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2013.06.02 (Sun)

第234回英国ダービー

 伝統の第234回ダービーS(G-Ⅰ・3歳、12f10yd、12頭)が6月1日にロンドン郊外のエプソムダウンズ競馬場で行われた。今年は何と3歳クラシック緒戦の2000ギニーを圧勝しこれまで7戦全勝のDawn Approachが出てきたので大いに注目されたのだが・・・・・・・。
 
 一昨年Frankelがはやり2000ギニーを圧勝し動向が注目されたが、ダービーには出てこずマイル路線を進むこととなり結局は14戦全勝というとんでもない記録を残すこととなったが、それとは対照的にDawn Approachはダービーに出走してきた。

 スタートからDawn Approachは7、8番手の外につけていたが道中はかかっているようなぎこちない走りっぷり。徐々に前に上がって行きタッテナムコーナーの手前で先頭にたった。だが、そこからが長い。直線に入り外から並ばれると勢いがなくなり失速していった。早くも脱落。ここからは後方に待機していた3番人気Ruler of the Worldが外から進出。脚色を延ばしてあと300mで先頭。一気に後続を突き放し、ゴール直前で勢いよく迫ってきたLIbertarianを抑えて1着でゴールイン。

 1着Ruler of the World 2分39秒05、2着Libertarian 1馬身1/2、3着Galileo Rock 短頭、4着Battle of Marengo 短頭、5着Ocovango 1/2馬身。

 7戦全勝で圧倒的な1番人気だったDawn Approachには距離が長かったとしか言いようがない。これまでマイルまでの経験しかなく、長いエプソムの直線入り口でもう脚色がなかった。やっぱりダービーに出ずマイル路線を走らせるべきだったのか・・・・。

 勝ったRuler of the World はこれで3戦3勝だが、デビューは今年の4月7日なのでまだ2ヶ月も経っていないことに驚く。でも英国では何度かこういったことがあるので特筆すべきことではないが日本では考えられない。日本ならおそらく日本ダービーに間に合わないだろう。でもイギリスではこのようなことがあるから面白い。

 Ruler of the worldは父がGalileo(Northern Dancer系)で母がLove Me True(父Kingmambo---Raise a Native系)という血統。今後は王道路線を進むのかな。もしかして凱旋門賞でオルフェーヴル、キズナなどの日本勢と走っているかもしれない。一方、最下位の12着に沈んだDawn Approachは、この惨敗でマイル路線に活路を見出すことは確実となったな。



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