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2009.08.23 (Sun)

札幌記念

 今日、札幌でGⅡの重賞、札幌記念が行なわれた。メンバー的には一昨年のグランプリホースであるマツリダゴッホ、今年の桜花賞とオークスをぶっこ抜いたブエナビスタが出走し注目された。

 ブエナビスタは3歳牝馬ながら今年の凱旋門賞に挑戦する意向を持っていて、今回はその壮行レースとも言うべきレースで、時計のかかる洋芝の札幌コースだけにブエナビスタのレースっぷりが気になった。人気もブエナビスタが断然で、2番人気がマツリダゴッホ、3番人気がミヤビランベリであった。

 いよいよ札幌記念(GⅡ・3歳以上、芝2000m、16頭)のスタートである。ゲートが開くや懸命にドリームサンデーがハナを奪いにかかる。ブエナビスタはスタートが良かったが、中団より後方につけるようだ。1、2コーナーを回って向こう流しに入る。先頭はドリームサンデー、2番手にマンハッタンスカイ、3番手にステキシンスケクン、4番手内にヤマニンキングリー、外にブラックアルタイル、6番手ミヤビランベリ、7番手マヤノライジン、その後にマイネカンナ、シャドウゲイト、そしてフミノサチヒメとタスカータソルテと続き、シェーンヴァルトがいて、サクラオリオンの外にブエナビスタである。さらにマツリダゴッホがブエナビスタの後ろにつけ、最後方がトーセンキャプテンである。スタートからのハロンラップは12.5---11.1---12.0---12.4---12.2で、800m通過が48秒0、1000m通過が1分00秒2と平均ペースである。

 向こう正面から3コーナーにかけてマツリダゴッホが得意のまくりをかける。600mのハロン棒を通過する辺り、マツリダゴッホが外から動く。それに合わす様にブエナビスタも動く。一気に馬群が固まって、さー、いよいよ直線コースに入ろうとする。札幌の直線は短いので、各馬が早めに仕掛けている。先頭はドリームサンデー、並んでマンハッタンスカイ、マツリダゴッホは5、6番手の位置。その直後にブエナビスタだが、ここから届くのかどうか・・・・・。あと200m。ドリームサンデーがまだ先頭。2番手にマンハッタンスカイ、3番手にヤマニンキングリーが上がってくる。ブエナビスタは中団の外。あと100mを切った。ヤマニンキングリーが先頭に出る。ヤマニンキングリーが先頭。内からサクラオリオンの伸びがいい。さらに外からブエナビスタがようやくやって来た。ブエナビスタが迫る。ブエナビスタが2番手に上がる。でもヤマニンキングリーが先頭。ヤマニンキングリーが1着でゴールイン。

 1着ヤマニンキングリー 2分00秒7、2着ブエナビスタ クビ、3着サクラオリオン 3/4、4着マンハッタンスカイ アタマ、5着トーセンキャプテン クビ。

 ビエナビスタは2着だった。この結果をどのように解釈したら言いのだろうか。ブエナビスタが凱旋門賞に挑戦する気になったのは、3歳牝馬だと負担重量が軽いからだという。過去、日本の競争馬が凱旋門賞に挑戦したケースは、ほとんどが古馬になってからであって、古馬になると負担重量が3歳馬よりも3.5㎏余分に背負はなければならない。3歳牡馬が56kgに対して4歳以上の牡馬は59.5kgといった厳しい負担重量となっている。だから凱旋門賞は3歳馬に有利といわれているのだが、牝馬はさらに1.5kg軽くていいということなので、ブエナビスタの負担重量は54.5㎏ということになる。確かに有利であるが、今日のブエナビスタは52㎏を背負って走っていたのだろ・・・・。それでいて57kgを背負ったヤマニンキングリーを捉まえられなかったというのは問題である。春の頃より末脚が鈍っているのではないだろうな。いずれにしても凱旋門賞は厳しい戦いになりそうだ。いい成績を残せればいいが、まだまだヨーロッパの馬の壁は想像以上に高いような気がする。
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