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2014.09.10 (Wed)

テニスについて思ったこと

 昨日の朝、テニスの全米オープンが行われ日本人で初めて四大大会の決勝に錦織圭が進んだということで、日本中が俄テニスファンになったかのような騒ぎであった。それも生中継は有料のWOWOWのみで、この中継を観たいがために急遽WOWOWに加入した人が続出したというではないか。それを聞いて小生は失笑したが・・・・。
 快挙には違いないが、どうも日頃無関心なくせにこういうときだけ熱中するというのはどういうものなのかな。もっともテニスと言うのは昔からウィンブルドンを始めBS放送で中継はあった。でもテニスファンしか観ていなかっただろうと思う。それほど日本人のテニスプレイヤーの活躍がこれまであまりなかったということである。でもテニスと言うのはお坊ちゃん、お嬢ちゃんがよくやっているスポーツと言うイメージがあり、国内のテニス人口は多いとは思う。ただ世界的トッププレイヤーがこれまでほとんど出なかったから、メジャー大会での中継も視聴率はあまり芳しいものではなかったと記憶している。ただ小生は若い頃、クリス・エバートが出ているといつも観ていたかな。男子ではボルグとマッケンローのネットプレーが面白かった。でも日本人と言うと昔はウィンブルドン女子ダブルスで沢松和子、アン清村が優勝したことがある。最近では伊達公子がウィンブルドン、全豪、全仏でベスト4まで行ったこともあった。ただし男子となると、その活躍はお寒い限りだったのだ。それが四大大会のシングルスで男女初めての決勝進出となるとそりゃ大騒ぎになるかな・・・・。
 そういえば小生が小学生の時、東京オリンピックが開催された。それで直前に文芸春秋だったかどうか忘れたが、過去のオリンピックでメダルを獲得した人が出てきて、座談会みたいなものをやり、その対談集と言うものが掲載されていた。そして、その時に熊谷一弥という人がいたことを知るのである。
 この人は1918年の全米選手権(今の全米オープン)で日本人として初のベスト4に進出した人で、その2年後のアントワープ・オリンピックでシングルス、ダブルス(柏尾誠一郎と組む)共に銀メダルを獲得する。つまりオリンピック史上最初の日本人メダリストである。それで、小生は昔はオリンピックでもテニスが行われていたのだと知るのである(今は復活している)。つまり、その熊谷一弥以来の全米オープン・ベスト4進出ということで錦織圭は快挙だとされたのである。四大大会を通しても1933年の佐藤次郎以来と言うから、日本男子のテニス界は低迷していたのだ。それが降ってわいたように決勝進出だから、大騒ぎになるのも当然と言えば当然かもしれない。ただ小生はテニスやバレーボールに関しては男子よりもラリーの続く女子の方が面白くて、男子はあまり今まで観てこなかった。だから今回も興味はなかった。もっとも若い頃はありとあらゆるスポーツ中継を観たものだが、だんだんとスポーツに関心がなくなり、今ではほとんど観ないかな。
 それで今回、残念ながら錦織は決勝でクロアチアのマリン・チリッチに敗れ優勝はならなかった。それで思い返すと、今から9年前の2005年10月に世界スーパー・ジュニア・テニス選手権(U―18)が大阪の靱テニス・センターで開催された。その時にチリッチも錦織も共に出ている。そして錦織は準決勝でフランスのジェレミー・シャーディに敗れ、決勝に進出したチリッチもジェレミー・シャーディに敗れている。ところで優勝したシャーディは、その後の活躍はあまり聞かない。ジュニアの時の実力よりも、それから大成出来るかどうかが問題なのだろう。今回は準優勝だった錦織だが、彼にはまだ先がある。今後の活躍に期待するとしよう。
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