2009.05.02 (Sat)
明石海峡大橋
姫路城に行く途中、舞子あたりを電車が通過した時、明石海峡大橋が視界に入って来たので、帰りに立ち寄ってみようと思い、姫路からの帰路の途中で寄ってみることにした。姫路からの帰りは山陽電鉄を利用したので舞子公園駅で降りて、橋の直下まで行ってみる。なるほど巨大な橋だ。過去に北九州市の若戸大橋(主塔間の長さ367m)や関門橋(同712m)、横浜ベイブリッジ(斜張橋、主塔間460m)、東京のレインボーブリッジ(同570m)等の吊り橋を観て来たが、明石海峡大橋は、やはり世界一の吊り橋というだけあってスケールが違う。なにしろ主塔の高さが297mで、主塔間が1991m。アンカレイジ(橋台)間の長さが3911mという長大さである。調査から完成まで実に40年の歳月を費やし1998年、完成するに至ったのである。参考までにいうと世界第2位の吊り橋は1998年に完成したデンマークのグレートベルト・イースト橋で主塔間が1624m、第3位が1981年完成のイギリスのハンバー橋で主塔間が1410mということになっていて、現在のところ明石海峡大橋は世界最長の吊り橋である。
心地よい海風に誘われて舞子公園駅から国道2号線を跨る陸橋を渡って舞子公園へ入る。この海岸周辺は古代からの千鳥通う白砂青松の舞子浜。明治33年、兵庫県立都市公園として開園された。辺りは松林と白砂の浜とで形成された緑地帯である。ここに今から10年ほど前に突如として対岸の淡路島とを結ぶ巨大釣り橋が出現した。そこで私は橋の袂まで行き、また橋の添架施設として施工された海上プロムナードまで行ってみた。
アンカレイジをフレームの中に入れて橋の全体を撮る。(写真はクリックすると拡大します)

主塔の高さは297m。横浜ランドマークタワーに匹敵する高さである。対岸の淡路島はぼんやりしている。 淡路島かよふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝覚めぬ須磨の関守 と源兼昌が詠ったように千鳥が飛び交っていたのかもしれない。

橋の真下から。

橋の道路の下に設けられた海上プロムナードから須磨方面を撮る。

海上47mから海面を撮る。高所恐怖症の小生には、この写真を撮るのに冷や汗が出る。

海上プロムナードから道路の下を撮る。吊り橋のせいかよく揺れる。大型トッラクが物凄い音をたてて走っていくが、そのときは結構、揺れるので地震かと思って一瞬ドキッとする。

海上プロムナードから明石市内を撮る。真ん中あたりに明石の天文台が聳えている。この上がちょうど東経135度である。したがって日本の標準時は東経135度にあわせている。135度とはロンドンのグリニッジ標準時から9時間の時差があることを意味する。

明石海峡は海の交通の往来が頻繁なところ。カメラのフレームの中に大小、7、8隻の船が入ってくる。

舞子公園には移情閣(右の高い方の館)という重要文化財に指定されている建物がある。ここは中国の実業家・呉錦堂の別荘だったところで、後に兵庫県が神戸華僑総会から寄贈を受け、現在は孫文記念館となっている。孫文は中国の政治家で思想家で革命家である。辛亥革命を起こし、中国革命の父といわれ中華民国を建国した人物である。ところで何故、孫文記念館なのかというと、この舞子浜の地に、孫文が亡命中立ち寄ったことから、孫文記念館として運営されることになったらしい。

今度は橋を西側から撮る。Lookin' Good !

心地よい海風に誘われて舞子公園駅から国道2号線を跨る陸橋を渡って舞子公園へ入る。この海岸周辺は古代からの千鳥通う白砂青松の舞子浜。明治33年、兵庫県立都市公園として開園された。辺りは松林と白砂の浜とで形成された緑地帯である。ここに今から10年ほど前に突如として対岸の淡路島とを結ぶ巨大釣り橋が出現した。そこで私は橋の袂まで行き、また橋の添架施設として施工された海上プロムナードまで行ってみた。
アンカレイジをフレームの中に入れて橋の全体を撮る。(写真はクリックすると拡大します)

主塔の高さは297m。横浜ランドマークタワーに匹敵する高さである。対岸の淡路島はぼんやりしている。 淡路島かよふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝覚めぬ須磨の関守 と源兼昌が詠ったように千鳥が飛び交っていたのかもしれない。

橋の真下から。

橋の道路の下に設けられた海上プロムナードから須磨方面を撮る。

海上47mから海面を撮る。高所恐怖症の小生には、この写真を撮るのに冷や汗が出る。

海上プロムナードから道路の下を撮る。吊り橋のせいかよく揺れる。大型トッラクが物凄い音をたてて走っていくが、そのときは結構、揺れるので地震かと思って一瞬ドキッとする。

海上プロムナードから明石市内を撮る。真ん中あたりに明石の天文台が聳えている。この上がちょうど東経135度である。したがって日本の標準時は東経135度にあわせている。135度とはロンドンのグリニッジ標準時から9時間の時差があることを意味する。

明石海峡は海の交通の往来が頻繁なところ。カメラのフレームの中に大小、7、8隻の船が入ってくる。

舞子公園には移情閣(右の高い方の館)という重要文化財に指定されている建物がある。ここは中国の実業家・呉錦堂の別荘だったところで、後に兵庫県が神戸華僑総会から寄贈を受け、現在は孫文記念館となっている。孫文は中国の政治家で思想家で革命家である。辛亥革命を起こし、中国革命の父といわれ中華民国を建国した人物である。ところで何故、孫文記念館なのかというと、この舞子浜の地に、孫文が亡命中立ち寄ったことから、孫文記念館として運営されることになったらしい。

今度は橋を西側から撮る。Lookin' Good !

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