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2009.05.01 (Fri)

姫路城に行く

 昨日、陽気な気候に誘われて姫路城まで行って来たが姫路までは遠い。京都からだと悠に2時間はかかる。JRで行くと速いが料金が高い。私鉄だと阪急、山陽電鉄という行き方もあるが、それでもつまらないから阪急、阪神、JRを繫いで姫路へ到着した。姫路駅の正面に姫路城天守閣が見える。といっても1㎞ほど先だが。雲がまばらなほどの好天のなか、真っ直ぐ姫路城へ向う。姫路城には小学生の遠足の時に一度だけ来たことがあるので、40数年振りということになる。いや、一度、20年近く前に、姫路城の側にある姫路市立美術館へハンス・エルニ展を観に来たことがある。その時は近くに来たが、城内へは行かずじまいだったので本当に久々となった。それこそ世界遺産へ登録されてからは当然、初めて見参となった。

 姫路城、またの名は播州白鷺城。美しい白亜の天守閣を誇る名城である。1333年に赤松則村がこの地に砦を築いたことに始まるが、その後は、城主が度々、代わっている。山名持豊、黒田孝高、豊臣秀吉が治めていた時期もある。秀吉は三層の天守閣を築いたのだ。結局は関が原の戦いの後、池田輝政が城主になり姫路城の大改築を敢行し9年後に完成したというから、姫路城の原型は1609年~1610年に出来上がっていたものとされる。さあ、それでは城内へ・・・・・・。

 橋を渡って大手門を通ると三の丸広場へ入る。(写真はクリックすると拡大します) 
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 いきなり威容ある天守閣が聳えている。
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 テレビの時代劇でよく観られる光景だな。
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 さあ、これから菱の門へ向う。
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 菱の門は二の丸の入り口である。
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 だんだんと天守閣が近くなってくる。
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 堀の向こうに天守閣が・・・・・・。
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 姫路城の石垣は大阪城ほどではないが立派なものである。
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 狭間と呼ばれる小窓である。鉄砲や矢を放つための窓である。
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 これはお菊の井戸。『番町皿屋敷』のモデルとなった話に出てくる井戸。一ま~い、二ま~い、と皿を数える怪談があったでしょう。知らない人は調べてください。
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 鉄砲狭間。ここから火縄銃を撃った。
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 本丸にあたる備前丸から天守閣を撮る。まったく見事な天守閣である。
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 別角度から天守閣を撮る。
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 いよ、いよ天守閣へ入る。
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 入り口で靴を脱がされ、ビニール袋に入れてぶら下げながら天守閣内へ入る。見事に板張りである。江戸初期からの姿のまま、残っている数少ない城だから値打ちがあるのだ。
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 五層七階の最上階へ上がる。そこから姫路駅方面を望む。
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 こんな急な階段を昇り降りするのだ。靴下だと滑るのでご用心。足元のおぼつかない高齢者や足の不自由な人は絶対に天守閣へ行かないほうがいい。バリアフリーなんて設備は望むべくもないから・・・。
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 小天守側から撮る。
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 三つの小天守がある城も珍しい。一度も訪れたことの無い人は絶対に訪れるべき名城だ。これは間違いが無い。でも今年の秋には大改修工事が始まり、来年から数年にわたって天守閣が工事により覆いかぶされるので年内中に訪れるべきである。覆いが取れるのは2014年以降らしい。
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