2008.06.03 (Tue)
ベジーテを飲む

先日、スーパーで見慣れない野菜ジュースを見かけたので、買ってみたら何とアルコール飲料だった。それはアサヒビールから発売されている『ベジーテ』というリキュールであった。無炭酸でアルコール分が4%というから、アルコール飲料を飲んでいるという気はしないが、こんなものでも大量に飲むとアルコールに弱い人はてきめんに回るのだろうと思う。でも飲んでみると、オレンジジュースのような野菜ジュースのような、両方の中間的な味がしていて、あまり特徴が無い。でも、よくよく見ると、アサヒビールが販売しているが、どうやらアサヒビールとカゴメの共同開発で生まれたアルコール飲料だという。
100年以上にわたってアルコールに携わってきたアサヒビールと100年以上にわたって野菜に携わってきたカゴメが一緒につくりあげた共同開発のアルコール飲料が、このベジーテだという。21種類の野菜汁と4種類の果実のドッキングである。野菜汁とはカゴメのヒット商品である『野菜生活100』の原料を主に使い、『アサヒベジーテ』専用のオリジナルミックスにしたもので、両者の知見を活かし、味わい豊かな野菜汁に果汁をミックスすることでおいしく飲みやすい野菜と果実のカクテルに仕上げたらしい。
21種類の野菜汁とは、人参、ホウレン草、アスパラガス、赤ピーマン、小松菜、クレソン、かぼちゃ、紫キャベツ、ブロッコリー、メキャベツ、プチヴェール、ビート、赤じそ、セロリ、レタス、白菜、ケール、パセリ、茄子、玉葱、大根、キャベツである。一方、果汁はオレンジ、レモン、マンダリン、リンゴの4種類である。でも基本的にはオレンジ味がベースになっていて、さらさらとした飲み口でいて、後味はスッキリという謳い文句ではあるが、どうもアルコールを飲んでいるような感覚は無く、私にはあまり甘くないジュースを飲んでいるようなものである。このベジーテは野菜ジュースにオレンジを加えて、飲み易い味に仕上げられているということだが、どうせアルコールを飲むのなら、もっとアルコール分の多い飲料を飲むだろうし、甘いアルコール飲料ならカクテルがあるし梅酒もある。だから私はあまり飲みたくなるとは思えず、酒やビールが苦手な人が飲むためのお酒という気がしてならない。
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