2011.01.29 (Sat)
今からこれを観るのだ
このところ体調の悪さも手伝って、スランプ気味で何をする気にもならなかったが、ようやく知的好奇心が自分の中でふつふつと湧き上がってきた。それでCDショップで見かけたオペラのDVD2枚を思わず買ってしまった。
モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』とプッチーニ『トゥーランドット』である。何で買ったかというと、2枚で5000円札を出すとおつりがあるほど安かったからである。今までオペラのDVDを何十枚も買ったが、ほとんどが7000円、8000円とかいった価格で、大量に買える代物でもなかった。なにしろオペラという芸術は高くついてしょうがない。最近でこそ5000円以下のDVDが出回りだしたが、5年ほど前では考えられなかったものだ。とにかく総合芸術といわれるオペラである。プロの歌手が豪華な衣装を着て演じながら歌を歌い、それを演出する者がいて、伴奏をプロのオーケストラが行うだけでなく、序曲から間奏曲、フィナーレと全て生演奏で聴かせてくれる。これだとオペラの公演でチケットが万単位になるのも頷ける。なので当然、DVD化されても高い筈である。でも、なかなか生の公演を観にいけない者としては、DVD化は嬉しいものであって、少々、高くても無理をして買っってきたものだ。しかし、一度に何枚も買えるというものでもない。とにかくオペラのDVDは高かった。
それが以前、グラモファン、フィリップスから出ているオペラが安価で出ていたのに続き、DENONが1枚3000円以内でDVDのオペラー・シリーズを売り出したのである。それで2枚買ったという訳である。あとから考えてみるともう1枚余分に買えばよかったと思うが、どうせ全て観れるというものでもないから、今後にするとして、今から今日買ったオペラを観ようと思う。ウシシシシ・・・・・・・。
ところで今日買ったDVDであるが、モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』は、ウィーン国立歌劇場がアン・デア・ウィーン劇場で行ったライヴ収録である。演出はロボルト・デ・シモーネ、ドン・ジョヴァンニがカルロス・アルバレス、騎士長がフランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒで指揮がリッカルド・ムーティである。
プッチーニ『トゥーランドット』は2002年のザルツブルク祝祭大劇場でのライヴ収録である。演出がデイヴィッド・パウントニーで、トゥーランドットにガブリエーレ・シャナウト、アルトゥムにロバート・ティアー、指揮がワレリー・ゲルギエフというから興味深い。
さあ、今からじっくりと観るとしよう・・・・・・・Don Giovanni,a cenar teco m’invitasiti,e son venuto.
ただし、このオペラを観たからといって記事にするかは不明である。小生、オペラなどいくらでも観ているから・・・・・・・。
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