためだ。鴨川の桜も満開だ。至る所で花見をしている人がいる。学生も多い。外国人の団体が花見をしているのに出くわした。日本の文化がここでも・・・・。
鴨川から冷泉通沿いの疏水べりの桜並木の写真を撮りながら歩く。ここも外国人が多い。いったいどうなってるの。発電所の前を通って東へ行くと平安神宮へたどり着くが、ここは中国人の団体に遭遇。相変わらず煩い。とにかく大変な人出である。これが日曜日だったら、そこに日本人が加わるからさらに増えるのだろうと思ったら来年以降が恐ろしい。
さてさて、平安神宮から東大路通に向かうとミヤコメッセの前を歩くこととなる。すると今度は黒のスーツ姿の若者が大勢いる。どうやら立命館大学の入学式の日だったのだ。関西で最大の学生数を誇る大学である。以前は大阪ドームで入学式を行っていたが、最近はここで入学式をやっていたとは知らなかった。そういえば今出川付近では同志社が入学式を行っていた。京都の私大はこの日が多いのか。小生は大学に入学した遥か40年以上前のことを思い出した。
汗ばむ陽気の中を円山公園まで歩く。ここの桜を見るためだが、なんとも恐ろしいほどの人の数。ここは枝垂れ桜が一本あるが、そこより西側の広場は一面、シートを敷いて花見客が立錐の余地もないほど埋まっている。日本人だけではなく中国人の何組がシートの上で酒を飲んで騒いでいるし、西洋人ばかりの組もシートを敷いてビールを飲んで日本の弁当を食べている。こりゃすっかり花見と言うのは世界でも認知されたんだと納得。小生もどこかで休憩しようとしたが座るところもない。まさか、こんなに人出が多いとは思わなかった。また西洋人が此処でも多い。屋台で売られているたこ焼きや焼きそば、お好み焼き、焼き鳥、ソーセージを片手に日本酒を飲んでいる西洋人もいる。ただこちらは唖然とするのみ。
さらに円山公園から八坂神社の人混みを抜け四条通を通って木屋町へ。この高瀬川沿いも桜が咲いている。四条下がったところにある名曲喫茶『フランソワ』に久々に入りコーヒーを飲みんがら休憩。以前はショパンの曲が流れたいたが、この日はモーツァルトの21番のピアノ協奏曲、5番のヴァイオリン協奏曲が流れたいた。ここはリクエストできないんだな。以前近くにあったミューズ(今は焼き肉店の場所)はリクエストが出来たのだがな。珈琲とトーストを食べて、高瀬川沿いを桜を眺めながら三条まで歩く。
こうして久々の平日を花見しながら歩く。夜は待ち合わせしていたので木屋町の夜桜を見ながら某レストランで食事。しかし疲れた。この日、万歩計は25000歩を超えていた。ただ写真を撮っても掲載できなくなったのが残念である(PCの調子が悪いため)。
そんな中で快晴の日が一日だけあった。4月2日である。でも木曜日、平日である。金曜日は雨、昨日はかろうじて雨が降らなかったがどんよりとした1日。今日の日曜日は夜中からしっかりと雨が降っている。花散らしの雨になりそうだし、これだけしっかりと降ると花見も何もあったものじゃない。そういうことで唯一、天気予報で晴れると言われた木曜日に京都の花見の名所に行ってきた。
JR京都駅から山陰線に乗るのだが超満員。平日だよ。どうなってるの・・・・。花見を求めて大勢の人がつめかけてる模様。とても平日とは思えない。それも外国人が多い。日本の桜を目当てに、この季節に外国人が急激に増えるとは言われている。それだけ日本の桜も世界的に有名になったのかな。とくにこの季節、西洋人観光客が増える。京都駅は成田や関空でもないのに石を投げれば外国人に当たるといった状態だ。さて、山陰線の乗り場に来て、いざ円町まで行こうとするが電車は既に混んでいる。まだ発車まで15分以上あるよ。困ったな。この山陰線は一部が単線なのでローカル線扱いだ。したがって20分に一本しか電車がない。しかも4両しかない。この時期は大勢人がつめかけるのが判っているのだから、季節特別便として増両すればいいのにといってもJRは幹線を優先的に整備しているので、春と秋しか乗降客が増えない山陰線には力を入れてない。しょうがない。こうして満員の電車に乗り込む。中国人も多いが、西洋人がとにかく多い。みんな何処に行くのかな。嵐山かな?
超満員になってからやっと発車。ノロノロ走る山陰線。円町は三つ目なので10分そこらで到着するが疲れた。そこから西大路通りをひたすら歩いて平野神社に到着。ここは京都の桜の名所の一つである。鳥居の辺りから既に多くの屋台が出ている。その間を通り抜け、さらに満開の桜並木をも通り抜ける。ここも外国人が多い。桜のトンネルを抜けると枝垂れ桜があり、一面が乳白色に染まっているような感触におちいる。しかし暑い。もう初夏のような感触だ。外国人はみんな半袖のTシャツだ。至る所で写真を撮りまくっている。
小生、その後は平野神社からバスに乗って出町柳まで行った。鴨川沿いを歩くためだ。鴨川の桜も満開だ。至る所で花見をしている人がいる。学生も多い。外国人の団体が花見をしているのに出くわした。日本の文化がここでも・・・・。
鴨川から冷泉通沿いの疏水べりの桜並木の写真を撮りながら歩く。ここも外国人が多い。いったいどうなってるの。発電所の前を通って東へ行くと平安神宮へたどり着くが、ここは中国人の団体に遭遇。相変わらず煩い。とにかく大変な人出である。これが日曜日だったら、そこに日本人が加わるからさらに増えるのだろうと思ったら来年以降が恐ろしい。
さてさて、平安神宮から東大路通に向かうとミヤコメッセの前を歩くこととなる。すると今度は黒のスーツ姿の若者が大勢いる。どうやら立命館大学の入学式の日だったのだ。関西で最大の学生数を誇る大学である。以前は大阪ドームで入学式を行っていたが、最近はここで入学式をやっていたとは知らなかった。そういえば今出川付近では同志社が入学式を行っていた。京都の私大はこの日が多いのか。小生は大学に入学した遥か40年以上前のことを思い出した。
汗ばむ陽気の中を円山公園まで歩く。ここの桜を見るためだが、なんとも恐ろしいほどの人の数。ここは枝垂れ桜が一本あるが、そこより西側の広場は一面、シートを敷いて花見客が立錐の余地もないほど埋まっている。日本人だけではなく中国人の何組がシートの上で酒を飲んで騒いでいるし、西洋人ばかりの組もシートを敷いてビールを飲んで日本の弁当を食べている。こりゃすっかり花見と言うのは世界でも認知されたんだと納得。小生もどこかで休憩しようとしたが座るところもない。まさか、こんなに人出が多いとは思わなかった。また西洋人が此処でも多い。屋台で売られているたこ焼きや焼きそば、お好み焼き、焼き鳥、ソーセージを片手に日本酒を飲んでいる西洋人もいる。ただこちらは唖然とするのみ。
さらに円山公園から八坂神社の人混みを抜け四条通を通って木屋町へ。この高瀬川沿いも桜が咲いている。四条下がったところにある名曲喫茶『フランソワ』に久々に入りコーヒーを飲みんがら休憩。以前はショパンの曲が流れたいたが、この日はモーツァルトの21番のピアノ協奏曲、5番のヴァイオリン協奏曲が流れたいた。ここはリクエストできないんだな。以前近くにあったミューズ(今は焼き肉店の場所)はリクエストが出来たのだがな。珈琲とトーストを食べて、高瀬川沿いを桜を眺めながら三条まで歩く。
こうして久々の平日を花見しながら歩く。夜は待ち合わせしていたので木屋町の夜桜を見ながら某レストランで食事。しかし疲れた。この日、万歩計は25000歩を超えていた。ただ写真を撮っても掲載できなくなったのが残念である(PCの調子が悪いため)。
2014.04.06 (Sun)
嵐山の桜
昨日の土曜日、嵐山に行ってきた。雨があがってちょっと寒かったな。昔なら阪急で行ってたがICOCAカードの関係で最近はJR京都駅経由で行くからちょっと時間がかかったが、昨日はあいにく京都駅で降りて行くところがあったので一端は京都駅を出た。それで驚いたのだが、大勢の観光客がいるのは何時ものことだが、何と外国人があまりにも多いので仰天した。至る所にウヨウヨいる。もとから外国人観光客が多いところだが多すぎる。それも西洋人が・・・・・・。中国人はすぐには判らないが、西洋人は見ただけですぐに判るから目立つ。とにかく多い。西洋人の観光客が毎年増えているのではないだろうか。それで八条口のところで信号待ちしていたら黒人の青年にいきなり道を聞かれたではないか。地図を指し出し「トージテンプル」と・・・・。東寺に行きたいらしい。それで日本語はまったく駄目らしい。これは困ったものだと思うが、小生は学校出てから40年近くなる還暦に足が届く年齢だ。若い時は簡単な日常会話ぐらいなら出来たのに、長い間、英語と全く関係ない生活をしていると言葉と言うのは錆つくもの。20年前ぐらいならまだしも、この歳になると単語も忘れまくり適切な言葉が出てこない。どう説明していいか判ならい。それで付近を見渡すと近鉄が走っていた。それで近鉄の方を指さしてrailwayといってやると「Ok」と言ったので、地図で近鉄線に沿って歩き、「Five-story Pagoda is seen on the right」と思いつく単語だけを並べて説明すると、また「Ok! Thank You」といって歩き出した。はたして彼は無事に東寺にたどり着いたのであろうか。京都駅からでも1kmほどあるからな・・・・。それにしても日頃、使わないと言葉と言うのは忘れていくものである。だからもう外国に行かなくなったのだが(飛行機が嫌いと言うのもあるが)・・・・・。
さて、その後、嵐山へ桜を観に行った。既にシートを敷いて酒を飲んで花見を楽しんでいる人が大勢いた。渡月橋も人が絶えないが、紅葉の季節ほどの混みようではない。もうほぼ満開なのだが、昨日の風と雨で花もいくらか散った模様で何となくボリューム感がない。まだ8分位だったのにもう散っているから残念である。それに肌寒い。一昨日は5月後半の気温で暑かったのに、一気に季節が逆戻り。これでは身体がついてこない。それで早々、引きあげたのだが、これを夜桜まで見学する人がいるから、日本人って花見が好きなんだな。小生は桜の花の下で酒を飲んで浮かれると言った趣味もないので、さっさと退散したが、まあ、年に一度のことなので楽しみにしている人もいるのだろう。場所取りも御苦労さんです。でもシートだらけになると地が固められて、桜の木も根からやられていくのだが、ソメイヨシノは全てクローンで寿命も長くないことを知っているのかな。だから人間の手で増やしていくしかないのだが・・・・・。
渡月橋と桜

しだれ桜と渡月橋


保津川と嵐山。子供のころはよく来たものだが・・・・・。

しだれ桜だがちょっとショボいな。





さて、その後、嵐山へ桜を観に行った。既にシートを敷いて酒を飲んで花見を楽しんでいる人が大勢いた。渡月橋も人が絶えないが、紅葉の季節ほどの混みようではない。もうほぼ満開なのだが、昨日の風と雨で花もいくらか散った模様で何となくボリューム感がない。まだ8分位だったのにもう散っているから残念である。それに肌寒い。一昨日は5月後半の気温で暑かったのに、一気に季節が逆戻り。これでは身体がついてこない。それで早々、引きあげたのだが、これを夜桜まで見学する人がいるから、日本人って花見が好きなんだな。小生は桜の花の下で酒を飲んで浮かれると言った趣味もないので、さっさと退散したが、まあ、年に一度のことなので楽しみにしている人もいるのだろう。場所取りも御苦労さんです。でもシートだらけになると地が固められて、桜の木も根からやられていくのだが、ソメイヨシノは全てクローンで寿命も長くないことを知っているのかな。だから人間の手で増やしていくしかないのだが・・・・・。
渡月橋と桜

しだれ桜と渡月橋


保津川と嵐山。子供のころはよく来たものだが・・・・・。

しだれ桜だがちょっとショボいな。





2013.12.01 (Sun)
嵐山の紅葉は・・・・
2013.11.30 (Sat)
2013年京都紅葉最前線の続き
昨日の続きで紅葉の写真をアップしてみたがいかがなものでしょうか。それなりに見応えはあるが、全般的に赤味が足らないし、真っ赤な楓もあることはあるが例年以上に少ないような気がする。もっとも一番紅葉が見ごろだろうという日に巡り合ったかどうかそれは判らないが、それにしても今年の紅葉は色が薄いように思う。何時も11月のこの季節なら、もう少し赤い紅葉が見られる筈なのだが派手さがないかな。銀杏の木なんかは見事に黄色の葉をしているのだが、楓の葉の赤味具合が薄いから感嘆するほどの紅葉ではなく、どうも今年は全体的に京都の紅葉は地味である。5段階で言うならば5点満点の2ぐらい。去年は紅葉巡りをしていないので比較ができないが、一昨年もあまり見栄えがしなかった紅葉だが、今年は一昨年以上に見栄えがしない。というよりも年年、紅葉の艶やかさが落ちて行っているような気がしないでもない。何時か今年の紅葉は見事だといえるような画像をアップしたいのだが、ここ数年、毎度のように今年の京都の紅葉は派手さがないなあと言ってるようでは期待できないなあ。まあ、こればかりは天候頼みだからしょうがない。少なくとも10月がもっと涼しくならないといけないだろう。この10数年、暑いのから一気に寒くなるので若いころに見た錦秋の京都は望むべくもない・・・・。でも今年は見事だというような紅葉に再びお目にかかりたいものだが・・・・・・・。














最後は定番の八坂の塔で締めくくり















最後は定番の八坂の塔で締めくくり
