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2016.05.25 (Wed)

伊勢志摩サミットの余波

 明日の26日から主要国首脳会議、いわゆる伊勢志摩サミットが三重県の英虞湾内にある賢島で行われる。日本で行われるのは8年ぶりと言うことであるが、ちょっとこのところ物々しい警備で面食らっている。7カ国の大統領、首相が毎年集まって会議をするというのはもうお馴染みの慣習になってしまったが、今回は日本の開催と言うことで、こちらは迷惑しているというのが正直なところ。前回の日本開催サミットは北海道の洞爺湖の近くと言うことで、距離的に遠いので、こちらはあまり関係はなかったが、今回は三重県と言うことで、いくらか関西も影響があるようだ。駅のゴミ箱が使用不可になったり、コインロッカーも同様で、ほとんど使えない。そういえば外国人観光客が駅のコインロッカーが使えなくなったと言うことで右往左往していた。よりによってこんな時期に日本に来るとは。運が悪いとしか言い様がないな。ゴミ箱は撤収し缶コーヒー、ペットボトルも捨てられない。コインロッカーも使えない。道理でキャリーケースを引いてウロウロしている外国人が目立つはずだ。それと警備員の数の多さ。警官と警備会社のガードマンの姿が目立つ。ちょっとおかしな雰囲気だと直ぐに職務質問されそうである。まさに異常。だから早くサミットが終わってくれと言うのが正直な感想だ。
 とにかく過剰な警備体制で駅や繁華街へ行っても何処かピリピリしているようなところがある。最近はパリやベルギーでテロがあってからというものは、日本にも飛び火したのか警備がより厳重になっている。つまりテロリストはサミットの会場だけを狙わなくて、市街地の人の集まるところも容赦なく狙うと言うことなのか。困ったものだ。ことに最近は多くの外国人が日本へ来るようになったのか、より警備が厳重になりつつある。どうも大阪の阿倍野にあるハルカスとデパートはサミットの間は営業を停止するらしい。USJも入場の時、厳しいチェックが入るという。こんなことをされたら、なんだか楽しみに行くのに、気分を害しそうだな。まあ、最近は何を考えているか判らない連中が大勢いるからやむを得ないといえばやむを得ないだろうが、日本もこんな時代になったのか。
 ところで今回、安倍首相は賢島の志摩観光ホテルでサミットを行うと思ったのは何故だろう。日本全体の鎮守の最高峰。神道側の最高神といわれるザ・ジングウこと伊勢神宮が近いと言うことと、風光明媚であることと、周囲が海に囲まれた小さな島でサミットを行うと警備がしやすいと考えたのかな・・・・・。でも、今から40年前に賢島に行ったことがあるから言うが、警備をしやすいと考えてたらとんでもない話である。
確かに島へ渡る橋は2箇所しかなく、周囲が7キロほどの島だが、リアス式海岸に囲まれていて真珠養殖の筏が湾内に、それこそ無数に設置されてある。入り江が多く小さなボートだと隠れるところが至る所にある。今はドローンというものがあり、爆弾を仕掛けて飛ばせば志摩観光ホテルへ簡単に進入できる。まあ、狙おうと思えば狙える環境にある。だから不法者を近づかせないように広域的な警備を行っているのだろう。かつて山崎豊子の小説『華麗なる一族』の冒頭で出てくる志摩観光ホテルがサミットに使われるなんて、山崎豊子が生きていたらどのように思ったか知らないが、とにかく市民レベルでは迷惑千万なサミットである。早く終わってくれないかな。
 ただオバマ大統領の広島訪問だけは大いに興味を持っている。

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2016.05.21 (Sat)

早くも暑い

 まだ5月なんだが暑いな。このところ連日の夏日だ。もう昼間は30度近く上がるから汗だくになる。毎年のことなのだが、夏がやってくる前になると毎年、気が滅入ってくる。こんな小生からしたら夏が好きな人というのが信じられない。こんな人は寒いのが苦手で冬は嫌いだという。確かに縮こまって動くのも億劫になるのは冬だが、夏は動くと発汗が凄いので小生は、まだ冬の方がいい。本音を言えば春と秋が良いのだが、昨今は暑いか寒いかのどっちかしかなく、寒いのから一気に暑くなるので中間がない。つまり冬と夏が長く、春と秋が短い。困ったことだが年々、その傾向が強くなっている。ただ全体的に気温が上昇していることは肌で感じられるから、ますます夏が昔よりも長いような気がする。
 考えてみれば、小生が子供の頃ってエアコンなんて家になかったのに凌げたものだが、今じゃエアコンがないと熱中症になってしまいそうだ。それに蚊帳を吊って、その中で寝ていたのだが、今では信じられないな。ほんの50年ほど前のこと。半世紀で地球は間違いなく暑くなっている。今年はエルニーニョ現象が終わって例年以上の猛暑の夏だということなので今から戦々恐々としているのだが、梅雨を前にしてこの暑さにはうんざりする。でも毎年、夏はやってくるのだから滅入っていてもしょうがないので、黙って乗り越えるしかないのだが、また生きた屍状態になりそうだなと今からため息ばかりついているのである。
EDIT  |  20:02  |  ちょっとした日常  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2016.05.15 (Sun)

ハーブ・・アルパートを聴く



 ハーブ・アルパートといっても若い人には聞き慣れない名前だろうが、我々の年代にとっては実になじみ深い名前である。昭和40年代初頭、この人の名前を洋楽のヒットチャートでよく耳にしたからである。当時はハーブ・アルパートがティファナ・ブラスというバンドを組織してよく彼らの曲がラジオで流れていたものである。なかでも1番ヒットしたのは『A Taste of Honey』である。この曲はカヴァー曲であるが、インスルメンタルのハーブ・アルパートとティファナ・ブラスのアレンジ版がヒットしたのである。本来はブロードウェー・ミュージカルのためにボビー・スコット書いた曲で邦題を『蜜の味』といい、何組かがレコーディングしている曲であり、面白いことに初期のビートルズがこの曲を歌っている。どうもビートルズがハンブルグで修業していた時代に、この曲をロックンロール嫌いの客用に歌っていたという。だから本来は歌付きの曲である。それがテイファナ・ブラスのインスルメンタル版が大ヒットし、この曲のイメージとして定着してしまった感がる。またそれ以外にも、上の写真に載せているアルバム『Whipped Cream And Other Delights』に『A Taste of Honey』は入っているのだが、このハーブ・アルパート&テファナ・ブラスで1番有名な曲というのは同アルバムに入っている『Bittersweet Samba』であろう。この曲は深夜ラジオ番組のオールナイト・ニッポンのテーマソングとして使われたからであって、タイトルも誰の演奏家も知らないが、曲だけは誰もが知っているという。ジャズメンのソル・レイクが作曲したものでハーブ・アルパートがそれをアルバムに収録したのであるが、まさかアジアの日本で長い間、テーマソングとして使われるとはハーブ・アルパートも思わなかったであろう。
 ハーブ・アルパートはアメリカのロサンジェルスで1935年に生まれたミュージシャンで、作曲家であり、トランペット奏者であり、テファナ・ブラスのリーダーであり、A&
Mレコードの創始者の一人でもある。両親がユダヤ系ルーマニア人で、8歳でトランペットを習い始め大学を出てから音楽の道に自然と進むようになる。やがてルー・アドラーとの共作で『Wonderful World』を書きサム・クックが歌ってヒットした。その後、プロデューサーとして活躍する傍らレコード会社を作り、自ら起こしたバンドがテファナ・ブラスである。テファナ・ブラスは1969年に解散するまで活動し、その後は新たなブラス・バンドを組織したりソロ・ミュージシャンとして今も多岐にわたり幅広い活動を行っている。
 2006年、彼はロック殿堂入りしたのであるが、これは奏者としてではなくA&Mレコードがロックに貢献したと言うことであり、また奏者としても2013年にグラミー賞を受賞するなど年老いても商業音楽の世界で活発に活躍しているのである。


EDIT  |  08:18  |  音楽(ポップス、ロック、その他)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2016.05.08 (Sun)

おそ松くん

 今年になってからのことであるが、電車の中で女子大生らしい二人が会話しているのが聞えて聞き耳をたてるのでもないが「『おそ松さん』が面白い」と耳に入ってきた。『おそ松さん』? 小生が小学生の頃、少年サンデーに連載している漫画『おそ松くん』というのがあったが、関係があるのだろうか。そして会話を聞いているとどうも一松だとかチョロ松だとか十四松だとか言ってるので、やはりあの『おそ松くん』に間違いがないようだ。でも『おそ松さん』だからな。それで、小生が調べてみると、どうやらテレビの深夜枠でアニメ『おそ松さん』として放映されているようだ。当然、観たことがないので詳細は知らないが、昔のおそ松くん達が成長し、社会人になってからの話だという。それが、女性の間で意外にも人気があると聞いて驚いているのだ。
 『おそ松くん』とは昭和37年から漫画週刊誌である少年サンデーに5年に及び連載された赤塚不二夫のギャク漫画だが、当時は六つ子という設定が破天荒すぎてハチャメチャなギャグ漫画だったという記憶がある。確か松野おそ松を長男に、以下カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の六つ子とそれを取り巻くチビ太、イヤミ、ハタ坊、デカパン、ダヨーン、トト子と個性豊かなキャラクターがいてバカらしくもありナンセンスあり、それでいて面白い。昭和41年にはアニメ化され、ここからさらに人気が出たのか、当時イヤミのシェーが大流行した。それ以外にもおでんばかり食べているチビ太、頭の天辺に何故か旗を立てているハタ坊、縞模様の大きなパンツを何時も穿いているデカパン、ダヨーンが口癖のダヨーン。唯一、普通のキャラクターがトト子だったぐらい。とにかくふざけた漫画だったのか当時のPTAには評判が悪かったように思うが、それは時代というものであり、あの頃は髪が長いグループ・サウンズやエレキ・ギターを弾いていたら不良扱いする教師達が現実にいた時代だから、それはしょうがないかな。とにかくビートルズが来日公演を行う時、日本武道館を使用することになった。ところが神聖なる日本の武道を行う会場を訳のわからん音楽をしている西洋乞食に貸すとは何事だと発言した有識者がいた時代であった。またタイガースやスパイダース、テンプターズ、オックスといった当時、昇竜の勢いで人気のあったGSのグループが、髪が長いという理由だけで紅白歌合戦に出れなかったのである。今の若い人には信じられないだろうが、戦前の質実剛健、男尊女卑、軍国主義・・・・・・こういった精神から抜けきれない大人がまだ大勢生きていた時代だから、やむを得ないだろう。つまりこの時代に戦前のお堅い日本の価値観が変化しつつあったというか、破壊者が出てきたのも確かであり、赤塚不二夫のナンセンスなギャグ漫画なんて典型だった。
 ところで話は変わって『おそ松さん』であるが、原作者の赤塚不二夫がすでに亡くなっているのだが、原作者とは全く関係のないところでアニメは制作されたと言うことになる。まあ本人が生きていたらどう言うか判らないが、何でこんな昭和の戦後の高度成長期のギャグ漫画が、今の時代に新たなリメイク(この場合はリメイクとは言わないが)で、アニメとして放映されるているのか小生としては理解に苦しむが、試みとしては面白いかもしれない。ただ一回も『おそ松さん』を観たことがないのでなんともいえないが、昔の『おそ松くん』を知らない若い女性が興味を持っていると言うこと自体、惹き付ける要素がこのギャグ・アニメにあるのだろう。でもおっさん化したイヤミやチビ太は出てくるのかな・・・・・・。三本出っ歯で、口髭、気障でザンス、ザンス、おフランスが口癖で一番存在感のあったイヤミ。年取ったイヤミのシェーというのをまた聞いてみたいものである。


EDIT  |  11:01  |  その他  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2016.05.05 (Thu)

GWの狭間で

 今年のゴールデンウィークは4月29日から始まって5月8日までということになっているが、2日と6日は平日である。したがって飛び石で休日という人が多い。だから遠出する人も少なく近場に出かける人が多く、安上がりということなのだが、国としては国民が金を使ってくれないと経済は活性化しないと考えているのだろう。しかし、民間の会社は国が思っているように簡単にいかないから、連続して休ませることもない。有休を使えば連続10日間の大型連休となるのだが、これだけ休める会社ってあまりないだろう。したがって今年は2日休んで仕事、3日休んで、また仕事。こんな人が多いように思う。そういうことで国の思惑とは違い、国民がお金を使わない。できるだけ消費を押さえたいのは当然のこと。安倍首相が消費税増税を目論んでいるだろうが、その先はさらに経済の停滞を生むことは明らかだ。なぜなら消費税増税で実質、払うお金は増えても、給料は全く上がってない。むしろ下がりつつある。いったアベノミクスなんて何だったんだろうかと思いたい。まあ、こういった経済不透明の中で迎えたGWだから、皆さん節約して休日は遠出もしないので近場の行楽地は人で溢れると言うことになった。
 小生は4月29日に京都鉄道博物館がオープンするのでGW中に行こうかと思っていたが、暫くは混雑が予想されるのでやめた。そして、びわ湖ホール一帯で開催されているラ・フォルネ・びわ湖にクラシック音楽でも聴きに行こうかと思ったが、どうも聴きたいプログラムがなかったので、これもやめた。クラシック音楽というのは何の曲をを演奏するかによって入りが違うというのは判る気がする。今回、行こうと思ったのはR・シュトラウスの『アルプス交響』なのだが、あまり気乗りがしなかった。それで当日の朝に行くのをやめた。これが『ドン・ファン』だとか『英雄の生涯』だとか『ツァラストラはかく語りき』だったら聴きに行ってただろう。べつに『アルプル交響曲』が嫌いな曲って言うのでもないのだが、未だに聴いても退屈な曲と思うので行くのを取りやめたのである。やっぱり苦手な曲ってあるものだ。
 そして、5月の3日と4日は例によって高槻JAZZ STREET。今年は出演バンドがとうとう800弱まで増えた。なんか年々大きくなる。ただし全てがジャズかというと、そうでもない。一応はジャズストリートなんだが、いろいろなジャンルの音楽を演奏している。ソウルありブルースあり、ポップスあり、ラテンあり、邦楽もあるのだから、出演バンドも当然のように増えるだろう。ただし中心は飽くまでジャズでありフュージョンである。ビッグバンドもあるが小生が好きなのはコンボである。ただしコンボは小さい室内の会場で演奏するので直ぐに埋まってしまい入れない場合が多く、仕方なく野外の会場で観ることが多い。グラウンドや公園の中の仮設ステージで演奏するバンドを観ることになる。でも正規のビッグバンド・スタイルならいいのだが、吹奏楽がジャズをするのは、ちょっとどうかなあと何時も考えてしまう。50人、60人とかでシング・シング・シングとか、よく演奏しているところを観るが、どうもジャズに聴こえない。なんだろうリズムがちょっと違う。グルーヴ感がジャズではない。ビート感が違う。まあジャズの曲を吹奏楽で演奏しても無理はあるのは判っているが、これは明らかにジャズの曲を演奏している吹奏楽であって、ビッグ・バンドが演奏しているジャズとは異質の音楽である。したがってもう一つのめり込めない。でも、中学校でも高校でも、ほとんどの学校の部活はは吹奏楽かマーチングバンドしかない。なので、こういった学校がジャズを演奏して、聴いている人もジャズをやってると思うだろうが、小生から言わせるとどこかが違うのだな。やはりジャズならビッグバンド・スタイルですべきでトランペット4、トロンボーン4、サックス5、リズム4の17人+α。これが原型だろ。ティンパニとかホルンとかチューバとかオーボエ、ファゴット、ユーフォニアム、シンバル、スネア・ドラム、もう完全に吹奏楽だしな。でも一生懸命演奏しているので聴いていたが、吹奏楽以外の何物でもない。やはり室内のコンボを聴きたかった。また高槻現代劇場で演奏しているプロ達の演奏も聴きたかったが、何時も朝早くから並んでいるので今年も入れなかった。実は大西順子トリオを聴きたかったのだがなあ。
http://www.0726.info/
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