2009.05.04 (Mon)
第11回高槻ジャズストリート
大阪と京都のちょうど中間に高槻という人口35万人の街がある。キリシタン大名高山右近が城主だった城を中心に発展した街だが、この高槻市で10年前からジャズストリートという催しが毎年、GWのこの時期の2日間にわたって開催されている。
詳しくはこちら↓
高槻 JAZZ STREET
そもそもは「高槻を音楽であふれる、楽しい街にしよう!」という思いから始まったらしいが、回を重ねてだんだんと催しが大きくなってきて、今では市内の39会場で、延べ600近くのバンドが参加するイベントとなってしまったようだ。入場者数も今では10万人を超すとかで、この狭い郊外都市にジャズが溢れかえっているような感じさえ受ける。それで私は比較的、高槻は家から近いので以前から、このイベントの存在を知ってはいたが、今回、ちょっとだけ覗いてみようと思い、昨日の僅かな時間だけ高槻の数ヶ所のライヴを実感してきた。
阪急の高槻市駅の周辺で三つのライヴが同時に行なわれていて、必ずしもジャズだけではないのだと思い、あちらこちらをうろついた。会場は2000人近く入る高槻現代劇場大ホールと少しキャパの小さな文化ホールを始め、公園やグラウンドに設けられた特設ステージや、松坂屋百貨店の屋上ステージとか、駅前の広場や高架下、神社の能舞台、教育委員会研修ホール、会社のホール、商店街の特設ステージ、そして市内中にあるカフェバーやライヴバー、ライヴハウス・・・会場として利用出来るところは片っ端からライヴ会場として利用し、全ての会場が入場無料というから嬉しい限りだが、よくぞ資金難に陥らないなあと感心したのである。
これらの催しはボランティアの人が支え、各会場には募金箱が設けられ、また、このイベントのロゴをプリントしたTシャツなどを売り出したりして、資金に当てているのかもしれない。それでいて、よくぞここまでイベントが大きくなったものだと驚きを隠しきれない。参加バンドも多種多様で、ビッグバンドからコンボ、デュオ、トリオまであり、小学生ビッグバンドまで参加しているのには失笑したが、遠くは帯広の大学のバンドまで出演しているから驚嘆する。
参加バンドはアマチュアが中心だが、名のあるプロも多数参加しているので聴きに行きたかったが、あいにく時間がとれなかった。来年はゆっくり聴いてみたい。参考までにどんなミュージシャンが参加しているかというと・・・・・・・・・・・。サックス奏者でグラミー賞にノミネートされたこともある、ジェームス・ムーディ。今年のモントリオール・ジャズ・フェスティバルの出演の合間に来日したウェイ・アウト・ウェスト。韓国人バンドのアリス・ジャズ・バンド。ギターとヴォーカルのデュオ、フライド・プライド。関西を中心に活躍しているサックス奏者・古谷充。渡辺貞夫の実弟でドラマーの渡辺文夫。・・・・数え上げればきりがないので、あとは名前だけ羅列する。どんな経歴の人かは興味があれば調べてください・・・・・岸ミツアキ、東雲まり、川嶋哲郎、小畑晴哉、中本マリ、noon、谷口英治、高橋知己、ROLLY、滝川雅弘、藤井貞泰、SINSKE、フィリップ・ストレンジ、ボンビ柿本、ラリー・マーシャル、山本久生、能勢英史、星野正生、宮下博行、森川奈菜美、大石学、セシル・モンロー、児玉有里子、井上弘道、魚谷のぶまさ、大曽学、小柳淳子、高岡正人、時安吉宏、西山瞳、蓑輪裕之・・・・・・もうやめた。まあ、盛大なイベントであると言うことです。
ところで、高槻の駅前にある大きな商店街ではBGMにジャズが流れていたが、喫茶店やケンタッキー・フライドチキン、マクドナルド、ジーンズショップなんていう店は違和感がないが、呉服屋さんに老夫婦で賄っている八百屋さんまでジャズが流れているのは、実に滑稽であった。・・・・来年も来て見ようかな。
中学生のビッグバンドだよ。『チキン』を演奏していた。
こちらは高校生のビッグバンド。我輩、行くところ行くところ、よくこのバンドに出くわすなあ。『マシュケナダ』だとか『ルパン3世のテーマ』のジャズアレンジ版を披露。去年の秋、神戸で観たときよりも数段、上達していた。
社会人のコンボ。高架下で暗くてすみません。演奏の合い間だった。
何ともコミカルなバンドだ。ラテンナンバー中心かな・・・。
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高槻 JAZZ STREET
そもそもは「高槻を音楽であふれる、楽しい街にしよう!」という思いから始まったらしいが、回を重ねてだんだんと催しが大きくなってきて、今では市内の39会場で、延べ600近くのバンドが参加するイベントとなってしまったようだ。入場者数も今では10万人を超すとかで、この狭い郊外都市にジャズが溢れかえっているような感じさえ受ける。それで私は比較的、高槻は家から近いので以前から、このイベントの存在を知ってはいたが、今回、ちょっとだけ覗いてみようと思い、昨日の僅かな時間だけ高槻の数ヶ所のライヴを実感してきた。
阪急の高槻市駅の周辺で三つのライヴが同時に行なわれていて、必ずしもジャズだけではないのだと思い、あちらこちらをうろついた。会場は2000人近く入る高槻現代劇場大ホールと少しキャパの小さな文化ホールを始め、公園やグラウンドに設けられた特設ステージや、松坂屋百貨店の屋上ステージとか、駅前の広場や高架下、神社の能舞台、教育委員会研修ホール、会社のホール、商店街の特設ステージ、そして市内中にあるカフェバーやライヴバー、ライヴハウス・・・会場として利用出来るところは片っ端からライヴ会場として利用し、全ての会場が入場無料というから嬉しい限りだが、よくぞ資金難に陥らないなあと感心したのである。
これらの催しはボランティアの人が支え、各会場には募金箱が設けられ、また、このイベントのロゴをプリントしたTシャツなどを売り出したりして、資金に当てているのかもしれない。それでいて、よくぞここまでイベントが大きくなったものだと驚きを隠しきれない。参加バンドも多種多様で、ビッグバンドからコンボ、デュオ、トリオまであり、小学生ビッグバンドまで参加しているのには失笑したが、遠くは帯広の大学のバンドまで出演しているから驚嘆する。
参加バンドはアマチュアが中心だが、名のあるプロも多数参加しているので聴きに行きたかったが、あいにく時間がとれなかった。来年はゆっくり聴いてみたい。参考までにどんなミュージシャンが参加しているかというと・・・・・・・・・・・。サックス奏者でグラミー賞にノミネートされたこともある、ジェームス・ムーディ。今年のモントリオール・ジャズ・フェスティバルの出演の合間に来日したウェイ・アウト・ウェスト。韓国人バンドのアリス・ジャズ・バンド。ギターとヴォーカルのデュオ、フライド・プライド。関西を中心に活躍しているサックス奏者・古谷充。渡辺貞夫の実弟でドラマーの渡辺文夫。・・・・数え上げればきりがないので、あとは名前だけ羅列する。どんな経歴の人かは興味があれば調べてください・・・・・岸ミツアキ、東雲まり、川嶋哲郎、小畑晴哉、中本マリ、noon、谷口英治、高橋知己、ROLLY、滝川雅弘、藤井貞泰、SINSKE、フィリップ・ストレンジ、ボンビ柿本、ラリー・マーシャル、山本久生、能勢英史、星野正生、宮下博行、森川奈菜美、大石学、セシル・モンロー、児玉有里子、井上弘道、魚谷のぶまさ、大曽学、小柳淳子、高岡正人、時安吉宏、西山瞳、蓑輪裕之・・・・・・もうやめた。まあ、盛大なイベントであると言うことです。
ところで、高槻の駅前にある大きな商店街ではBGMにジャズが流れていたが、喫茶店やケンタッキー・フライドチキン、マクドナルド、ジーンズショップなんていう店は違和感がないが、呉服屋さんに老夫婦で賄っている八百屋さんまでジャズが流れているのは、実に滑稽であった。・・・・来年も来て見ようかな。
中学生のビッグバンドだよ。『チキン』を演奏していた。
こちらは高校生のビッグバンド。我輩、行くところ行くところ、よくこのバンドに出くわすなあ。『マシュケナダ』だとか『ルパン3世のテーマ』のジャズアレンジ版を披露。去年の秋、神戸で観たときよりも数段、上達していた。
社会人のコンボ。高架下で暗くてすみません。演奏の合い間だった。
何ともコミカルなバンドだ。ラテンナンバー中心かな・・・。
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