2012.11.25 (Sun)
第32回ジャパンC
三連休も今日になってやっと晴れた。そして東京競馬場で第32回ジャパンC(G-Ⅰ・3歳以上、芝2400m、17頭)が行われた。もう32回目になるのだな。しかし、このところ国際招待レースといいながら海外馬のメンバーが貧弱すぎてお話にならない。今年はかろうじて凱旋門賞馬ソレミア(Solemia)が出走してきたので一応はレースとしての格好がついたが、他のメンバーは2線級ばかり。ソレミアにしてもけして一線級の強豪馬ではなく、凱旋門賞は重馬場に救われたてあの一世一代の好走につながったのだと思える。こんな海外馬では日本の高速馬場には対応できないので全馬着外に終わるだろうと予想を立てた。せめてRibot以来といわれる14戦全勝で引退したFrankelが来てくれたら盛りあがったに違いない。最もFrankelは距離に疑問符がつくが・・・・・・・。
なんだかんだといっても創設当初の頃の方が海外馬はメンバーが揃っていたな。第2回の時は当時の世界最高賞金獲得馬のJohn Henryや当時の世界最強牝馬と言われたApril Run、翌年に凱旋門賞を制することになるフランス牝馬All Alongが揃っていた。しかし勝ったのはアメリカのHalf Icedだった。でもこの頃の日本馬はヒカリデュール、カズシゲ、カツアール、トドロキヒホウあたりだし、とても太刀打ちできなかったが、その当時に比べれば日本の競走馬も強くなったものである。日本の馬が強くなったから外国馬は勝ち目がないと思っているのかも知れなく、最近は本当に来日メンバーが弱くなった。これだと招待レースの冠を外し日本馬だけでジャパンCをやればいいのではと思ってしまう。それで1番人気はフランスから帰った3冠馬オルフェーヴル、2番人気はルーラーシップ、3番人気は牝馬3冠馬ジェンティルドンナ、4番人気はフェノーメノ、5番人気はエイシンフラッシュだった。
スタートが切られた。またもルーラーシップが立ち遅れた。Jakkalberryもやや遅れたか。それ以外ははまずまずのスタート。ビートブラックが内から行く。外からトーセンジョーダン。1、2コーナーを回ってビートブラックが先頭。2番手にトーセンジョーダン。3番手ジェンティルドンナ、その直後に凱旋門賞馬Solemia、そのあとにフェノーメノ、その外にオウケンブルースリ、さらにSri Putra、エイシンフラッシュが続いて、Mount Athosとローズキングダムが並んで行って、Red Cadeauxとオルフェーヴル、さらにルーラーシップ、ダークシャドウ、Jakkalberryにジャガーメイル、最後方にメイショウカンパという順位である。向こう正面を通過して間もなく3コーナーにかろうというところであるがハロンラップは12.8---11.0---12.0---12.3---12.1---12.1と1000m通過が1分00秒2、1200m通過は1分12秒3と、このクラスにしてはスローペースである。これだと上がりの追い比べになりそうだ。これを察知したのか先頭のビートブラックが後続を引き離しにかかった。3コーナーから4コーナーにかけて一気に8馬身、9馬身、10馬身と引き離す。オルフェーヴルも外を通って中団から好位置に上がって行く。2番手以降は固まっているが、先頭のビートブラックは第4コーナーを先頭で回る。先頭にビートブラック、2番手はトーセンジョーダン、その直後にオルフェーヴルが上がっている。内にジェンティルドンナ。先頭のビートブラックはまだ5馬身以上リード。2番手はトーセンジョーダン、外にオルフェーヴル、内からジェンティルドンナ、さらに外にフェノーメノ。あと400m、先頭ビートブラック、ビートブラック先頭。2番手にオルフェーヴル、そのインコースからジェンティルドンナも上がってくる。ビートブラックがまだ先頭だが、2番手が迫ってきた。急接近だ。迫った迫った。あと200m、ジェンテシルドンナ、外からオルフェーヴルがビートブラックをかわす。先頭はジェンティルドンナとオルフェーヴル、内にジェンティルドンナ、外にオルフェーヴルだ。馬体が合った。馬体が合った。激しい叩きあいだ。3冠馬と牝馬3冠馬の叩きあい。オルフェーヴルかジェンティルドンナか、同じ勝負服2頭が叩きあう。ジェンテイルドンナがオルフェーヴルか。3番手はちょっと離れている。ジェンテイルドンナかオルフェーヴルか。ゴール前にジェンティルドンナがちょとだけ出たか。
1着ジェンティルドンナ 2分23秒1、2着オルフェーヴル ハナ、3着ルーラーシップ 2馬身1/2、4着ダークシャドウ アタマ、5着フェノーメノ 2馬身1/2。
最後の直線でビートブラックを2頭で追い越すときに内のジェンティルドンナが外にふくれたので、外のオルフェーヴルに接触した模様で長い審議になったが結局は失格が出ずに到着順通り確定した。
それにしても3歳牝馬のジェンティルドンナは強かった。あの競ると根性むき出しになるオルフェーヴルと競って一歩も引かなかった。たとえ欣量差が4キロあったとはいえ見事なものである。やはり牝馬同士の中で勝つよりも、こうして牡馬の一流どころに混ざって勝ってこその名牝である。今後の戦いぶりも興味がわく。一方オルフェーヴルは本調子にあったのかどうかだが、海外遠征からの復帰レースにしては見せ場を作ったので、まあよしとしよう。地力はメンバー中ナンバーワンであることは十分に証明できたのだから。悪い癖も見せずヤレヤレというところではないだろうか。
ところで外国馬は予想通りいいところがどこもなかった。Solemiaは13着。これだと来年以降も外国の陣営は怖気づいて良い馬は遠征してこないのではないだろうか。それで世界の中のローカルレースになりつつあるジャパンC。もう海外馬招待などやめてしまえばと本気で考えてしまう。日本のレースの格がもっと上がればといいたいが、現状はお寒い限りである。
なんだかんだといっても創設当初の頃の方が海外馬はメンバーが揃っていたな。第2回の時は当時の世界最高賞金獲得馬のJohn Henryや当時の世界最強牝馬と言われたApril Run、翌年に凱旋門賞を制することになるフランス牝馬All Alongが揃っていた。しかし勝ったのはアメリカのHalf Icedだった。でもこの頃の日本馬はヒカリデュール、カズシゲ、カツアール、トドロキヒホウあたりだし、とても太刀打ちできなかったが、その当時に比べれば日本の競走馬も強くなったものである。日本の馬が強くなったから外国馬は勝ち目がないと思っているのかも知れなく、最近は本当に来日メンバーが弱くなった。これだと招待レースの冠を外し日本馬だけでジャパンCをやればいいのではと思ってしまう。それで1番人気はフランスから帰った3冠馬オルフェーヴル、2番人気はルーラーシップ、3番人気は牝馬3冠馬ジェンティルドンナ、4番人気はフェノーメノ、5番人気はエイシンフラッシュだった。
スタートが切られた。またもルーラーシップが立ち遅れた。Jakkalberryもやや遅れたか。それ以外ははまずまずのスタート。ビートブラックが内から行く。外からトーセンジョーダン。1、2コーナーを回ってビートブラックが先頭。2番手にトーセンジョーダン。3番手ジェンティルドンナ、その直後に凱旋門賞馬Solemia、そのあとにフェノーメノ、その外にオウケンブルースリ、さらにSri Putra、エイシンフラッシュが続いて、Mount Athosとローズキングダムが並んで行って、Red Cadeauxとオルフェーヴル、さらにルーラーシップ、ダークシャドウ、Jakkalberryにジャガーメイル、最後方にメイショウカンパという順位である。向こう正面を通過して間もなく3コーナーにかろうというところであるがハロンラップは12.8---11.0---12.0---12.3---12.1---12.1と1000m通過が1分00秒2、1200m通過は1分12秒3と、このクラスにしてはスローペースである。これだと上がりの追い比べになりそうだ。これを察知したのか先頭のビートブラックが後続を引き離しにかかった。3コーナーから4コーナーにかけて一気に8馬身、9馬身、10馬身と引き離す。オルフェーヴルも外を通って中団から好位置に上がって行く。2番手以降は固まっているが、先頭のビートブラックは第4コーナーを先頭で回る。先頭にビートブラック、2番手はトーセンジョーダン、その直後にオルフェーヴルが上がっている。内にジェンティルドンナ。先頭のビートブラックはまだ5馬身以上リード。2番手はトーセンジョーダン、外にオルフェーヴル、内からジェンティルドンナ、さらに外にフェノーメノ。あと400m、先頭ビートブラック、ビートブラック先頭。2番手にオルフェーヴル、そのインコースからジェンティルドンナも上がってくる。ビートブラックがまだ先頭だが、2番手が迫ってきた。急接近だ。迫った迫った。あと200m、ジェンテシルドンナ、外からオルフェーヴルがビートブラックをかわす。先頭はジェンティルドンナとオルフェーヴル、内にジェンティルドンナ、外にオルフェーヴルだ。馬体が合った。馬体が合った。激しい叩きあいだ。3冠馬と牝馬3冠馬の叩きあい。オルフェーヴルかジェンティルドンナか、同じ勝負服2頭が叩きあう。ジェンテイルドンナがオルフェーヴルか。3番手はちょっと離れている。ジェンテイルドンナかオルフェーヴルか。ゴール前にジェンティルドンナがちょとだけ出たか。
1着ジェンティルドンナ 2分23秒1、2着オルフェーヴル ハナ、3着ルーラーシップ 2馬身1/2、4着ダークシャドウ アタマ、5着フェノーメノ 2馬身1/2。
最後の直線でビートブラックを2頭で追い越すときに内のジェンティルドンナが外にふくれたので、外のオルフェーヴルに接触した模様で長い審議になったが結局は失格が出ずに到着順通り確定した。
それにしても3歳牝馬のジェンティルドンナは強かった。あの競ると根性むき出しになるオルフェーヴルと競って一歩も引かなかった。たとえ欣量差が4キロあったとはいえ見事なものである。やはり牝馬同士の中で勝つよりも、こうして牡馬の一流どころに混ざって勝ってこその名牝である。今後の戦いぶりも興味がわく。一方オルフェーヴルは本調子にあったのかどうかだが、海外遠征からの復帰レースにしては見せ場を作ったので、まあよしとしよう。地力はメンバー中ナンバーワンであることは十分に証明できたのだから。悪い癖も見せずヤレヤレというところではないだろうか。
ところで外国馬は予想通りいいところがどこもなかった。Solemiaは13着。これだと来年以降も外国の陣営は怖気づいて良い馬は遠征してこないのではないだろうか。それで世界の中のローカルレースになりつつあるジャパンC。もう海外馬招待などやめてしまえばと本気で考えてしまう。日本のレースの格がもっと上がればといいたいが、現状はお寒い限りである。
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