2008.03.23 (Sun)
スプリングS、阪神大賞典
今日は中山で皐月賞トライアルのスプリングS、阪神で天皇賞の前哨戦ともいうべき阪神大賞典が行われた。
中山のスプリングS(Jpn-Ⅱ・3歳、芝1800m、16頭)は、今年の3歳牡馬陣の頼りなさを象徴するように人気が割れた。一応はショウナンアルバが1番人気、サダムイダテンが2番人気、ドリームシグナルが3番人気ではあったが・・・・・。
スタートするや1番人気のショナンアルバが勢い良く出て行く。先行争いから1、2コーナーのコーナーワークで最内をついたスマイルジャックが先頭にたった。2番手にアポロドルチェ、3番手にショウナンアルバ。しかし、ショウナンアルバが向こう流しに入るやかかってしまった。クビを上げてしまい騎手の蛯名も止めようがなくショウナンアルバは一気に先頭に立ってしまった。2番手にスマイルジャックで、3番手にアポロドルチェ、そのあとは2、3馬身離れてドリームシグナル、シンワラヴ、アルカザン、レインボーペガサス、オーロマイスター、フローテーション、アサクサダンディ、レッツゴーキリシマ、ダイワワイルドボア、ウォーボネットが差もなく続く、そのあとは6、7馬身離れて人気のサダムイダテン、ベンチャーナイン、アイティトップといったところ。ペースは速くなく、12.6---11.3---12.4---12.0---12.5と1000m通過が1分00秒8、このペースで中山コースということを考えれば先行している馬が有利であることは歴然としている。この時点で既にサダムイダテンは争覇圏外ということになる。
さあ、4コーナーをカーブする。ショウナンアルバ、スマイルジャック、アポロドルチェ、ドリームシグナルと続く。直線に向いてショウナンアルバとスマイルジャックが並ぶ。内にシンワラヴ、その後ろにアポロドルチェ、ドリームシグナル。あと1ハロンというところで、スマイルジャックが先頭に立つ。ショウナンアルバも粘っている。追うドリームシグナルは伸びない。その時に内の方からフローテーションが一気に伸びて来た。でもスマイルジャックが先頭。フローテーションが迫るが、半馬身まで詰め寄ったところがゴールだった。
1着スマイルジャック 1分48秒9、2着フローテーション クビ、3着ショウナンアルバ 1馬身1/2、4着アサクサダンディ クビ、5着アルカザン クビ。
勝った6番人気のスマイルジャックがようやく2勝目で、2着のフローテーションも、前2走とも惨敗していて11番人気だったので馬券的には荒れてしまった。
ところで、今年の3歳馬は走るたびに人気馬が見事に崩れてしまう。これで皐月賞はマイネルチャールズが1番人気に支持されるのは確実となった。でもこの調子だと、マイネルチャールズもどうなるか解らない。競馬に絶対はないと言われるが、今年の3歳牡馬ほどレースごとに勝ち馬が替わるのを今まで見たことがない。これほど毎回、人気馬が総崩れだと、まるで籤引きで勝ち馬を決めているように思える。これだと皐月賞は、正当な予想では馬券も当らないだろう。人気薄のアナ馬を総流しで買ってみると面白いかもしれない。
一方、阪神では古馬の阪神大賞典(GⅡ・4歳以上、芝3000m、13頭)が行われた。メイショウサムソンこそいないが、関西の天皇賞を目指す古馬の有力どころが長丁場に顔を揃えてきた。この中で1番人気はポップロックで、2番人気がアドマイヤフジ、3番人気トウカイトリックであった。
阪神の内回りコース。スタート地点は2コーナーを回りきったところ。ゲートが開くやドリームフライトが行く。見た目にも超スローペースである。2番手にアドマイヤジュピタ、3番手ポップロック、4番手アイポッパー、5番手マヒオレとペガサスファイトが併走。その後ろにアドマイヤフジ、そしてトウカイエリート、トウカイトリックの同じ勝負服が並んで追走。その後にダークメッセージ、メトロシュタイン、そして兵庫公営のチャンストウライ、最後方にエーシンダードマンという展開。レースはスローで淡々と進む。正面スタンド前を通過して2週目に入る。2周目に入り向こう正面、ペガサスファイト、トウカイトリックが少しだけ動く。3コーナーでペースが上がる。ここまで1000m通過が1分03秒8、2000m通過が2分09秒7である。ほぼ13秒台だったハロン毎のラップタイムが11秒台に上がる。各馬が仕掛けに入った。そして13頭が固まって直線に入る。
先頭はここでアドマイヤジュピタに替わる。内にドリームフライトがいるが、2番手にアイポッパーが上がる。外にポップロック、あと200m、アドマイヤジュピタ先頭、アイポッパー2番手、3番手ポップロック、その後がトウカイトリック、内からトウカイエリート、アドマイヤフジはちっょと届かないか・・・・・。先頭はアドマイヤジュピタ、2馬身以上差が開いた。アドマイヤジュピタが堂々の1着。
1着アドマイヤジュピタ 3分08秒7、2着アイポッパー 2馬身1/2、3着ポップロック クビ、4着トウカイトリック 3/4、5着トウカイエリート 1馬身1/4。
アドマイヤジュピタは、今年になって初めての重賞制覇となり、前走の日経新春杯で4着に敗れた借りを返したこととなり、天皇賞の有力馬となった。あと今日のメンバーにメイショウサムソンやマツリダゴッホ、それにドリームパスポート、アサクサキングス、アルナスライン、ロックドゥカンブ、アドマイヤモナーク、ドリームジヤーニー、デルタブルース、インティライミ、トウショウナイトが加わるかもしれないが、グランプリホースのマツリダゴッホは距離が長いから出走を見合わせるかもしれない。
中山のスプリングS(Jpn-Ⅱ・3歳、芝1800m、16頭)は、今年の3歳牡馬陣の頼りなさを象徴するように人気が割れた。一応はショウナンアルバが1番人気、サダムイダテンが2番人気、ドリームシグナルが3番人気ではあったが・・・・・。
スタートするや1番人気のショナンアルバが勢い良く出て行く。先行争いから1、2コーナーのコーナーワークで最内をついたスマイルジャックが先頭にたった。2番手にアポロドルチェ、3番手にショウナンアルバ。しかし、ショウナンアルバが向こう流しに入るやかかってしまった。クビを上げてしまい騎手の蛯名も止めようがなくショウナンアルバは一気に先頭に立ってしまった。2番手にスマイルジャックで、3番手にアポロドルチェ、そのあとは2、3馬身離れてドリームシグナル、シンワラヴ、アルカザン、レインボーペガサス、オーロマイスター、フローテーション、アサクサダンディ、レッツゴーキリシマ、ダイワワイルドボア、ウォーボネットが差もなく続く、そのあとは6、7馬身離れて人気のサダムイダテン、ベンチャーナイン、アイティトップといったところ。ペースは速くなく、12.6---11.3---12.4---12.0---12.5と1000m通過が1分00秒8、このペースで中山コースということを考えれば先行している馬が有利であることは歴然としている。この時点で既にサダムイダテンは争覇圏外ということになる。
さあ、4コーナーをカーブする。ショウナンアルバ、スマイルジャック、アポロドルチェ、ドリームシグナルと続く。直線に向いてショウナンアルバとスマイルジャックが並ぶ。内にシンワラヴ、その後ろにアポロドルチェ、ドリームシグナル。あと1ハロンというところで、スマイルジャックが先頭に立つ。ショウナンアルバも粘っている。追うドリームシグナルは伸びない。その時に内の方からフローテーションが一気に伸びて来た。でもスマイルジャックが先頭。フローテーションが迫るが、半馬身まで詰め寄ったところがゴールだった。
1着スマイルジャック 1分48秒9、2着フローテーション クビ、3着ショウナンアルバ 1馬身1/2、4着アサクサダンディ クビ、5着アルカザン クビ。
勝った6番人気のスマイルジャックがようやく2勝目で、2着のフローテーションも、前2走とも惨敗していて11番人気だったので馬券的には荒れてしまった。
ところで、今年の3歳馬は走るたびに人気馬が見事に崩れてしまう。これで皐月賞はマイネルチャールズが1番人気に支持されるのは確実となった。でもこの調子だと、マイネルチャールズもどうなるか解らない。競馬に絶対はないと言われるが、今年の3歳牡馬ほどレースごとに勝ち馬が替わるのを今まで見たことがない。これほど毎回、人気馬が総崩れだと、まるで籤引きで勝ち馬を決めているように思える。これだと皐月賞は、正当な予想では馬券も当らないだろう。人気薄のアナ馬を総流しで買ってみると面白いかもしれない。
一方、阪神では古馬の阪神大賞典(GⅡ・4歳以上、芝3000m、13頭)が行われた。メイショウサムソンこそいないが、関西の天皇賞を目指す古馬の有力どころが長丁場に顔を揃えてきた。この中で1番人気はポップロックで、2番人気がアドマイヤフジ、3番人気トウカイトリックであった。
阪神の内回りコース。スタート地点は2コーナーを回りきったところ。ゲートが開くやドリームフライトが行く。見た目にも超スローペースである。2番手にアドマイヤジュピタ、3番手ポップロック、4番手アイポッパー、5番手マヒオレとペガサスファイトが併走。その後ろにアドマイヤフジ、そしてトウカイエリート、トウカイトリックの同じ勝負服が並んで追走。その後にダークメッセージ、メトロシュタイン、そして兵庫公営のチャンストウライ、最後方にエーシンダードマンという展開。レースはスローで淡々と進む。正面スタンド前を通過して2週目に入る。2周目に入り向こう正面、ペガサスファイト、トウカイトリックが少しだけ動く。3コーナーでペースが上がる。ここまで1000m通過が1分03秒8、2000m通過が2分09秒7である。ほぼ13秒台だったハロン毎のラップタイムが11秒台に上がる。各馬が仕掛けに入った。そして13頭が固まって直線に入る。
先頭はここでアドマイヤジュピタに替わる。内にドリームフライトがいるが、2番手にアイポッパーが上がる。外にポップロック、あと200m、アドマイヤジュピタ先頭、アイポッパー2番手、3番手ポップロック、その後がトウカイトリック、内からトウカイエリート、アドマイヤフジはちっょと届かないか・・・・・。先頭はアドマイヤジュピタ、2馬身以上差が開いた。アドマイヤジュピタが堂々の1着。
1着アドマイヤジュピタ 3分08秒7、2着アイポッパー 2馬身1/2、3着ポップロック クビ、4着トウカイトリック 3/4、5着トウカイエリート 1馬身1/4。
アドマイヤジュピタは、今年になって初めての重賞制覇となり、前走の日経新春杯で4着に敗れた借りを返したこととなり、天皇賞の有力馬となった。あと今日のメンバーにメイショウサムソンやマツリダゴッホ、それにドリームパスポート、アサクサキングス、アルナスライン、ロックドゥカンブ、アドマイヤモナーク、ドリームジヤーニー、デルタブルース、インティライミ、トウショウナイトが加わるかもしれないが、グランプリホースのマツリダゴッホは距離が長いから出走を見合わせるかもしれない。
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