2016.04.10 (Sun)
冷蔵庫が潰れた
長年使っていた冷蔵庫が潰れた。何年使っていたのだろ。おそらく四半世紀以上になると思う。いわゆる白物だが潰れないものはなかなか潰れないのだが、潰れるときはいつか訪れる。つまり生活必需品である。冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、コンロ、そこに電子レンジが加わるかな。とにかく衣食住の中で必要な物。最低限必要な電化製品であるから潰れると困るのだが、その冷蔵庫が昨日の土曜日の夕方にk突然潰れるから慌てた。急いで家電販売店に走り今日届けて貰うように、金を払い手続きし、今日の昼ようやく新しい冷蔵庫が届いたのである。その間、冷凍食品は溶けるし、冷やしていたビールは生ぬるくなるし、いかに我々は冷蔵庫に依存して暮らしているのかがよくわかる。テレビだとかパソコンだとかは潰れてもすぐに生活には困らないが、冷蔵庫だけはどうしようもない。なにしろ買い物に行ってきても保存できないのだ。これは潰れてしまったから冷蔵庫のありがたみにようやく気がつくのであって、日頃はあって当たり前としか思わない。そういえば小生が小学校の低学年の頃はまだ、家に冷蔵庫がなく、母が毎日買い物に行き、その日の間に使い尽くしていた。そのことを考えると、現在の冷凍食品の長期保存というのは冷蔵庫あってなせる技である。
それにしても土曜日の夕方に潰れるとは運が悪い。出かけていて帰宅するや、突然、庫内の明かりが消え、温度が下がらなくなった。ああ、これは大変だと思い大慌てで家電販売店に向かったが想定外の出費で懐が痛い。以前使っていたのより少し小型だが、それでも保証やら込みで9万超。これは痛い。でも背に腹は代えられない。
ここで感じたのだが、もう小生は50年前の生活に戻れないことを痛感。なんでもかんでも電化製品に頼り切っている現状。まあ小生に限らず、ほとんどの人がそうだが、いかに便利な世の中に生きているかということを再認識させられた思いである。思えば小生が小学校に上がる前は家庭内にある電化製品なんて限られていたのにと思うと隔世の感がある。もう日本人は自給自足の生活に戻れないだろな。はたして、これを人類の進歩といえるのかどうかと考えた場合、良いのか悪いのか・・・・・・・。
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