2008.04.06 (Sun)
ダービー卿CT、サンケイ大阪杯
絶好の行楽日和となった今日、中山でダービー卿チャレンジ・トロフィー、阪神でサンケイ大阪杯が行われた。
中山のダービー卿CT(GⅢ・4歳以上、芝1600m、16頭)であるが、マイル戦の多頭数。このレースは伝統的に荒れるので有名だが当たり前だ。中山のマイル戦で多頭数出てきたら、まともなレースにならない。ただでさえ最後の直線が短くて、中山の外回りのマイルコースは、ほとんどコーナーという厳しいコースなので後方から行くとほとんど勝てない。だから先手必勝なのである。今回も人気はマルカシェンク、オーシャンエイプス、どちらも末脚を得意とする馬で、危険な人気馬といってよいだろう。もっともマルカシェンクは1月の中山マイル戦で逃げ切っているが、今回は逃げられるだろうか・・・・。
スタートが切られたが、マルカシェンクはダッシュが悪く後手に回ってしまった。この展開だと厳しいだろう。早くも波乱の要素が・・・・。それで先手をとったのはカンファーベストとドラゴンウェルズだが、激しい競馬である。中山の外回りの最深部を通って、3コーナーにかかるまでの間に、大外のサイレントプライドが先頭に踊り出ていた。2番手にはダンスフォーウィン、3番手にグレイトフルタイム、ドラゴンウェルズ、そしてカンファーベスト、ショウワモダン、シンボリグラン、キングストレイル、その後にリザーブカード、テンイムホウ、ピンクカメオ、チョウサンと続き、ナスノストローク、ニシノナースコールといて、ようやく大外からオーシャンエイプス、さらに最後方がマルカシェンクである。何と人気馬2頭が最後方と後ろから2番目である。これで勝てという方が無理だろう。さあ、4コーナーを回る。内から外に7、8頭が並んで直線に入る。内からサイレントプライド、ダンスフォーウィン、その外にドラゴンウェルズ、カンファーベスト、グレイトフルタイム、テンイムホウ、さらに大外がオーシャンエイプスである。直線に入り、最内のサイレントプライドがコーナーワークで先頭に立った。インコースが有利なのは明白である。懸命に逃げ込もうとする。先頭にサイレントプライド、2番手にダンスフォーウィン、3番手にドラゴンウェルズ、後続も追いすがるが前の3頭で決まりそうだ。先頭はサイレントプライド、ダンスフォーウィンと外のドラゴンウェルズが追うが、先頭のサイレントプライドが勝った。
1着サイレントプライド 1分34秒2、2着ドラゴンウェルズ クビ、ダンスフォーウィン 3/4、4着リザーブカード 1/2、5着カンファーベスト クビ。
1番人気のマルカシェンクはメンバー中、最速の上がりタイム33秒6で追い込んだが8着。2番人気のオーシャンエイプスも2番目に速い上がりタイム33秒8で追い込んだが7着。共に道中の位置が後ろ過ぎたということである。中山のコースは先行するかせめて中団につけて、3コーナーで好位置にいない馬だと勝つのは難しいということである。
桜満開の阪神競馬場は来週の桜花賞まで桜は持ちそうもない。今週、桜花賞の方が季節感があったのにと思うが都合よくいかないものだ。
そんな阪神で豪華メンバーによるサンケイ大阪杯(GⅡ・4歳以上、芝2000m、11頭)が行われた。出走馬は、クラシック2冠馬で天皇賞を連勝中のメイショウサムソン、昨年の桜花賞と秋華賞、エリザベス女王杯を勝っている女傑ダイワスカーレット、菊花賞馬でダービー2着のアサクサキングス、皐月賞馬のヴィクトリー、一昨年の皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞2着、ジャパンC2着のドリームパスポート、同じく一昨年のダービー2着、菊花賞3着のアドマイヤメイン、3年前のダービー2着インティライミ等・・・・豪華絢爛で、もしかして天皇賞よりもメンバーが揃っているのではないかとさえ思える。そんな中で1番人気は、2000mという距離が合っていると思われたのか牝馬のダイワスカーレットだった。2番人気にメイショウサムソン、3番人気にドリームパスポートが支持された。
スタートからエイシンデピュティとダイワスカーレットがハナを争うが、1コーナーでダイワスカーレットが先手を奪った。2番手にエイシンデピュティとアサクサキングスが併走。その後にヴィクトリー、メイショウサムソン、さらにブライトトゥモロー、サンライズマックスがいて、その外にアドマイヤメイン、その後方にドリームパスポート、外にインティライミ、最後方は4馬身ほど離れてダイナミッククロウという展開。1000m通過が59秒6で通過したダイワスカーレット。スローペースでいて末脚が切れるだけに、逃がしてはならぬと後続馬も仕掛けに入り、第4コーナーで馬群が固まってくる。
スカーレットの外にアサクサキングスとメイショウサムソンが並びかけようとする。直線に向いてダイワスカーレットが先頭。そしてアサクサキングスが接近しようとする。その外にメイショウサムソンだが行きっぷりが悪い。さらに内からエイシンデピュティの伸びが良い。その後ろからはドリームパスポートも伸びて来る。でもここからダイワスカーレットが二の脚を使って再度スパートした。最後は1馬身近く引き離してゴールイン。
1着ダイワスカーレット 1分58秒7、2着エイシンデピュティ 3/4、3着アサクサキングス 1/2、4着ドリームパスポート アタマ、5着ブライトトゥモロー クビ。
メイショウサムソンは6着だった。やや馬体が重いのか、動きが鈍かった。でもダイワスカーレットも馬体重が随分と増えていたのに動きは素早く、今年も順調な出足となった。
さあ。来週は桜花賞。いよいよクラッシックレースの開幕だ。
中山のダービー卿CT(GⅢ・4歳以上、芝1600m、16頭)であるが、マイル戦の多頭数。このレースは伝統的に荒れるので有名だが当たり前だ。中山のマイル戦で多頭数出てきたら、まともなレースにならない。ただでさえ最後の直線が短くて、中山の外回りのマイルコースは、ほとんどコーナーという厳しいコースなので後方から行くとほとんど勝てない。だから先手必勝なのである。今回も人気はマルカシェンク、オーシャンエイプス、どちらも末脚を得意とする馬で、危険な人気馬といってよいだろう。もっともマルカシェンクは1月の中山マイル戦で逃げ切っているが、今回は逃げられるだろうか・・・・。
スタートが切られたが、マルカシェンクはダッシュが悪く後手に回ってしまった。この展開だと厳しいだろう。早くも波乱の要素が・・・・。それで先手をとったのはカンファーベストとドラゴンウェルズだが、激しい競馬である。中山の外回りの最深部を通って、3コーナーにかかるまでの間に、大外のサイレントプライドが先頭に踊り出ていた。2番手にはダンスフォーウィン、3番手にグレイトフルタイム、ドラゴンウェルズ、そしてカンファーベスト、ショウワモダン、シンボリグラン、キングストレイル、その後にリザーブカード、テンイムホウ、ピンクカメオ、チョウサンと続き、ナスノストローク、ニシノナースコールといて、ようやく大外からオーシャンエイプス、さらに最後方がマルカシェンクである。何と人気馬2頭が最後方と後ろから2番目である。これで勝てという方が無理だろう。さあ、4コーナーを回る。内から外に7、8頭が並んで直線に入る。内からサイレントプライド、ダンスフォーウィン、その外にドラゴンウェルズ、カンファーベスト、グレイトフルタイム、テンイムホウ、さらに大外がオーシャンエイプスである。直線に入り、最内のサイレントプライドがコーナーワークで先頭に立った。インコースが有利なのは明白である。懸命に逃げ込もうとする。先頭にサイレントプライド、2番手にダンスフォーウィン、3番手にドラゴンウェルズ、後続も追いすがるが前の3頭で決まりそうだ。先頭はサイレントプライド、ダンスフォーウィンと外のドラゴンウェルズが追うが、先頭のサイレントプライドが勝った。
1着サイレントプライド 1分34秒2、2着ドラゴンウェルズ クビ、ダンスフォーウィン 3/4、4着リザーブカード 1/2、5着カンファーベスト クビ。
1番人気のマルカシェンクはメンバー中、最速の上がりタイム33秒6で追い込んだが8着。2番人気のオーシャンエイプスも2番目に速い上がりタイム33秒8で追い込んだが7着。共に道中の位置が後ろ過ぎたということである。中山のコースは先行するかせめて中団につけて、3コーナーで好位置にいない馬だと勝つのは難しいということである。
桜満開の阪神競馬場は来週の桜花賞まで桜は持ちそうもない。今週、桜花賞の方が季節感があったのにと思うが都合よくいかないものだ。
そんな阪神で豪華メンバーによるサンケイ大阪杯(GⅡ・4歳以上、芝2000m、11頭)が行われた。出走馬は、クラシック2冠馬で天皇賞を連勝中のメイショウサムソン、昨年の桜花賞と秋華賞、エリザベス女王杯を勝っている女傑ダイワスカーレット、菊花賞馬でダービー2着のアサクサキングス、皐月賞馬のヴィクトリー、一昨年の皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞2着、ジャパンC2着のドリームパスポート、同じく一昨年のダービー2着、菊花賞3着のアドマイヤメイン、3年前のダービー2着インティライミ等・・・・豪華絢爛で、もしかして天皇賞よりもメンバーが揃っているのではないかとさえ思える。そんな中で1番人気は、2000mという距離が合っていると思われたのか牝馬のダイワスカーレットだった。2番人気にメイショウサムソン、3番人気にドリームパスポートが支持された。
スタートからエイシンデピュティとダイワスカーレットがハナを争うが、1コーナーでダイワスカーレットが先手を奪った。2番手にエイシンデピュティとアサクサキングスが併走。その後にヴィクトリー、メイショウサムソン、さらにブライトトゥモロー、サンライズマックスがいて、その外にアドマイヤメイン、その後方にドリームパスポート、外にインティライミ、最後方は4馬身ほど離れてダイナミッククロウという展開。1000m通過が59秒6で通過したダイワスカーレット。スローペースでいて末脚が切れるだけに、逃がしてはならぬと後続馬も仕掛けに入り、第4コーナーで馬群が固まってくる。
スカーレットの外にアサクサキングスとメイショウサムソンが並びかけようとする。直線に向いてダイワスカーレットが先頭。そしてアサクサキングスが接近しようとする。その外にメイショウサムソンだが行きっぷりが悪い。さらに内からエイシンデピュティの伸びが良い。その後ろからはドリームパスポートも伸びて来る。でもここからダイワスカーレットが二の脚を使って再度スパートした。最後は1馬身近く引き離してゴールイン。
1着ダイワスカーレット 1分58秒7、2着エイシンデピュティ 3/4、3着アサクサキングス 1/2、4着ドリームパスポート アタマ、5着ブライトトゥモロー クビ。
メイショウサムソンは6着だった。やや馬体が重いのか、動きが鈍かった。でもダイワスカーレットも馬体重が随分と増えていたのに動きは素早く、今年も順調な出足となった。
さあ。来週は桜花賞。いよいよクラッシックレースの開幕だ。
*Trackback
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |