2011.12.03 (Sat)
今年の京都の紅葉は・・・・・・
もう師走に入ってしまったが暖かい。12月とはとても思えない。地球温暖化なんて言われて久しいが今年はこの数年の中でも格別に暖かい。一度や二度寒くなった日もあるが、それ以外は毎日、毎日、暖かくて上着を着ると汗ばむぐらいだ。10月には夏日が何日かあったからなかなか涼しくはならないと思っていたが、予想通り11月に入ってもその傾向は変わらず、例年にも増して気温が高い日が多い。だからといってはなんだが、紅葉が史上最も遅いのではないかとも思える。まあ、狭い日本といっても南北に長いので北海道や東北では雪だよりも聞えてくるから寒いのだろうが、拙者の住む京都地方では実に暖かい。それで今年は11月中に紅葉するのだろうかといった事も言われたが、やはり11月下旬になってくると木々が紅葉し始めたのである。でも今年の場合、紅葉の見ごろは11月ではなく12月だというので今日、京都の市街地から近い円山公園へ行きその紅葉振りを確かめて来たのだが・・・・・・・。はっきりいって見ごろにはなっているが大ハズレ。こんな見応えのない紅葉、過去にお目にかかったことがない。もう紅葉しないで落ち葉となってしまった楓もあるぐらいだから、今年の気温の高さが紅葉にまで影響を与えているようである。しかし、それでも京都の紅葉を見に大勢の観光客が訪れてくる。それで皆様、異口同音に「わあ、きれい」と言ってくださるが、毎年見ている者にとっては今年の紅葉は艶やかさがなさすぎた。本当に鮮やかな紅葉を見てもらえないというのは実に残念である。でも気候だけはどうすることもできないから、来年に期待するしかないだろう。
そもそも木々が紅葉する条件としては、一日の中で気温が8℃以下が必要で、5℃以下なら一気に紅葉、黄葉が増すという。さらにいうならば昼夜の気温の差が激しく平地より斜面、空気が澄んでいてきれいであって、土壌に適度な水分が含まれていることが条件となる。すると今年は未だに寒い日があまりなく暖かい日ばかり。それでも気温が少しずつであるが低くくなるので紅葉は進むが幾分、赤味が足りない。それで見た目にも派手さがないということになる。まあ、御託を並べてもしょうがないので、今日、円山公園周辺で撮ってきた写真を拝見してもらうしかないでしょう。
尚、写真はクリックすると拡大します。
何時もならもっと赤いのだが。

紅葉とは関係ないが、円山公園には坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像がある。彼等の墓はここからほど近い霊前護国神社(りょうぜんごこく)にある。

料理屋と紅葉。

石畳の階段には落ち葉が・・・・・。

日が射している。

落ちてる葉も赤くないのだが。

なんか色が薄くて・・・。

薄っすらと赤いのだが・・・。

神社と紅葉。

ところどころに深紅の紅葉は見られるが・・・・。

このあたりは赤味のある木が多いが。

真っ赤にならずに落葉が始まっている。

料亭の屋根と紅葉。

例年だと左の木のように赤いのだが。

陽を浴びる側がどうしても赤っぽくなる。

円山公園を上って抜けたところに知恩院の梵鐘がる。1636年鋳造で、日本三大梵鐘の一つとされ、高さ3.3m、口径2.8m、重さが70トン。除夜の鐘の時には17人の僧侶で鐘をつく。

知恩院のお堂が見える。



高台寺から京都市街が一望できる。八坂の塔と京都タワーが・・・・。

霊山観音(りょうぜんかんのん)である。第二次世界大戦の戦没者を追悼するために1955年建立された。高さが24m。

ここは高台寺である。円山公園の南側にある臨済宗建仁寺派の寺院で、豊臣秀吉の正室だった北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るために建立したところである。ここも紅葉の名所ではあるが中には入らなかった。

最後に鴨川の写真を1枚。四条河原から三条方面を望む。

そもそも12月に紅葉が見ごろになるなんておかしすぎる。もっと気温が低くてピリッとした寒さの日が11月の間にもう少し多ければ紅葉はもっと艶やかだっただろうが、こればかりはどうすることもできない。なんか毎年、言っているような気がするが、30年前の紅葉はもっと見事だったと・・・・・・。
そもそも木々が紅葉する条件としては、一日の中で気温が8℃以下が必要で、5℃以下なら一気に紅葉、黄葉が増すという。さらにいうならば昼夜の気温の差が激しく平地より斜面、空気が澄んでいてきれいであって、土壌に適度な水分が含まれていることが条件となる。すると今年は未だに寒い日があまりなく暖かい日ばかり。それでも気温が少しずつであるが低くくなるので紅葉は進むが幾分、赤味が足りない。それで見た目にも派手さがないということになる。まあ、御託を並べてもしょうがないので、今日、円山公園周辺で撮ってきた写真を拝見してもらうしかないでしょう。
尚、写真はクリックすると拡大します。
何時もならもっと赤いのだが。

紅葉とは関係ないが、円山公園には坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像がある。彼等の墓はここからほど近い霊前護国神社(りょうぜんごこく)にある。

料理屋と紅葉。

石畳の階段には落ち葉が・・・・・。

日が射している。

落ちてる葉も赤くないのだが。

なんか色が薄くて・・・。

薄っすらと赤いのだが・・・。

神社と紅葉。

ところどころに深紅の紅葉は見られるが・・・・。

このあたりは赤味のある木が多いが。

真っ赤にならずに落葉が始まっている。

料亭の屋根と紅葉。

例年だと左の木のように赤いのだが。

陽を浴びる側がどうしても赤っぽくなる。

円山公園を上って抜けたところに知恩院の梵鐘がる。1636年鋳造で、日本三大梵鐘の一つとされ、高さ3.3m、口径2.8m、重さが70トン。除夜の鐘の時には17人の僧侶で鐘をつく。

知恩院のお堂が見える。



高台寺から京都市街が一望できる。八坂の塔と京都タワーが・・・・。

霊山観音(りょうぜんかんのん)である。第二次世界大戦の戦没者を追悼するために1955年建立された。高さが24m。

ここは高台寺である。円山公園の南側にある臨済宗建仁寺派の寺院で、豊臣秀吉の正室だった北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るために建立したところである。ここも紅葉の名所ではあるが中には入らなかった。

最後に鴨川の写真を1枚。四条河原から三条方面を望む。

そもそも12月に紅葉が見ごろになるなんておかしすぎる。もっと気温が低くてピリッとした寒さの日が11月の間にもう少し多ければ紅葉はもっと艶やかだっただろうが、こればかりはどうすることもできない。なんか毎年、言っているような気がするが、30年前の紅葉はもっと見事だったと・・・・・・。
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