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2014.05.11 (Sun)

高校野球春季大阪大会

 快晴の昨日、高校野球の春の大阪大会準々決勝へ行ってきた。小生、プロ野球は最近はさっぱり観ない。サッカーも観ない。オリンピックも観ない。つまりスポーツにほとんど関心がないのだが、学生スポーツはよく観に行く。野球、サッカー、陸上・・・・。何故かと言われると良く判らないが、技術的には未熟だがプロと違って清々しさを感じるからであろうか。でも甲子園の全国大会はあまり行こうとは思わない。どちらかというと下手糞なプレーも数多く見られる地方大会の方が興味が湧く。それで大阪の北港にある舞洲と言う埋立地まで行ってきたのである。
 でも地元の京都ではなく何故、大阪に行くかと言うと、京都よりも試合そのものが面白いからである。はっきりいって京都よりも大阪の方が野球レベルが高いからということになるのかな。今年の選抜は京都の龍谷大学附属平安高校が優勝したが、それ以外だと強いところは2、3校ほどしかない。従って甲子園に出る高校はほぼ限られている。だから強豪校が京都よりも確実に多い大阪の方が面白いから行ったのである。
 しかし舞洲は遠いし便利が悪いな。過去に何度か行ってるが何時も感じる。JR環状線に乗って西九条で桜島線に乗り換え終点まで行く。電車は混んでいた。でも殆どの人は手前のユニーバーサルシティ駅で降りてしまった。みんなUSJに行くのだろう。小生はテーマパークだとか遊園地なんて興味がないから、電車を降りた人の波をただただ驚いて見つめるのみだった。そして電車は終点の桜島駅へ到着。ここから舞洲行きのバスに乗る。またバスが満員なのである。この日は、高校野球の地方大会以外にも高校生のテニス大会や舞洲の体育館でも何かの競技の大会が行われているようで、ラクロスの道具を持った女学生もいた。とにかく舞洲はスポーツアイランドなのである。
 10時半ごろ舞洲ベースボールスタジアムに到着。試合は終盤でこの春の選抜で準優勝した履正社高校が東大阪大柏原に対して7対1大きくリードしていた。ところが柏原が8回裏に3点を返す。9回表に履正社が1点を追加で8対4、これで決まったと思ったが9回裏に4点を入れ同点にしてしまい延長へ突入。長い試合になった乱打戦の様相である。結局11回表に履正社が3ランホームランを放ち11対8で辛くも勝った。やはり大阪は選抜で準優勝と言っても楽々勝たしてくれないということか。3時間かかってしまった。
 第2試合が上宮太子と公立でただ1校ベスト8に残った大冠高校との対戦。1回表に上宮太子が2点を早々と先制するも、大冠が小刻みに5点を取り公立勢がベスト4に進出かと思っていたら、またも上宮太子が3点を入れ、再び延長戦へ突入。あーあ、ちょっと2試合連続の延長戦は疲れるな。屋根もない舞洲の野球場。直射日光に晒され続け疲れてしまった。朝9時から試合が始まって午後3時を回ってしまった。それでも、もまだ終わらない。もう1試合あるのに・・・・。それで第3試合は観戦せずに帰ってきた。2試合とも延長戦になるとは想定していなかった。これが野球観戦の辛いところである。サッカーやラグビーのように時間制のスポーツでないからな。
 ところで大阪の春の大会は何のためあるのか意味が判らない。他県なら夏の大会のシード権を貰うのに戦うが、大阪はシード制がないから春で勝っても無意味なのである。だからエースを温存するところもあって、全力で戦っているかと言うと、必ずしもそうではないところもある。だから何故、この春の大会を行うのかなとおもったりするのだが・・。




まさかの9回裏の4点で延長戦に突入


長い試合がやっと終わった


延長11回11対8


野球場から南港のビルが見える


コンテナーヤードが見える。港のすぐ近くだということが判る。


あーあ、第2試合も9回表に3点が入り、またも延長戦。すでに3時を過ぎてしまった。何時までも居る訳にもいかず第3試合を観ずして球場を立ち去った。


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