2008.11.17 (Mon)
朝の通勤時に於いて
今朝、家を出ると乳白色の霧が立ち込めていた。こんなに暖かいというのに何ということか、1月、2月ならともかく、11月の中頃で、こんなに深い霧が発生することは珍しい。これだと電車が遅れるのでは?・・・・と不安がよぎり駅まで急いで歩く。するとJRの駅までやって来るや、駅前で真っ赤な服を纏った女性が拡声器を持って、通勤で急ぐ人に向って演説しているではないか。周囲にはビラを配る運動員が数人。駅前でどこやらの政党がビラを配ることはよくあるので、たいして気にもとめていなかったが、演説している女性の顔が判別できる至近距離まで近づいたので何気に顔を見てしまった。
何とその女性は辻元清美だった。社民党の衆議院議員である。かつて国会答弁で小泉純一郎首相に「総理! 総理!」と連呼し、衆議院予算委員会では、鈴木宗男議員に「あなたは疑惑の総合商社です」と食い下がった、あの女性議員である。
その後は秘書の給与流用で責任をとり、一時期、衆議院議員を辞していた。でも選挙で再選され現在に至るのであるが、何でまた京都の隅っこにある小さな駅の前で、朝の7時前から何を一説ぶっているのだろうか・・・・。 しかしよく考えてみなくとも、彼女の選挙区は大阪10区。つまり京都府と隣接している所を票田にしている。結局、大阪府の住民も乗り降りするということだ。こりゃ、いよいよ選挙も近いぞ。
こちらは通勤を急ぐので、国会議員の演説にお付き合いなどしていられない。それで貰ったビラを電車に乗ってから目を通す。・・・・・・・うん、うん、最もらしいことは書いてある。・・・・・人間らしく働き、年をとってもボチボチやれる社会を。赤ん坊からお年寄りまで、命を守り育てる。教育や子育ての家計負担減で景気拡大の長期展望を。財政の地方分権が、地域活性化の第一歩。憲法第9条を活かし「ほっとかれへん=人道大国」に。
言ってることはなるほどである。しかし、私の頭の中には、そんなことよりも、電車が遅れるかどうかで頭がいっぱいで、ビラに書かれてある内容はどうでもよかった。兎に角、京都から大阪北東部、奈良県一帯で発生した濃霧により電車が遅れないか、そちらの方が心配なのであった。でも国会議員にとって選挙というものは、最も大事な行事であろう。だから今から票集めに躍起になるのも判る。いよいよ年明けには内閣解散で総選挙といわれているからな。議員さんは、選挙に落ちればただの人だから、必死になるのは判るけども、私としては、電車が定刻どうり到着するかどうか気になってしょうがない。不安は的中、結局、濃霧のため電車が遅れてしまった。
本当にこんな朝の早い時、勤め人は先を急ぐことしか考えてないから、政治家さんの演説なんか、誰も聞いてませんよ。
何とその女性は辻元清美だった。社民党の衆議院議員である。かつて国会答弁で小泉純一郎首相に「総理! 総理!」と連呼し、衆議院予算委員会では、鈴木宗男議員に「あなたは疑惑の総合商社です」と食い下がった、あの女性議員である。
その後は秘書の給与流用で責任をとり、一時期、衆議院議員を辞していた。でも選挙で再選され現在に至るのであるが、何でまた京都の隅っこにある小さな駅の前で、朝の7時前から何を一説ぶっているのだろうか・・・・。 しかしよく考えてみなくとも、彼女の選挙区は大阪10区。つまり京都府と隣接している所を票田にしている。結局、大阪府の住民も乗り降りするということだ。こりゃ、いよいよ選挙も近いぞ。
こちらは通勤を急ぐので、国会議員の演説にお付き合いなどしていられない。それで貰ったビラを電車に乗ってから目を通す。・・・・・・・うん、うん、最もらしいことは書いてある。・・・・・人間らしく働き、年をとってもボチボチやれる社会を。赤ん坊からお年寄りまで、命を守り育てる。教育や子育ての家計負担減で景気拡大の長期展望を。財政の地方分権が、地域活性化の第一歩。憲法第9条を活かし「ほっとかれへん=人道大国」に。
言ってることはなるほどである。しかし、私の頭の中には、そんなことよりも、電車が遅れるかどうかで頭がいっぱいで、ビラに書かれてある内容はどうでもよかった。兎に角、京都から大阪北東部、奈良県一帯で発生した濃霧により電車が遅れないか、そちらの方が心配なのであった。でも国会議員にとって選挙というものは、最も大事な行事であろう。だから今から票集めに躍起になるのも判る。いよいよ年明けには内閣解散で総選挙といわれているからな。議員さんは、選挙に落ちればただの人だから、必死になるのは判るけども、私としては、電車が定刻どうり到着するかどうか気になってしょうがない。不安は的中、結局、濃霧のため電車が遅れてしまった。
本当にこんな朝の早い時、勤め人は先を急ぐことしか考えてないから、政治家さんの演説なんか、誰も聞いてませんよ。
*Trackback
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |