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2017.02.05 (Sun)

映画『スター・ウォーズ』を観る

『スター・ウォーズ』1977年制作、アメリカ映画

監督 ジョージ・ルーカス

出演 マーク・ハミル
   ハリソン・フォード
   キャリー・フィッシャー
   アッレック・ギネス
   ピーター・カッシング
   アンソニー・ダニエルズ

【あらすじ】遠い昔、遥か銀河系の彼方で帝国軍と反乱軍が争いをしていた。反乱軍は帝国軍のデススターの設計図を奪い逃走。それを追う帝国軍のダース・ベイダー。帝国軍に捕らえられた反乱軍のリーダーであるレイア姫からの命を受けた2体のロボット、C3PO、R2D2は惑星タトゥイーンに漂着。R2D2はレイヤからのメッセージとスターの設計図を託されていた。ここで2体のロボットは少年ルーク・スカイウォーカーと出会う。ここでルークはR2D2のメッセージを見てしまう。R2D2は夜中にオビ・ワンにメッセージを届けようとする。その後ろを追うルーク。共に野盗タスケンの襲撃に遭い老人ベン・ケノービに助けられる。しかしベンこそが名を変え細々と暮らしていたかつてのジャダイの騎士オビ・ワンであった。ここでオビ・ワンはライトセーバーをルークに渡し昔の話を始める。こうしてルークは父がジェダイの騎士であったことを知り、オビ・ワンと共に帝国軍と戦うことを意識する。やがて宇宙海賊ハン・ソロ出会いハン・ソロの相棒チューバッカや反乱軍の兵士と集合。レイア姫の救出と建造中の攻撃要塞デス・スターの破壊へと旅立つ。

 この映画を観たのは1978年の夏だった。随分と話題になっていた。小生も社会人になって間がなく徹夜明けで観たせいか映画館の中で居眠ってしまいあまりよく覚えていないので当初の印象は面白くなかった。SFと聞いていたがなんだかスペース活劇のような映画だった。つまり根本にあるのは日本のチャンバラ映画。ジョージ・ルーカスは黒澤明を師とするぐらいだから影響を受けまくっていたのだろ。ジェダイというのは時代劇の時代だったいうし、ライトセーバーを振り回すジェダイの騎士はまさに日本の侍の姿である。しかし全身白い鎧で覆われたた兵士ストームルーパーや旧ドイツ軍のヘルメットに黒い顔面マスク全身黒ずくめでマントを覆っているダース・ベイダー。これらの登場人物の名前をすぐに覚えられず、筋書きも荒唐無稽で最初に観たときはのめりこめなかったものである。しかし2回3回と観てくると面白い映画だと気がついていったものである。それが続編が作られたと知るや観に行った。ここで新たにヨーダという小さな老人が登場する。さらに話が複雑になっていき、3作目も作られ帝国軍と反乱軍との戦いが終結。ここで全て話に辻褄が合う。だからスター・ウォーズは1作目を観るよりは3作通じてみた方がより面白いと言うことが後に判るのである。結果として3作目で意外な展開になるが、このスター・ウォーズ・シリーズの第1作こそが本編であり、公開当初は『スター・ウォーズ』というタイトルで、後にルーカス自身がスター・ウォーズは9部作にする予定だと語った時、新たなる希望なんて副タイトルがつけられ、さらにダース・ベイダーの過去の話である3部作が作られたときは『スター・ウォーズ』はいつの間にかエピソード4となっていた。だから今の若い人は『スター・ウォーズ』第1作はどの映画だろうかと思うんじゃないだろうか。今は、さらにスター・ウォーズ・サーガの新作が作られ一大大河SFとして記憶されているみたいだが、やはり『スター・ウォーズ』といえばルーク・スカイウォーカーが初登場したこの1977年の作品のことを指すだろう。まだCGもない時代、アナログ撮影で色々な手法で撮影した。今となっては古いといった感は否めないがCGで処理してしまう安直さに比べると重みのある映像であり手作りの良さがあった。今やスター・ウォーズはディズニーの手に渡り監督もルーカスが手を引いてしまった。まあだんだんとつまらなくなるだろうけどアメリカ映画もドル箱は手放せないのだろう。だからヒットシリーズを何時までも追い続けるのだ。でもレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーも最近亡くなったし今になって40年前の映画だったと気づく。そりゃ小生も年とるはずだ。


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