2009.10.04 (Sun)
第43回スプリンターズS
いよいよ秋のGⅠ戦線が始まった。まず今日は中山で第43回スプリンターズS(GⅠ・3歳以上、芝1200m、16頭)が行なわれた。人気はアルティマトゥーレ、ビービーガルダン、そしてオーストラリアから参加しているシーニックブラスト(Scenic Blast)の順であったが、シーニックブラストはイギリスに遠征してGⅠのキングスズ・スタンドS(5F)にも勝っている一流馬だが、右回り、中山のような変形コースと多頭数にどう対応出来るだろうか・・・・・・。
ゲートが開いた。バラけたスタートだったが、ローレルゲレイロが懸命に押して行く。内からアルティマトゥーレも行くがローレルゲレイロが外から強引に行く。2番手にアルティマトゥーレ、その後にアイルラヴァゲイン、アーバニティ、ビービーガルダン、トレノジュビリー、そしてキンシャサノキセキ、サンダルフォンと続き、その後にシーニックブラスト、グランプリエンゼル、アポロドルチェ、マルカフェニックス、ヤマニンエマイユ、ソルジャーズソング、カノヤザクラがいて最後方にプレミアムボックスという激しい流れ。3コーナー、4コーナーにかかろうというところだが、馬群の真ん中にいたシーニックブラストがガクンと突然のように前のめりになって後退。これでやる気をなくしたようだ。残念・・・・。
早くも直線コース。先頭はローレルゲレイロ、2番手にアーバニティ、アルティマトゥーレ、その外からビービーガルダンが接近。あと200m、まだローレルゲレイロ先頭。ローレルゲレイロ先頭。ビービーガルダンが2番手に上がる。ビービーガルダン2番手に上がる。ロ-レルゲレイロ先頭、ローレルゲレイロ頑張る。ビービーガルダン迫る、ビービーガルダン迫る。内にローレルゲレイロ粘る。外からビービーガルダン迫る。ローレルゲレイロ粘る。ビービーガルダン伸びる。内か外か、内か外か、並んでゴールイン。
1着ローレルゲレイロ 1分07秒5、2着ビービーガルダン ハナ、3着カノヤザクラ 1馬身1/4、4着アイルラヴァゲイン クビ、5着アルティマトゥーレ アタマ。
長い写真判定の結果、ローレルゲレイロが春の高松宮記念に次いで秋のスプリンターズSをも制したが、この馬は勝ちパターンで逃げると強いが脆さも持ち合わせていて、成績が安定しないのは気性に難があるのだろう。でもとにかくおめでとう。
ところで今日、深夜、パリのロンシャン競馬場において凱旋門賞が行なわれる。今年は19頭という多頭数で行なわれ、メンバー的にも揃っていて、イギリスの2冠馬で現在まで8戦7勝でGⅠ5連勝中のシーザスターズ(Sea the Stars)が注目されている。母は凱旋門賞馬のアーバンシーで、半兄に英ダービー、キング・ジョージに勝っているガリレオという良血馬で、もし今日、勝つとミルリーフの持つGⅠ6連勝に並ぶことになる。圧倒的に強い勝ち方をするのではないが、とにかくきっちり差して勝つところや競り合っての強さといい、70年代のニジンスキーやグランディを彷彿とさせる。
ライバルは7戦5勝の愛ダービー馬のフェイムアンドグローリー。古馬で昨年のセントレジャーと今年のキング・ジョージを勝っている12戦6勝のコンデュイット。地元フランス勢で、7戦4勝だがロンシャンの2400mで2戦2勝のパリ大賞典馬カヴァルリーマン。強い3歳牝馬としては6戦全勝で、仏オークス、ヴェルメイユ賞に勝っているスタセリタ(ヴェルメイユ賞は1着馬失格による繰り上がり)等が有力である。
尚、今年は関西テレビが久々に完全中継するらしく、夜中までおきて観る事にしよう(フジは別番組)。
ゲートが開いた。バラけたスタートだったが、ローレルゲレイロが懸命に押して行く。内からアルティマトゥーレも行くがローレルゲレイロが外から強引に行く。2番手にアルティマトゥーレ、その後にアイルラヴァゲイン、アーバニティ、ビービーガルダン、トレノジュビリー、そしてキンシャサノキセキ、サンダルフォンと続き、その後にシーニックブラスト、グランプリエンゼル、アポロドルチェ、マルカフェニックス、ヤマニンエマイユ、ソルジャーズソング、カノヤザクラがいて最後方にプレミアムボックスという激しい流れ。3コーナー、4コーナーにかかろうというところだが、馬群の真ん中にいたシーニックブラストがガクンと突然のように前のめりになって後退。これでやる気をなくしたようだ。残念・・・・。
早くも直線コース。先頭はローレルゲレイロ、2番手にアーバニティ、アルティマトゥーレ、その外からビービーガルダンが接近。あと200m、まだローレルゲレイロ先頭。ローレルゲレイロ先頭。ビービーガルダンが2番手に上がる。ビービーガルダン2番手に上がる。ロ-レルゲレイロ先頭、ローレルゲレイロ頑張る。ビービーガルダン迫る、ビービーガルダン迫る。内にローレルゲレイロ粘る。外からビービーガルダン迫る。ローレルゲレイロ粘る。ビービーガルダン伸びる。内か外か、内か外か、並んでゴールイン。
1着ローレルゲレイロ 1分07秒5、2着ビービーガルダン ハナ、3着カノヤザクラ 1馬身1/4、4着アイルラヴァゲイン クビ、5着アルティマトゥーレ アタマ。
長い写真判定の結果、ローレルゲレイロが春の高松宮記念に次いで秋のスプリンターズSをも制したが、この馬は勝ちパターンで逃げると強いが脆さも持ち合わせていて、成績が安定しないのは気性に難があるのだろう。でもとにかくおめでとう。
ところで今日、深夜、パリのロンシャン競馬場において凱旋門賞が行なわれる。今年は19頭という多頭数で行なわれ、メンバー的にも揃っていて、イギリスの2冠馬で現在まで8戦7勝でGⅠ5連勝中のシーザスターズ(Sea the Stars)が注目されている。母は凱旋門賞馬のアーバンシーで、半兄に英ダービー、キング・ジョージに勝っているガリレオという良血馬で、もし今日、勝つとミルリーフの持つGⅠ6連勝に並ぶことになる。圧倒的に強い勝ち方をするのではないが、とにかくきっちり差して勝つところや競り合っての強さといい、70年代のニジンスキーやグランディを彷彿とさせる。
ライバルは7戦5勝の愛ダービー馬のフェイムアンドグローリー。古馬で昨年のセントレジャーと今年のキング・ジョージを勝っている12戦6勝のコンデュイット。地元フランス勢で、7戦4勝だがロンシャンの2400mで2戦2勝のパリ大賞典馬カヴァルリーマン。強い3歳牝馬としては6戦全勝で、仏オークス、ヴェルメイユ賞に勝っているスタセリタ(ヴェルメイユ賞は1着馬失格による繰り上がり)等が有力である。
尚、今年は関西テレビが久々に完全中継するらしく、夜中までおきて観る事にしよう(フジは別番組)。
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