2009.06.07 (Sun)
第59回安田記念
春のマイル王決定戦、第59回安田記念(GⅠ・3歳以上、芝1600m、18頭)が今日、東京競馬場で行なわれた。香港から参加のサイトウィナー、アルマダを含めウオッカ、ディープスカイといったダービー馬2頭の対決が注目を浴びた。1番人気はウオッカで、2番人気はディープスカイ、3番人気はスーパーホーネットであった。何でダービー馬2頭がマイル戦の安田記念で対決するのか不思議でもあるが、この2頭は3000mや3200mといった長距離路線には見向きもしないで、マイルから1マイル半の距離のレースを中心に走り続けているのでユニークな存在なのである。
いよいよスタートが切られた。長いバックストレート、激しい先行争い。外からローレルゲレイロ、アルマダが行く。そしてコンゴウリキシオーが出鞭をいれて強引にハナを奪いにかかった。ペースはおのずと速くなる。先頭はコンゴウリキシオー、2番手にローレルゲレイロ、3番手にアルマダ、内からタマモサポート、マルカフェニックス、トウショウカレッジと続き、香港のサイトウィナー、そしてライブコンサートとウオッカがいて、その後にホッカイカンティ、さらにディープスカイ、スーパーホーネット、リザーブガードが行き、カンパニーとスズカコーズウェイ、さらにスマイルジャックとアブソリュート、離れた最後方からファリダットという順番で展開する。ペースは速く、12.0---10.6---10.8---11.9---12.1と800m通過が45秒3、1000m通過が57秒4。3コーナーから4コーナー、コンゴウリキシオー、ローレルゲレイロ、アルマダと順位に変化なく、直線コースに入ろうというところ。コンゴウリキシオー先頭、その外にローレウゲレイロ、その外にアルマダと横一線。ここでウオッカが好位置に上がるが、前が壁になって出るところが無い。ディープスカイがウオッカの前にいる。あと300m、ウオッカがクビを上げていて前がまだ塞がっている。ここでディープスカイが先頭に出る。ディープスカイが先頭に立った。あと200m、ディープスカイ先頭、ディープスカイ先頭。大外からカンパニーが伸びる。ファリダッドの脚色もいい。前が開いてウオッカがやっと抜け出ようとする。先頭はディープスカイ、ディープスカイ先頭。あと100m、ここからウオッカが出てくる。ウオッカが来た。ウオッカが来た。先頭はディープスカイだが、ウオッカが一気に迫る。ウオッカがあっという間に先頭に立った。ウオッカが先頭でゴールイン。
1着ウオッカ 1分33秒5、2着ディープスカイ 3/4、3着ファリダッド 1馬身、4着カンパニー ハナ、5着ライブコンサート 1馬身1/2。
いや、最後のウオッカの切れ味には驚愕しました。ディープスカイの四位騎手も勝ったと思っただろうが、最後の最後にウオッカが来た。直線で前が塞がって出るに出られず武豊騎手は困り果てたようだが、一瞬、前がバラけた間隙を突いて一気に差し切ってしまった。まさに絶体絶命のピンチから起死回生の勝利であった。マイル戦でいうと、かつてのマイルチャンピオンシップで、オグリキャップが今回と同様に、敗色濃厚のピンチからバンブーメモリーを差し切ったレースを思い出した。
それにしてもこのところのマイル戦でのウオッカは強い。ただマイル戦ばかり使うと、次に中距離レースに出たとき、瞬発力はあっても長い持続力を保つことが出来るのか・・・・また、ペースがマイル戦よりも遅くなることで、馬がひっかかったりしないのかという課題が残る。でも今のウオッカを見ていると、マイルから中距離にかけての強さは群を抜いている。古馬の牡馬陣が頼りないので、あとは4歳馬との対決がどうなるのか、秋以降、見ものである。
いよいよスタートが切られた。長いバックストレート、激しい先行争い。外からローレルゲレイロ、アルマダが行く。そしてコンゴウリキシオーが出鞭をいれて強引にハナを奪いにかかった。ペースはおのずと速くなる。先頭はコンゴウリキシオー、2番手にローレルゲレイロ、3番手にアルマダ、内からタマモサポート、マルカフェニックス、トウショウカレッジと続き、香港のサイトウィナー、そしてライブコンサートとウオッカがいて、その後にホッカイカンティ、さらにディープスカイ、スーパーホーネット、リザーブガードが行き、カンパニーとスズカコーズウェイ、さらにスマイルジャックとアブソリュート、離れた最後方からファリダットという順番で展開する。ペースは速く、12.0---10.6---10.8---11.9---12.1と800m通過が45秒3、1000m通過が57秒4。3コーナーから4コーナー、コンゴウリキシオー、ローレルゲレイロ、アルマダと順位に変化なく、直線コースに入ろうというところ。コンゴウリキシオー先頭、その外にローレウゲレイロ、その外にアルマダと横一線。ここでウオッカが好位置に上がるが、前が壁になって出るところが無い。ディープスカイがウオッカの前にいる。あと300m、ウオッカがクビを上げていて前がまだ塞がっている。ここでディープスカイが先頭に出る。ディープスカイが先頭に立った。あと200m、ディープスカイ先頭、ディープスカイ先頭。大外からカンパニーが伸びる。ファリダッドの脚色もいい。前が開いてウオッカがやっと抜け出ようとする。先頭はディープスカイ、ディープスカイ先頭。あと100m、ここからウオッカが出てくる。ウオッカが来た。ウオッカが来た。先頭はディープスカイだが、ウオッカが一気に迫る。ウオッカがあっという間に先頭に立った。ウオッカが先頭でゴールイン。
1着ウオッカ 1分33秒5、2着ディープスカイ 3/4、3着ファリダッド 1馬身、4着カンパニー ハナ、5着ライブコンサート 1馬身1/2。
いや、最後のウオッカの切れ味には驚愕しました。ディープスカイの四位騎手も勝ったと思っただろうが、最後の最後にウオッカが来た。直線で前が塞がって出るに出られず武豊騎手は困り果てたようだが、一瞬、前がバラけた間隙を突いて一気に差し切ってしまった。まさに絶体絶命のピンチから起死回生の勝利であった。マイル戦でいうと、かつてのマイルチャンピオンシップで、オグリキャップが今回と同様に、敗色濃厚のピンチからバンブーメモリーを差し切ったレースを思い出した。
それにしてもこのところのマイル戦でのウオッカは強い。ただマイル戦ばかり使うと、次に中距離レースに出たとき、瞬発力はあっても長い持続力を保つことが出来るのか・・・・また、ペースがマイル戦よりも遅くなることで、馬がひっかかったりしないのかという課題が残る。でも今のウオッカを見ていると、マイルから中距離にかけての強さは群を抜いている。古馬の牡馬陣が頼りないので、あとは4歳馬との対決がどうなるのか、秋以降、見ものである。
| BLOGTOP |