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2009.02.21 (Sat)

京都記念

 またまた寒のぶり返しで、チラホラと京都市内は雪が舞う寒い1日であったが、伝統の京都記念(GⅡ・4歳以上、芝2200m、12頭)が今日、行なわれた。最近の京都記念は土曜日に行なわれることが多く、こまめにチェックしておかないと、つい忘れてしまうようなレースであるが、メンバーは揃うから無視できない一戦である。今年も例によって土曜日の重賞とは思えないような良いメンバーが揃ってきた。アドマイヤオーラこそは発走除外になってしまったが、皐月賞馬ヴィクトリー、菊花賞馬アサクサキングス、オークスと秋華賞を勝っているカワカミプリンセス。その他にもサクラメガワンダー、タスカータソルテ、10歳馬シルクフェイマス等。それで1番人気はサクラメガワンダーで、2番人気はカワkミプリンセス、3番人気はアサクサキングスであった。

 スタートから皐月賞馬のヴィクトリーが飛ばす。4馬身、5馬身と差を拡げていく。2番手にマンハッタンスカイ、その直後にカワカミプリンセス、4番手にアサクサキングス、5番手シルクフェイマス、さらにサクラメガワンダー、その後、3馬身開いて、4頭固まって、最後方のタスカータソルテだけが離れている。1000m通過が1分00秒7とやや遅めのペース。そのせいか3コーナーの坂のところでアサクサキングスが動き出した。ここで3番手に上がり、4コーナーで2番手集団を形成し、いよいよ直線に入ろうというところである。

 先頭は皐月賞馬ヴィクトリー、この馬は展開一つで逃げ粘ることがある。そうはさせまいとアサクサキングスがサクラメガワンダーと競る様にして伸びてくる。さらにはいったんポジションを下げたカワカミプリンセスも伸びてくる。でも内のヴィクトリーは粘り強い。あと100m、ここでやっとアサクサキングスが先頭にたつが、その外にサクラメガワンダーが肉薄している。でも僅かの差を保ちながらアサクサキングスが勝った。

 1着アサクサキングス 2分14秒6、2着サクラメガワンダー クビ、3着ヴィクトリー 1馬身、4着カワカミプリンセス 1/2、5着タスカータソルテ 3馬身1/2。

 なんとアサクサキングスは一昨年の菊花賞以来の勝利となる。
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