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2014.01.13 (Mon)

成人の日とかで・・・

 今日は成人の日とかで月曜日なのにお休み。それで朝から買い出しに出て行ったのだが、これから成人式に行くのだろうという晴れ着を着た若い女性何人かに出会った。みんな振袖姿で一生に一度の成人式に臨むのだろう。こちらは微笑ましいなあと思いながら、心の中でおめでとうという気持ちで見ていた。だが、一つ気になったことがある。今の若者の多くは薄く髪を染めているのだなあということ。時代といえば時代だが、我々の頃は髪を染めるなんて者はいなかった。何の影響なのだろうか。今時、西洋かぶれっと言うのでもないだろうが。酷いのになると金髪に晴れ着と言うアンバランスの女性までいた。何だかな・・・・・・。
 それはそうと今年の新成人は121万人だとさ。随分と少ないなという印象だ。統計を取り始めた1968年からだと史上で最も少ないらしい。それだけ少子化が進んでいるということであって、悩める老人大国日本の問題点が浮き彫りにされた形となっている。1970年の20歳人口は246万人だから当時の半分以下ということになる。つまり日本という国家は、今後において問題が山積していて、老人がますます増え労働人口が減って行き、経済成長もあまり期待できない。その上で若者たちは、今後ますます膨らんでいく借金大国の経済を背負っていかないといけないなんて可哀そうでもある。
 ところで新成人はどのように考えているのかということで、とある媒体がおこなった意識調査というものがある。それによると今年の新成人が成人式に出席するかどうかという問に対して81.6%が出席すると答えたという。これは高いのかどうなのか判らなかったが、今の40歳が成人の時は60.7%だったらしい。さらにいうと我々の年代に近い今の60歳の人が成人の時の成人式への出席は48.8%というから半分も出席しなかったということになる。すると今の若者はこういった行事に積極的に参加するのだなと思った。そういえば私なんかも成人式には参加しなかったし参加する意味も見いだせなかった。当時は大人が与えた格式ばった下らない儀式なんか出ていけるかといった、今から思うと莫迦らしい反骨精神みたいなものを持っている若者が大勢いたりして、何か不満を抱えていたように思う。我々の世代は団塊の世代の後のしらけ世代と言われたりしたが、それでも世の中に不満を持っていたし自身でも何処かに不安を抱えていたように思う。ただ考えてもしょうがないので前に進むしかなかったが、今の若者は概ね世の中に満足しているかやや満足しているという人が多いうという。これを聞くとやはり我々のころとは違うかなと思ったりするが、こればかりは今の時代の若者ではないので判らない。
 考えてみれば今の20歳の子っていうのは生まれた時が既にバブル崩壊後で、ゆとり世代と言われ、それでいて失われた時代に育ってきた。つまり良い時代の日本というものを体験していない。それでいて既に物質的には恵まれていた。ただ今後成長があまり期待できない国内にあって生き続けていかなくてはならない。大きい希望もないかもしれないが贅沢さえしなければ生きてはいける。そういう時代なのかもしれない。でも今後、どのような時代になって行くのかそれは判らない。いずれにせよ20歳の若者に明るい未来があるような世の中になればいいのだが、今の現実は厳しいというしかないだろう。
 
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