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2008.09.15 (Mon)

朝日チャレンジC

 敬老の日の今日、変則開催となったが阪神で競馬が開催され、重賞の朝日チャレンジC(GⅢ・3歳以上、芝2000m、13頭)が行なわれた。

 このレースは昔から秋シーズンの開幕を飾るレースとして行なわれている。そういえば1970年の同レースで秋緒戦のタニノームーティエが、大差ドンジリ負けを喫するというショッキングなことがあった。またその3年後には、タニノムーティエの弟タニノチカラが復活の狼煙を上げたレースとしても記憶にある。

 今年はそんな中、13頭が出走してきたが1番人気はドリームジャーニー、2番人気はニルヴァーナ、3番人気はキャプテンベガ、4番人気はトーホウアラン、5番人気はアドマイヤメインであった。

 レースはニルヴァーナが平均ペースで逃げて、それをトーホウアランが追い、中団からキャプテンベガ、後方の3番手からドリームジャーニーが追走する展開であった。直線に入ってもニルヴァーナは逃げ粘り、そこへトーホウアランとキャプテンガベガがかわそうとするところを外から一気にドリームジャーニーが差しきって、小倉記念に続いて重賞を連勝した。これによりドリームジャーニーは秋の古馬戦線で有力馬の1頭に数えられるようになった。

 また海外の話であるが、14日にフランスのロンシャンで凱旋門賞に繋がる重要なレース2つが行なわれた。まずニエユ賞(GⅡ・3歳、2400m、7頭)はフランス・ダービー馬のヴィジョンデタ(Vision d'Etat)が勝ち、ヴェルメイユ賞(GⅠ・3歳、4歳牝馬、2400m)はフランス・オークス馬のザルカヴァ(Zarkava)が勝った。共に6戦6勝で凱旋門賞の有力馬の1頭ということになる。

 あと英ダービー馬のニューアプローチ(New Approach)に、今年に入ってキング・ジョージを含めGⅠ5連勝中の4歳馬デュークオブマーマレード(Duke of Marmalade)等も参戦してくるとなると、今年の凱旋門賞はメイショウサムソンにとって、たいへん厳しい戦いとなりそうである。
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