2ntブログ
2014年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2014.05.30 (Fri)

このところ暑くて

 まだ5月なのだが、もう京都では連日30℃超えでちょっと参っている。例年よりも雨が少なくて晴れた日が多いからだろうが、5月で30℃を突破すると身体の方が対応できない。ついこの前まで寒い寒いと言ってたのに一気に気温が上昇するからどうにもならない。今年はエルニーニョ現象で冷夏になる可能性があり、梅雨入りも梅雨明けも遅くなるというのだが、関西においては今のところその傾向は見られない。それとも地域差が出るのかな。よく東北や関東とか冷夏の年があるが、そのような時でも関西は暑い場合が多く、冷夏だった夏は1993年以外、最近では記憶がない。去年は酷暑だったが、さて今年はどうなるやら。今のところ予報では去年ほど暑くはならないというが・・・・・。関西はどうせ暑い夏だろう。取り敢えず小生は夏になると気をつけなけらばならないのは脳梗塞の再発である。去年の6月に脳梗塞になり7月後半まで入院した苦い体験があるので暑い夏は要注意である。一般的には寒い冬に気をつけなけらばならないのだが、夏も注意しなけらばならないらしい。殊に発汗すると血液がドロドロになるので出来る限り水分を摂取する。適度に運動もする。食事も野菜中心で塩分を控え、カロリー制限をして睡眠をよくとる。何だか仙人のような生活を強いられそうだが止むを得ない。それぐらい気をつけないと長生きできないかもしれない。一度、入院してみると慎重にならざるを得ない。それでも再発する場合もあるから、こうなったらこのブログも終わりだしな。とにかく2年目の夏は気をつけることにする。
EDIT  |  19:44  |  その他  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2014.05.25 (Sun)

第75回優駿牝馬(オークス)

 牝馬限定のレースは好きじゃないが、最近は更新率が低いので書くことにするか。今年のオークスは1強と言われるハープスターが絶対的な能力を持っているが、あの追い込み一辺倒の脚質だと取りこぼしがあって連勝街道は難しいようなことを桜花賞後に書いたと思うが、その不安が当たってしまった。ということで結果から先に書く。

 1着ヌーヴォレコルト 2分25秒8、2着ハープスター クビ、3着バウンスシャッセ クビ、4着ニシノアカツキ 3/4馬身、5着ブランネージュ 2馬身1/2。

 初夏のような暑い今日、第75回オークス(G-Ⅰ・3歳牝馬、芝1800m、18頭)が東京競馬場で行われた。1番人気は圧倒的に支持されたハープスター、2番人気は桜花賞3着のヌーヴォレコルト、3番人気バウンスシャッセ、4番人気サングレアル、5番人気マジックタイムだった。
 スタートからベイシャフェリスが平均ペースで逃げ、レーヴォレコルトは中団。ハープスターは桜花賞の時のようにシンガリではなく後方から3番手の位置。淡々としたレースで3コーナーでハープスターは後ろから3番手。だが4コーナーで大外に回し後ろから2番手に下がった。さあ、ここから追い込みが効くかと言うだけが見所だったが、中団から先に先頭に立ったヌーヴォレコルトを捉えきれず頸の差2着。力は1枚抜けていたが、マイル戦のようにはいかなかったかな。追い込んではいるが外にふくれ過ぎて無駄な脚を使いすぎたかな。それとも2400mという距離だとあの驚異的な末脚も出なかったのかもしれない。でも上がり3Fは33秒6で来ている。要するにもう少し無駄のない競馬をやれば差し届いていたかもしれない。ただハープスターは頸が高い馬でどちらかというと2000m以下の方が向いているかもしれない。何れにせよ凱旋門賞どころではなくなってしまった。キズナも骨折したし、今年の凱旋門賞挑戦馬は0か。残念・・・。
EDIT  |  16:34  |  競馬(国内レース)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2014.05.24 (Sat)

ポール・マッカートニーが来日したが・・・・

 昨年の秋、来日公演したばかりのポール・マッカートニーが突然、今年になって来日公演をすると発表し、5月17日から24日までの間に4公演する予定で来日したのである。ところが初日の17日公演の直前に急病のため中止になった。ステージも設営され本番直前まで準備が整っていたもののポール本人がウイルス性炎症に罹り公演は急遽、開催不能となった。しかし翌日以降は開催できるという筈だったのだが、本人の体調が、その後も思わしくなく結局は全公演中止となったらしい。もし今日、行われていたとしたら大阪公演だったのだが、一体どうしたのだろうか。
 そもそも初日の東京公演が中止した段階では延期だったから大きな混乱は起こらなかったものの、早くからチケットを購入し、この日のために遠方から出てきた人は悲惨である。九州や北海道から来ると、チケット代、交通費、宿泊費等で出費はどれほどになるのだろう。何ともお騒がせな今回の公演中止であるが、ウイルス性炎症と言うだけで詳しい発表はない。最初は腹部に違和感という発表だった。そして、その後に声が出ない。しかし、17日の公演当日には元気な様子でハイヤーに乗って出かけるところをファンに目撃されているらしい。それだけに夜の公演直前に突然、急病のため中止。その後も全て中止。本当に訳が判らない。
 ところでウイルス性炎症って一体何だ。ウイルスの感染による炎症のことをいうらしいが、インフルエンザもノロウイルスもこれに入る。ただしウイルス性胃腸炎だと、重い症状ではないが、ほぼ寝たきりになるらしい。それに感染もするから外出は出来ないらしい。ただしウイルス性炎症と言うだけで詳しい説明もないので、こちらとしては解せない。いずれにせよ若く見えるがポール・マッカートニーも既に71歳。一度崩した体調が劇的に回復することもないだろう。ただ来日してから炎症に罹ったとするならば、一体、何処でどのように体調を崩したのだろうか。さっぱり訳が判らない。世界でも稀にみる清潔な国として広まっている日本で感染したというのも皮肉めいているが、一番迷惑を被ったのは待ち望んでいたファンの方で、チケットを手に入れた人は呆気にとられただろう。ビートルズ時代からファンであった小生は、自己都合もあってチケットも買わなかったが、もしチケットを手に入れていたとしたら、釈然としなかったと思う。何れにせよ払い戻しはしてくれるらしいが、今度、再びポール・マッカートニーが来日するかどうかは判らない。それにビートルズ時代の溌剌とした若々しさもないし声に張りがない。小生は今更、敢えて聴きたいとも思わないが、生きたレジェンドだから再び来日するとしたら、ポール・マッカートニーのチケットは売れるだろうなあ。

EDIT  |  15:56  |  その他  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2014.05.18 (Sun)

長浜城、彦根城に行く

 3月の末のことだが長浜城と彦根城に行ったので、その時のことを今頃になって記事にしてみることにする。
 何で今頃になってかというと最近は出不精気味、それと筆不精というか、記事もあまり書いていないので突然、3月末に行ったお城のことを思い出し記事にしてみよと思っただけである。
 長浜も彦根も滋賀県の北部。所謂、湖北地方で、3月上旬までは積雪があったところだ。3月も末になると雪はないけど肌寒さは残っている。大津あたりの湖南とは雰囲気も随分と違っていて、滋賀県は琵琶湖を中心にして南北に長いということを感じさせる。また京都からだと意外と遠く、滋賀県内の大津からでもかなり行くのに時間を要する。それに野洲までは電車の本数は多いが、それより先はもうローカル線そのものである。目に入るものは田畑ばかりで民家がちらほらとあるのみ。そこは何処にでもある日本の田舎の風景だ。1時間ほど電車に乗って米原に到着。そこから乗り換えて北陸線へ・・・。やっと長浜駅に着いた。人のあまりいない淋しい街だ。平日だったので駅前でも人があまりいない。滋賀県は人口が増え続けているというが、それは京都、大阪への通勤が可能な南部のみ。この北部と言ったら冬は豪雪地域で住みにくいというのもあるだろう。実際に大阪より名古屋へ行く方が近いぐらいで、若者も街を離れていくという。
 そもそも長浜は今浜と呼ばれていてところに羽柴秀吉(豊臣秀吉)が1575年に主君の織田信長の長をとって長浜に改名し長浜城を築城。それと共に城下町として発展したところ。今は人口が12万人を超えるが、これは平成の2回による大合併により周辺の浅井町、びわこ町、虎姫町、湖北町、高月町、木乃本町、余呉町、西浅井町を吸収しての人口なので、1970年当時でも長浜の人口は11万人いたことを考えれば、この湖北地方一帯では大幅な人口減が見られる。したがって今の長浜市は滋賀県北部一帯に及び、面積においては大阪市のほぼ3倍。それでいて人口は22分の1という少なさである。実際、長浜駅の周辺だけ民家が密集しているが、あとは田園地帯。
 その駅から近い湖岸に長浜城がある。そもそもはこの長浜城こそが秀吉最初の居城で、後の伏見城や大阪城を築城するにおいてその城下町も、この長浜で養ったことがその後に活かされている。ただ残念ながら市街地には幾つか、その頃の面影を残すが、当時のお城そのものは何も残ってなく現在の天守閣は1983年に犬山城、伏見城をモデルにして模擬復元されたものとされ、内部は例によって博物館となっている。また長浜市内には浅井長政が居城にした小谷城もあるが、長浜駅からだと車がないと行けないほど離れている。まあ、何れ訪れようとは思うが・・・・。

 長浜から引き返して彦根に戻ってきた。彦根は長浜よりは繁華な街である。人口は11万人ほどであるが、市街地そのものは長浜とは比べられないほど賑やかであるとい言っても、大阪や阪神間の街の賑やかさと比べてもらっても困るが、滋賀県の湖北では賑やかな街の方である。彦根駅を降りて15分ほど歩くと彦根城の入口に到着する。実のところ彦根城に来るのは4回目である。最初は小学校4年の時の遠足で来た。当時、バスに乗って日本で最初の高速道路として開通した名神高速道路で京都南IC~栗東IC(まだ尼崎~栗東間しか開通していなかった)を経て一般道路に降りて長い時間バスに乗っていたような記憶がある。2回目は高校生の時の遠足で来た。この時もバスで行ったが既に東名も全通していた時代で、彦根ICから一般道経由で彦根城へ来た。3回目は大学生の時で仲間と共に電車で来た。すると彦根城に来るのは30何年振りだろうか。

 そもそも徳川四天王の一人である井伊直政の嫡男である井伊直継の時代に、幼い直継に代わって家老の木俣安勝が徳川家康と相談して築城したのが彦根城である。開城は1606年で金亀城ともいわれ50mもの丘の上に天主閣が建てられた。それ以来、井伊家14代の居城となった。三層の天守閣は国宝で、大津城から移築したものとされ、その際、四層だったものを三層に縮小。またその他の天秤櫓も長浜城から、西ノ丸三重櫓は小谷城、太鼓門も観音寺城からの移築? ともいわれ、至る所コスト削減して築き上げられ城である。しかし文化財も多く、昭和になって再建された多くのお城とは一線を画している。
 考えてみると太平洋戦争までは国内に20の現存天守閣があった。それが昭和20年のアメリカ軍の空襲で水戸城、名古屋城、大垣城、和歌山城、岡山城、福山城、広島城の天守閣は何れも焼失。松前城は昭和24年の火事で焼失。結局、現存天守閣と言うのは12城。弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、備中松山城、松江城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城であり全て重要文化財である。その中で国宝は松本城、犬山城、彦根城、姫路城の4城であることを思うと彦根城天守閣は実に貴重な建築物と言うことになる。


長浜城の天守閣。1983年に再建され館内は博物館になってる。


彦根城の天守閣に行くには、この石段を登らねばならない。


坂を上がると天秤櫓へと続く橋脚が目に入る。


橋を渡ると天秤櫓がある。この櫓は長浜城から移築したもので重要文化財に指定されている。


彦根城天守閣。これも大津城からの移築なのだが、全国で四つしかない国宝の天守閣の一つである。


彦根城から琵琶湖を望む。


EDIT  |  08:48  |  名所・名刹探訪  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2014.05.17 (Sat)

ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎に行く




 現在、神戸市立博物館で開催されているボストン美術館 浮世絵名品展 北斎に行ってきた。何だか長いタイトルだが、つまりボストン美術館が所蔵している葛飾北斎の浮世絵作品の展覧会と言うことである。
 ボストン美術館というのは1870年設立と言うからヨーロッパの美術館に比べると歴史は新しいが、所蔵品は50万点を数える世界でも有数の民間美術館である。古代から現代まで世界中の美術工芸品を展示しているが、日本の美術を多く所蔵していることでも知られ、仏画、絵巻物、浮世絵、刀剣、美術館の敷地内には日本庭園まである。それで今回はボストン美術館が所蔵する葛飾北斎の里帰り展覧会である。
 ところで何故にボストン美術館が日本美術を大量に所蔵しているかということなのだが、まず、ボストンは鎖国を解放した日本と貿易を真っ先に貿易港として関係を深めたことに端を発している。そして、その中で3人のアメリカ人の名前が浮かびあがってくる。エドワード・モース、アーネスト・フェノロサ、ウィリアム・ビゲローである。
 モースはマサチューセッツ州の動物学者である。1877年に初来日し大森貝塚を発見し、3度かの来日を繰り返し、この間に東京帝国大学の教員となり日本の陶磁器や民俗資料の収集に励む。1892年、モースは帰国し日本陶磁器5000点をボストン美術館に譲渡。さらに日本を絶賛しフェノロサやビゲローが来日するきっかけを与える。、
 フェノロサは1878年来日。フェノロサは日本美術のコレクターとなり、東京帝国大学で政治学、哲学、経済学を教える。フェノロサの講義を受けた者には岡倉天心や坪内逍遥がいる。フェノロサは来日前に美術学校で絵を学んだこともあり日本美術には大きな関心を示し、教え子の岡倉天心と近畿の古寺の美術品を訪ねて調査をしたり東京美術学校を設立に尽力したりする。また狩野派の絵画に心酔するあまり狩野永悳に師事し、狩野永探理信という画名を頂いているほどだ。そして廃仏毀釈の時代の中で多くの捨てられた日本の美術品を集め、やがてそれらの多くの作品がボストンに渡ることとなる。
 ビゲローはモース3度目の来日の際、一緒に来日する。当初は短期の観光のつもりだった。しかし、日本の文化と伝統に触れ、心底から日本が好きになる。一時帰国以降は7年間日本に滞在し、三井寺に入門、月心という法名を得て、日本の画家や美術研究者に援助をするなど日本の美術界の発展に貢献する。さらに奈良時代から江戸時代までにおける美術工芸品を大量にコレクションする。彼の集めた作品は肉筆絵画4000点、、浮世絵版画34000点と絵画だけでもこれだけあり、これ等もボストンへ渡ってしまう。
 これで何故にボストン美術館がこれだけ日本の美術品を大量に所蔵しているかか判るだろうと思われる。明治維新後、西洋列強に追いつこうという思想が蔓延するあまり、日本古来の伝統は重んじられなくなり、西洋崇拝が進み、さらに神道復活で廃仏毀釈が進み多くの仏教寺院が壊され、仏像や壁画、多くの物を失ったのである。おそらく当時の浮世絵なんて言うのはゴミ扱いされていたかも知れず、上記のアメリカ人が日本の美術を称賛しなけらば今、絶賛されている北斎の作品の多くの作品も失われていたかもしれない。はたして明治維新と言うのは大きな改革ではあったのか。こう言った面から見ると100%良かったとは言い切れない出来事ではあったかもしれない。

 さて北斎の展覧会であるが、浮世絵版画と言うのは一つの作品でも何枚刷られたのか分からない。だから富嶽三十六景といっても全世界でどれだけあるのだろうか・・・・・。今回、富嶽三十六景だけで21点展示されていた。有名な『神奈川沖浪裏』赤富士と言われる『凱風快晴』に2点は今までに何回観たやら。葛飾北斎が為一と名乗っていた頃で既に北斎は70歳という円熟の域に達していた時に『富嶽三十六景』を描く。3万点はあるという北斎の作品の中でも、この作品群によって価値が不動のものとなるが、現在でも海外でその評価が高く上記のようにアメリカに持ち去られたのであるが、フランスにも渡り印象派の画家に大きな影響を与えたことは周知の事実である。
 今回は北斎の名を浸透させた『富嶽三十六景』以外の作品が多く、展示され春朗と名乗っていた若い時の作品から、最晩年の作品まで140点以上が展示されていて、大勢の人がつめかけていた。しかし思うに、当時の日本人にはこういった作品が注目されることもなく、何故に西洋人によって評価されたのだろうか。伊藤若冲にもいえるが、日本人が忘れ去ったような絵師や画家が西洋人によって評価され、日本で突然のように名が高まるということが時々あるが、北斎なんかはその最初の人かもしれない。おそらく明治維新以降は暫くの間、北斎の名も消えかかっていたのだろうと察しられる。

EDIT  |  16:07  |  美術  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2014.05.11 (Sun)

高校野球春季大阪大会

 快晴の昨日、高校野球の春の大阪大会準々決勝へ行ってきた。小生、プロ野球は最近はさっぱり観ない。サッカーも観ない。オリンピックも観ない。つまりスポーツにほとんど関心がないのだが、学生スポーツはよく観に行く。野球、サッカー、陸上・・・・。何故かと言われると良く判らないが、技術的には未熟だがプロと違って清々しさを感じるからであろうか。でも甲子園の全国大会はあまり行こうとは思わない。どちらかというと下手糞なプレーも数多く見られる地方大会の方が興味が湧く。それで大阪の北港にある舞洲と言う埋立地まで行ってきたのである。
 でも地元の京都ではなく何故、大阪に行くかと言うと、京都よりも試合そのものが面白いからである。はっきりいって京都よりも大阪の方が野球レベルが高いからということになるのかな。今年の選抜は京都の龍谷大学附属平安高校が優勝したが、それ以外だと強いところは2、3校ほどしかない。従って甲子園に出る高校はほぼ限られている。だから強豪校が京都よりも確実に多い大阪の方が面白いから行ったのである。
 しかし舞洲は遠いし便利が悪いな。過去に何度か行ってるが何時も感じる。JR環状線に乗って西九条で桜島線に乗り換え終点まで行く。電車は混んでいた。でも殆どの人は手前のユニーバーサルシティ駅で降りてしまった。みんなUSJに行くのだろう。小生はテーマパークだとか遊園地なんて興味がないから、電車を降りた人の波をただただ驚いて見つめるのみだった。そして電車は終点の桜島駅へ到着。ここから舞洲行きのバスに乗る。またバスが満員なのである。この日は、高校野球の地方大会以外にも高校生のテニス大会や舞洲の体育館でも何かの競技の大会が行われているようで、ラクロスの道具を持った女学生もいた。とにかく舞洲はスポーツアイランドなのである。
 10時半ごろ舞洲ベースボールスタジアムに到着。試合は終盤でこの春の選抜で準優勝した履正社高校が東大阪大柏原に対して7対1大きくリードしていた。ところが柏原が8回裏に3点を返す。9回表に履正社が1点を追加で8対4、これで決まったと思ったが9回裏に4点を入れ同点にしてしまい延長へ突入。長い試合になった乱打戦の様相である。結局11回表に履正社が3ランホームランを放ち11対8で辛くも勝った。やはり大阪は選抜で準優勝と言っても楽々勝たしてくれないということか。3時間かかってしまった。
 第2試合が上宮太子と公立でただ1校ベスト8に残った大冠高校との対戦。1回表に上宮太子が2点を早々と先制するも、大冠が小刻みに5点を取り公立勢がベスト4に進出かと思っていたら、またも上宮太子が3点を入れ、再び延長戦へ突入。あーあ、ちょっと2試合連続の延長戦は疲れるな。屋根もない舞洲の野球場。直射日光に晒され続け疲れてしまった。朝9時から試合が始まって午後3時を回ってしまった。それでも、もまだ終わらない。もう1試合あるのに・・・・。それで第3試合は観戦せずに帰ってきた。2試合とも延長戦になるとは想定していなかった。これが野球観戦の辛いところである。サッカーやラグビーのように時間制のスポーツでないからな。
 ところで大阪の春の大会は何のためあるのか意味が判らない。他県なら夏の大会のシード権を貰うのに戦うが、大阪はシード制がないから春で勝っても無意味なのである。だからエースを温存するところもあって、全力で戦っているかと言うと、必ずしもそうではないところもある。だから何故、この春の大会を行うのかなとおもったりするのだが・・。




まさかの9回裏の4点で延長戦に突入


長い試合がやっと終わった


延長11回11対8


野球場から南港のビルが見える


コンテナーヤードが見える。港のすぐ近くだということが判る。


あーあ、第2試合も9回表に3点が入り、またも延長戦。すでに3時を過ぎてしまった。何時までも居る訳にもいかず第3試合を観ずして球場を立ち去った。


EDIT  |  12:52  |  スポーツ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2014.05.05 (Mon)

高槻JAZZ STREET 2014に行く



 昨日と一昨日の3日、4日、今年も高槻ジャズストリートに行ってきた。何時から行くようになったのかな・・・・・。今年で16回目と言うことは1999年から始まったことになる。その頃は大規模ではなくとにかく始めてみようというような状況から段々と盛況になり、今年は54会場にバンドが乗り込んで演奏しながら市内を周回するバスを入れると、バンド数は754組まで膨れ上がったようだ。それでも出演したいバンドが多過ぎて、会場もこれ以上増やせなくなってきたから出演も抽選があるという。つまり発起人達もここまで大きなイベントになるなんて考えてなかっただろう。
 それはそうとして今年は開催日の3日と4日が土日と重なってしまった。それで小生としては土曜日は家の用事が多く一日中ジャズを聴いている訳にもいかない。そして日曜日は競馬の天皇賞があって、これも昼過ぎには会場を後にした。やむを得ないな。
 だから2日で6組ぐらいのバンドしか聴くことが出来なかった。それでも熱気は十分に感じ取れたし楽しい雰囲気も味わえた。そこで思ったのだが音楽っていいなあってこと。音楽に国境はないというが確かにその通り。外国人も大勢いたし各自、音楽を聴きながらビールを片手に意気揚々と浮かれていた。ただし今になって思うことだが、出来るなら小生、聴く側よりも演奏する方に回りたかったと今になって思う。
 考えてみればジャズほど歳老いても演奏できる音楽はない。つまり自由度が高いのである。今のクラシック音楽だと楽譜に如何に忠実かが問われるが、ジャズはそんなことはない。ビッグバンドなどは楽譜を見て演奏するだろうが、クインテットやカルテットとかトリオ等のジャズになると、楽譜も適当でコード進行の表示しか書いてない場合もあり、アドリブ演奏で盛り上げる。しかし、アドリブの表現こそが難しいのだが・・・・・。それでも演奏してみたいと思うのは楽器に携わった人の共通の思いだろう。一度、楽器演奏に夢中になると長いブランクがあっても、また一度、演奏してみたいと考えるのは当然のことである。でも小生の子供のころはリコーダーかハーモニカしか楽器がなく、今のように中学から吹奏楽をやっている学校なんて、ほとんどなかったものである。それで高校に入学して始めて管楽器に触れるという状況であった。でも当時はジャズをやっている学校はなく、全て吹奏楽でマーチを中心に演奏していた時代である。だから入りたいとも思わなかった。生まれた時代が違うのだ。今は小学生のジャズバンドもある時代だ。もし小生が、今時の中学生なら当然のようにジャズをやり、夢中になっていただろうと想像するのだが・・・・・。当時はエレキバンドは恰好が良く、吹奏楽なんて女々しいと考えられていたからな。これは時代の流れだからしょうがない。でも高校の頃に吹奏楽部でもブラスバンド部でもいいから入部して、トランペットなりトロンボーンなりサックスなりを吹いていたら、今はジャズストリートにおっさんバンドの一員としておそらく演奏していたに違いないと思い会場を立ち去ったのである。


ジャズストリートを聴きに行くときは、何時も阪急高槻市駅で降りてから歩いて5分ぐらいのところにある店に立ち寄って手作りのサンドウィッチを買って行く。この日はオムレツサンドとサーモンフライサンドとロースカツサンド。


離れたところで中学生が演奏している。それを聴きながら木陰に座ってサンドウィッチを食べる。


このトリオはオーストラリア出身。最近は外国人も演奏に参加するから、抽選で漏れてしまい演奏したくても出来ないバンドも多いらしい。このトリオは日本の唱歌『故郷』をジャズにアレンジして演奏。会場の喝采を受けていた。


しかし、暑かったなあ。これだけ日焼けしたのも何時以来かな。
EDIT  |  10:38  |  音楽(ジャズ)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2014.05.04 (Sun)

第149回天皇賞

 今日は忙しい。昨日と今日と高槻ジャズストリートに行っていた。といっても今年は5月3日、4日が運悪く土日にあたり昨日は野暮用が多く、ゆっくりジャズを聴いている訳にも行かず、それに今日は天皇賞だ。それで午後2時半まで高槻でジャズを聴いていて、そこから急いで帰宅。天皇賞ぐらいは生中継で観たいからね・・・・・・。
 そして、今年は復活ゴールドシップ、昨年のダービー馬キズナ、シルバー・コレクターと言われるウインバリアシオン、そして昨年の覇者フェノーメノが4強と言われ、1番人気がキズナ、2番人気がゴールドシップ、3番人気がウインバリアシオン、4番人気がフェノーメノ、5番人気がデスペラードで、好天の京都競馬場で第149回天皇賞(G-Ⅰ・4歳以上、芝3000m、18頭)が行われた。ただしキズナは3000メートル以上の実績がないので絶対的ともいえず、ゴールドシップもスタートしてみないと判らないので、絶対的な本命馬不在と言ってもいいぐらいの中で行われた。

 高速馬場で前残りの多い馬場。よりによってスタートでゴールドシップが出遅れた。そしてキズナも後方に下げた。1番人気と2番人気がシンガリと、シンガリから2頭目。早くも波乱含みの展開。逃げ馬不在の中、サトノノブレスが先頭に立った。高速馬場でスローな展開。人気馬2頭が最後方から行く中、フェノーメノが7番手、8番手のいい位置につけている。そしてウインバリアシオンは後ろから4、5番手。1000m通過が1分01秒7、2000m通過が2分03秒4と昨年よりも2秒以上遅い。これでキズナとゴールドシップは届くのかなという展開。最近の春の天皇賞は人気馬が何時も凡走するのが、その予感は当たってしまった。3コーナーで人気2頭が追い上げるが前の馬が脚を残している。インコースで脚をためていたフェノーメノが上手く立ち回り伸びてきた。ウインバリアシオンとホッコーブレーヴの追い上げを封じ、フェノーメノが勝った。外から追い上げてきたキズナも届かず、ゴールドシップは入線後、騎手が下馬するというアクシデント。

 1着フェノーメノ 3分15秒1、2着ウインバリアシオン クビ、3着ホッコーブレーヴ ハナ、4着キズナ 1/2馬身、5着タニノエボレット 1馬身1/2。

 ゴールドシップは出遅れが全てだったように思う。ゲートの中で立ち上がり出遅れてしまい最後方からの競馬を強いられた。この馬は気性に難がありスタートしてみないと判らない。今日は悪いところが出てしまった。今日のような高速馬場でロングスパートしても届くものではない。それはキズナにもいえる。やはり10番手以内で好位置から抜け出したフェノーメノが正攻法の競馬をして勝った。これで復活かと言いたいが、この馬も脚部不安があり安定した成績が残せない。それでも春の天皇賞を2連覇した。ただ展開に恵まれた感があり圧勝ではなかった。人気薄のホッコーブレーヴが3着に来るのだから、力の競馬にならなかったともいえる。昨今の天皇賞は何時も、こんなレースばかりで展開に左右される。それを考えると自分で動いて1000mのロングスパートをしてレコードで勝ったディープインパクトは別格だったのかもしれない。
EDIT  |  16:48  |  競馬(国内レース)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑
 | BLOGTOP |