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2017.11.01 (Wed)

ゴッホ~最期の手紙~

 最近映画をほとんど観ない。それはあのシネマコンプレックスに映画館が変わってしまったというのもあるが、それ以前に観たいなあと思える映画が少なくなったということだろう。それならDVD化されて観た方が良いかと思うからである。多少画面は小さいが今のテレビは大きいし逆にシネコンは画面が小さくなったのであまり観たときの感動は変わらないだろうと思えるからである。そういうことで最近、ほとんど映画館に行かなくなった。何時映画館に行ったかなあと考えたらスター・ウォーズのエピソード3から行ってない。
 だがこれは観てみたいと思う映画が明後日から上映されるという。それはイギリスとポーランドの合作映画『ゴッホ~最期の手紙~』である。実はこの映画ちょっと驚く。登場人物が全て油絵で描かれている。それも例のゴッホ調のタッチの油絵である。聞くところによるとゴッホの最後の自殺の謎について色々と説があり、その謎について追求していく映画らしいのだが全編油絵アニメーションだという。それもゴッホの絵が動く如く話が進行していく。こんな映画過去のあったのかな・・・・・。
 制作者側は世界から画家やその卵やらを600人集め、製作所のあるポーランドのスタジオで長い間缶詰させて絵を一コマ一コマ描かせたという。1人あたり何百枚描いたんだろう。インターネットで世界中から画家を募集し、まずゴッホの描く絵を習得することから始め、描けなければ特訓。そして描けなければこの企画から降りて貰うことから始め、合格した人は毎日、スタジオに籠もり絵を描き続けたという。それもアニメーションにしなければならないので一つの絵を描くと写真で撮り、次に少しだけ動いた絵をまた描くという驚嘆すべきことを延々と続けなければならない。聞いただけでオレには絶対無理と思ってしまう。
 一応、人物に演技をやらせ、その映像を元に作画していくという。これに日本人でただ1人絵を描き続けた女性が1人いると言うから驚くが、烏を描いていて途中黒から青に変えさせられたときはメンタルが崩壊したという。それで96分の映画に仕上がっている。まあ普通のアニメーションも大変だが、それをゴッホ調の実際ある絵が動いて物語が展開していくという。聞いただけで興味が湧く。おそらく過去のアニメーションでも最も大変な制作過程だと思う。だから筋書きはともかくゴッホの絵を90分以上見続けることになる映画。これは一度観てみたいと思うが、話題を呼んでシネコンで並ばないと行けないのだろうなあ。だから知らぬ間に終ってしまい、結局はまたDVD化されてDVDで観ることになるだろう。でも早く観てみたいものだ。



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