uncleyieのア・デイ・イン・ザ・ライフ

　超巨大台風が22日夕方から23日未明にかけてやって来た。その前に衆議院選挙。何の選挙なのかよくわからないが取り敢えず雨の降る中行ってきた。何のための選挙か判らないが無駄に権利を放棄するのも癪だから行ってきた。まあ小生の一票が国政で反映されたことは過去にないけど一票は一票である。まあ結果はご存じの通り与党の圧勝。このことにはあまり言わないことにする。これから日本がどうなろうが小生は先が短くなったので、ガタガタ言ってもしょうがない所詮は老害でしかない。なるようにしかならないからな。その衆議院選挙と同時期に台風21号がやって来た。小生はこちらの方が気になってしょうがなかった。台風の強風圏は半径800キロ以上というから超大型台風。そして強力な勢力を誇示したまま接近した。その前から秋雨前線が停滞して日曜日の夕方から風までが強くなってきた。まだ上陸もしてないのに既に雨風が強い。ちょっとびびったな。夜の９時頃ビューという音と共にバタバタというトタンが波打つ音。テレビをかけると選挙ニュースばかり。台風のニュースは文字でテロップが流されるだけ。ああ、政局のニュースばかりだな。もう風が強い中、布団に入って音が気になるから耳栓していたら知らぬ間に記憶がなくなったと思ったら夜中の２時半頃に目が覚める。そのときは外で暴風が吹き荒れていた。どうやら静岡県の御前崎辺りに上陸すると言ってたが暴風圏も大きいので猛烈な風が吹いている。寝れやしない。風の音が気になってしょうがない。仕方なく近所の避難所へ着替えて行くことにした。鉄筋コンクリートで頑丈な建物だ。公民館として使われている。外は風は強いものの雨はもうほとんど降ってなかった。急いで行くと入り口で名前と住所を書かされ３階に案内された。時を同じくして小生と同じような人が何人かいて避難してきたみたいだ。今まで生きてきて台風で避難するのは２回目だ。今度の台風はとにかく大型過ぎる。雨風が吹き荒れている時間が長すぎる。こんな環境下では寝れやしない。
　３階に案内されブルーシートの上に折りたたみマットと毛布を敷くために渡された。既に20人ぐらいが3階で寝ていて、音の消えているテレビが２台ついていた。でも選挙のニュースが中心で台風の方は角の方の小さい画面とあとはテロップで知らされるだけ。もうその場で寝転がった。でも風の音が凄い。しょうがなく持ってきてウォークマンのイヤーフォーン両耳につけて音楽を２時間ほど聴いていた。どうせ寝れやしないからな。朝５時頃になったらみんながマットと毛布をたたみ帰りだしたではないか。小生は役所の人に風は大人しくなったのか問うと避難勧告は解除されましたというではないか。それで小生も帰宅の途についたのだが、確かに猛烈な風は吹いてないがまだ時折、強い風は吹く。それよりも道路の至る所にゴミが散乱している。どこから飛んできたのか判らない。木の葉もそこら中、道路にへばり付いていた。帰って１時間ほど仮眠をとるが眠くてしょうがない。もう少ししてJRの最寄り駅まで行くが電車が遅れまくっているではないか。ああなんと言うことか・・・・。