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2017.02.09 (Thu)

陰鬱な空

 またこのところ寒さがぶり返している。2月の真っ只中だから当然なのだが、朝から薄暗い青空の見えない空を眺めていると気が滅入ってくる。ことにパラパラと空から氷雨が降ってくると体が芯まで冷えてくる。小生、季節的には夏が1番嫌いなのだが、冬に関しても嫌なところがいくつかある。これは誰しも一緒だと思うが、水を使うのが辛い。洗濯物が乾かない。布団が干せない。朝、布団から出にくい。早朝、暗くて寒いのに起きなくてはいけないときなどは特に辛い。ただ夏と冬を天秤にかけて比較すると総合的には冬の方が良い。でも北海道に住んでいるとなるとそうはならないんだろうと思う。飽くまでも夏が蒸暑い京都に住んでいるからそう思うだけかもしれないが・・・・・。
 でも冬は鍋が美味いし魚も美味しい、いや全般的に夏よりも食欲が増すから何を食べても美味しい季節なんだろう。それに動き回れるしバテない。しかし乾燥肌にとっては辛い季節でもある。手が荒れて指が知らぬ間にひび割れを起こしている。足の踵も割れてきて歩くと痛い。スキンケアもやらないとどうしようもない。とにかく湿気がない分、肌が荒れる。それも年取ってだんだんと酷くなってきているように思う。自分でも思うが若いときは体にもっと弾力あったし張りやつやもあって今ほど肌が乾燥していなかったし手や足のひび割れもあまり起こさなかった。つまり加齢による老化現象なのだろう。受け止めたくないが現実だから仕方がない。今はハンドクリームや踵に絶えずクリームを塗っている有様だがそれでも荒れる。もうどうしようもない。これは湿度と温度と大いに関係があるのだろう。気温が高くなり湿度も増してくると指や踵のひび割れも次第と無くなってくるからだ。でも肌が荒れなくなってくる頃は、もう蒸暑くなっている。そのときは汗をかくので動くのが嫌になってくる。1年通して言うならば春秋が良いのは当然なのだが、年々、春と秋が短くなり暑いか寒いかの季節しかないというのは困ったものだ。しかし総体的に言って地球温暖化の影響で夏が非常に長くなっていると言うことは冬も暖冬傾向にあるのだろう。確かに昨年の冬は暖冬で雪も降らなかったしスキー場も困っていたようだが、今年は雪が多めに降っているようで、どうも時々は寒い冬がやってくる時がある。まさに気象予報士泣かせの昨今であり、ホントに地球のメカニズムは読み切れない。

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