2010.05.02 (Sun)
第141回天皇賞
絶好の好天の中、第141回天皇賞が京都競馬場で行われた。今年は小粒なメンバーでというよりも、昨今の春の天皇賞は3200mという距離が敬遠されているのかどうか判らないがメンバーが揃わない。だからというのでもないが、かつては本命馬が堂々と勝レースとして知れ渡っていたのに、このところは荒れるレースとしてレースの性格が変化してきたのである。
それで今年はというと、昨年、一昨年のクラシックホースが1頭も出走せず、G-Ⅰホースも昨年の春の天皇賞を勝ったマイネルキッツ1頭のみという寂しさ。またマイネルキッツにしても昨年は無印ノーマークの中での勝利で、フロック視されてしまった。実際にマイネルキッツのその後の成績が冴えずに惨敗続きで、史上最低の天皇賞馬という人まで出てきてしまっては話にならない。前走の日経賞で11ヶ月ぶりの勝利をあげたが今回も1番人気に支持されないのも、この間の成績が芳しくないからである。そもそも春の天皇賞と関連の深い菊花賞でさえ、この数年はダービー馬が出走しなくなり質の低下が問題になっていた。さらにクラシックホースが1頭も出ない天皇賞だからG-Ⅰの価値がないと問われてもしょうがないほど今回のレースは小粒である。口の悪い人は天皇賞ではなく天皇特別だとも言う。
そういった中で第141回天皇賞(G-Ⅰ・4歳以上、芝3200m、18頭)が行なわれた。人気はフォゲッタブル、ジャガーメイル、ジャミール、マイネルキッツという順だが・・・・・・。とりあえずスタートが切られた。ややフォゲッタブルがあおって出た。ミッキーペトラがハナにたち、2連覇を狙うマイネルキッツが3馬身差で2番手、フィールドベアーとゴールデンメインが3番手。5番手テイエムアンコール、5馬身あいてエアジパング、メイショウドンタクが並んで行き、3馬身あいてナムラクレセント、そのあとにジャガーメイル、カネトシソレイユ、その2馬身あとにフォゲッタブル、トーセンクラウン、メイショウベルーガ、トウカイトリック、さらにメインストリームがいてメルウッドローツェ、エアシェイディと並び、1番後ろにジャミールで正面スタンド前を通過。スタートから13.3---11.9---12.0---11.5---12.0と最初の1000mを1分00秒7とやや速いペースで推移したが、そこから11.6---12.2---13.8---13.5---12.8とペースがガクンとおちた。これで先頭と後続馬との間に差がなくなり馬群が固まってきた。3コーナーの手前、坂の上りだんだんと後続馬が追い上げにかかりだす。ここでジャガーメイルが外を通っていい手ごたえで上がって行く。それをマークするようにフォゲッタブルも上がって行くが、やや行きっぷりが悪い。4コーナー、いよいよ直線に入ろうかというところ、ここでマイネルキッツが先頭に立った。ジャガーメイルが5番手まで接近。直線に入る。マイネルキッツがスパート。マイネルキッツがリード。ジャガーメイルが3番手から、2番手に、フォゲッタブルは大外だが伸びが悪い。あと200m、マイネルキッツ先頭で3馬身リード2連覇なるか。ジャガーメイル追う。ジャガーメイル追う。3番手以降は離れた離れた。完全にこの2頭だ。マイネルキッツ先頭だがジャガーメイルが急追。ジャガーメイル伸びる。並んだ並んだ。かわしたかわしたゴールイン。
1着ジャガーメイル 3分15秒7、2着マイネルキッツ 3/4、3着メイショウドンタク 5馬身、4着ナムラクレセント 1馬身1/2、5着エアジパング 2馬身1/2。
やはり結果を見ると天皇特別と言われても仕方がない。1年間、共に未勝利の馬同士(マイネルキッツは前走でようやく勝った)でマッチレースだから、他のメンバーがよほど弱いのか、それとも長距離の適性がないのかしらないが、ジャガーメイルもマイネルキッツも格別強く見えてしまった。とはいえ、この2頭は6歳と7歳。このようなとっくの昔にとうが立った2頭が抜きん出た結果が出てしまい、ますます嘆きたくなってしまった。とうとう春の天皇賞もセントレジャーのように2流の長距離馬だけのためのレースに成り下がってしまうのか・・・・・・。何だか予想されていたこととはいえ、予想以上に寂しい結果となってしまった。やはり4歳馬が勝たないといけないレースである。もっとも最近はダービー馬が出てこなくなったというのにも問題はあるが・・・・・。菊花賞も含めて春の天皇賞は年々つまらないレースになっていくような気がするが、侘しいなあ・・・・・。せめてジャガーメイルとマイネルキッツが、これから以降も活躍してくれると納得するが、現実はきびしいだろう。
それで今年はというと、昨年、一昨年のクラシックホースが1頭も出走せず、G-Ⅰホースも昨年の春の天皇賞を勝ったマイネルキッツ1頭のみという寂しさ。またマイネルキッツにしても昨年は無印ノーマークの中での勝利で、フロック視されてしまった。実際にマイネルキッツのその後の成績が冴えずに惨敗続きで、史上最低の天皇賞馬という人まで出てきてしまっては話にならない。前走の日経賞で11ヶ月ぶりの勝利をあげたが今回も1番人気に支持されないのも、この間の成績が芳しくないからである。そもそも春の天皇賞と関連の深い菊花賞でさえ、この数年はダービー馬が出走しなくなり質の低下が問題になっていた。さらにクラシックホースが1頭も出ない天皇賞だからG-Ⅰの価値がないと問われてもしょうがないほど今回のレースは小粒である。口の悪い人は天皇賞ではなく天皇特別だとも言う。
そういった中で第141回天皇賞(G-Ⅰ・4歳以上、芝3200m、18頭)が行なわれた。人気はフォゲッタブル、ジャガーメイル、ジャミール、マイネルキッツという順だが・・・・・・。とりあえずスタートが切られた。ややフォゲッタブルがあおって出た。ミッキーペトラがハナにたち、2連覇を狙うマイネルキッツが3馬身差で2番手、フィールドベアーとゴールデンメインが3番手。5番手テイエムアンコール、5馬身あいてエアジパング、メイショウドンタクが並んで行き、3馬身あいてナムラクレセント、そのあとにジャガーメイル、カネトシソレイユ、その2馬身あとにフォゲッタブル、トーセンクラウン、メイショウベルーガ、トウカイトリック、さらにメインストリームがいてメルウッドローツェ、エアシェイディと並び、1番後ろにジャミールで正面スタンド前を通過。スタートから13.3---11.9---12.0---11.5---12.0と最初の1000mを1分00秒7とやや速いペースで推移したが、そこから11.6---12.2---13.8---13.5---12.8とペースがガクンとおちた。これで先頭と後続馬との間に差がなくなり馬群が固まってきた。3コーナーの手前、坂の上りだんだんと後続馬が追い上げにかかりだす。ここでジャガーメイルが外を通っていい手ごたえで上がって行く。それをマークするようにフォゲッタブルも上がって行くが、やや行きっぷりが悪い。4コーナー、いよいよ直線に入ろうかというところ、ここでマイネルキッツが先頭に立った。ジャガーメイルが5番手まで接近。直線に入る。マイネルキッツがスパート。マイネルキッツがリード。ジャガーメイルが3番手から、2番手に、フォゲッタブルは大外だが伸びが悪い。あと200m、マイネルキッツ先頭で3馬身リード2連覇なるか。ジャガーメイル追う。ジャガーメイル追う。3番手以降は離れた離れた。完全にこの2頭だ。マイネルキッツ先頭だがジャガーメイルが急追。ジャガーメイル伸びる。並んだ並んだ。かわしたかわしたゴールイン。
1着ジャガーメイル 3分15秒7、2着マイネルキッツ 3/4、3着メイショウドンタク 5馬身、4着ナムラクレセント 1馬身1/2、5着エアジパング 2馬身1/2。
やはり結果を見ると天皇特別と言われても仕方がない。1年間、共に未勝利の馬同士(マイネルキッツは前走でようやく勝った)でマッチレースだから、他のメンバーがよほど弱いのか、それとも長距離の適性がないのかしらないが、ジャガーメイルもマイネルキッツも格別強く見えてしまった。とはいえ、この2頭は6歳と7歳。このようなとっくの昔にとうが立った2頭が抜きん出た結果が出てしまい、ますます嘆きたくなってしまった。とうとう春の天皇賞もセントレジャーのように2流の長距離馬だけのためのレースに成り下がってしまうのか・・・・・・。何だか予想されていたこととはいえ、予想以上に寂しい結果となってしまった。やはり4歳馬が勝たないといけないレースである。もっとも最近はダービー馬が出てこなくなったというのにも問題はあるが・・・・・。菊花賞も含めて春の天皇賞は年々つまらないレースになっていくような気がするが、侘しいなあ・・・・・。せめてジャガーメイルとマイネルキッツが、これから以降も活躍してくれると納得するが、現実はきびしいだろう。
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