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2015.06.11 (Thu)

アメリカで37年ぶりに三冠馬誕生

 このところPCが重くなって更新が出来ないでいるが、何とアメリカで37年振りに三冠馬が誕生したので、久々の競馬の記事を書くことにした。
 もう競馬の記事は今まで書きすぎたので自粛していたし、あまり書きたくもなかった。また競馬の人気もだんだんと下降して行って盛り上がりも欠けている。書いたところで関心もあまり持たれないだろうから書かなかったのである。先日の日本ダービーでドゥラメンテが勝って、その強さを発揮したが、オルフェーヴル級の実力はあるかもしれない? と思わせた。ただどこかで墓穴を掘る可能性がるかもしれないとは感じている。それと、はたして長い距離が持つのかどうか。まあ、今後のレースで成長を見届けられるかもしれないが、最近はどうも確実に成長しない馬ばかりで期待ばかり裏切られてるからね・・・・・・。
 なのでよほどのことがない限り競馬の記事を書かないことに決めた。でも37年振り12頭目のアメリカ三冠馬誕生と言うと記事にしなくてはならないだろう。先日の6日のことなので少々、古い話になるが、ベルモントSで2着に5馬身1/2の差をつけてアメリカンファラオが逃げ切って、何と1978年のアファームド以来の三冠馬が誕生した。アファームドが走っていたのは私がまだ20代前半の時であった。その私がもう還暦に届く年齢だから如何に長い間アメリカで三冠馬が誕生しなかったことか。つまりアメリカの競馬においてベルモントSの1マイル半という距離が異様に長くて、ほとんどの馬がこの距離の長さに失速してきたのだ。アメリカの競馬では9ハロンあたりが適正距離ではないだろうか。日本やヨーロッパでは2400mというのがチャンピオン・ディスタンスといわれるがアメリカでは長過ぎるのだ。したがってケンタッキー・ダービーの10f、プリークネスSの91/2fからベルモントSでは12fに距離が一気に伸びる。ここで過去、二冠馬が度々、失速して三冠の栄冠を逸している。それがとうとう37年振りにその壁をアメリカンファラオが撃ち破った。ケンタッキー・ダービーでは3番手から外を回って差し切り、プリークネスSでは泥んこ馬場の中、逃げ切って圧勝。ベルモントSも逃げて最後に引き離す圧勝劇。
 でも考えてみたら、37年間も三冠馬が出なかったといっても、セクレタリアトが1973年、シアトルスルーが1977年、アファームドが1978年と6年の間に3頭も三冠馬が出たのだから出るときは出るのだ。その後の37年間出なさすぎというのが考えものだ。本家イギリスではもう三冠馬そのものが死後になっていて、セントレジャーにダービー馬が出てこないのが当たり前になっている。日本でも最近はダービーに勝っても菊花賞に出ないようになりつつある。セントレジャーも菊花賞も例外的に今の競馬事情に合わない距離だから仕方がないが、アメリカの場合2400mでも長いとされるのだから、特殊なお国柄なのだろう。競馬も芝生ではなくダートがメインだからして、ヨーロッパや日本、豪州あたりとは違う競馬を行っているとしかいいようがない。
 ところでアメリカンファラオだが、スペリングを見るとAmerican Fharoahとなっている。これだとアメリカンファロアだろ。どうも馬名登録の時にミスってこの様な馬名になったらしいが、アナウンサーも普通にアメリカンファラオと叫んでいるからこれでいいのだろう。昔、昔、イギリスにPotooooooooという競走馬がいた。現在ではPot-8-Osで血統書に残っているが、後年、アメリカンファラオの事情を知らない人が大半になった頃には、このアメリカンファラオも、アメリカンファロアと呼ぶ人がいても不思議ではない気がする。
 このアメリカンファラオであるがデビュー戦が5着だったものの、その後は無敵の7連勝。セクレタリアトまではいかないが、最近の20年では屈指の名馬になる可能性がある。今後のレースに興味が持たれるのである。

ベルモントSの映像


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