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2015.07.17 (Fri)

台風11号の余波

 なんだかノロノロとした台風がやってきて今日一日、雨が降りやまず。それどころか午後になってからの方が雨が激しかった。昨日は夜に四国に上陸して今日、午後に山陰から日本海へ抜けて勢力も衰えたのだが、夜半までは風も強かった。これにより昨日の間に終業式を行ったところも多く、何かと7月のお騒がせ台風の余波は大きかったようだ。被害そのものはさほど大きいものではなかったが、とにかく台風の速度が遅く上陸してからもなかなか進まず、したがって雨が長い間、降らし続けていた。この台風のような時、外出するのは厭なんだが仕方がない。とにかく雨が強く風もある。ちょっと駅まで歩くだけで膝から下がビショビショである。それに傘が思うようにさせない。風があるから傘があおられ下手をすれば松茸のようになり上半身まで濡れる。こう言った時には傘はあまり役に立たない。それに電車も遅れ気味。ロクなことがない。
 それはそうと今日は京都の祇園祭の山鉾巡行の日であった。動く博物館ともいわれる山鉾。これ等が長刀鉾を先頭に京都の中心街を巡行する伝統の祭りだが、もしかして台風の影響で中止となる可能性もあった。だが、中止されることもなく激しい雨の中、無事に行われたようだ。過去、祇園祭の巡行が中止されたというのは1962年に一度ある。この時は阪急が四条大宮から河原町まで延伸工事をしていて、四条通の地下を掘る工事をやっていたため、この年だけ中止されたらしい。したがって悪天候で中止となると1880年代に一度だけあったらしい。つまり余程のことがないと山鉾巡行の中止はないのである。過去、どんな激しい雨でも強行されていたけ中止されたらしい。したがって悪天候で中止となると1880年代に一度だけあったらしい。つまり余程のことがないと山鉾巡行の中止はないのである。過去、どんな激しい雨でも強行されていたのだ。のだ。絨毯にビニールを被せて雨を凌いでいた。鉾の上にいる人は滑るので大変だし危険である。それでも今まで強行して巡行は行われてきた。ただ今回は台風と言うことで、もしかして強風が吹くと鉾が倒れる可能性があるということで、午前9時の巡行開始の2時間前に強行が決定されたという。昨日の宵山は台風接近で提灯をはずしていて、それでも多くの人がつめかけていたようだ。例年、祇園祭と言うのはあまり天気が良くなく、快晴と言うのは5年に一度ぐらいらしい。まあ、何時も梅雨時と言うことで時期的にも雨が多いのはしょうがないが、それにしても質の悪い台風がやって来たものだ。ただ人災被害が比較的少なかったというのは救われるが。それにしてもよく降るな。今でも降り続いているからな。
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