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2011.12.24 (Sat)

またまた買ってしまった

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  またまた買ってしまったというのは上の写真にある通りビートルズのアルバム2枚のことである。といってもビートルズのCDを買うのは、それこそ何年振りだろうか。確かレコード盤からコンパクトディスクに時代が代わってから間もなくのことなので、27、8年振りのことではなかろうか。

 ところで小生、洋楽に目覚めたのもビートルズからといっても過言ではない。このことは当ブログにおいて何度も書いてきた。それ以前からラジオを聴いて外国のポップスには興味を持っていたが、実際にレコード盤までを買うにはいたらずであった。それが姉が借りてきたビートルズのシングル盤『抱きしめたい』を昭和39年の春に聴いてからというもの目から鱗が取れたような衝撃が襲ったのである。最初は喧しい音楽だなとしか思わなかったが、とにかく曲が覚えやすく親しめるメロディで且つ旋律に特徴があった。これが所謂ビートルズのポピュラリティーというものだろう。それで小学生の小生はいずれ自分でLP盤を揃えてやると決意したのである。結局、それが叶うのは高校生になってからだったが・・・・・・。

 それ以降、当時、中学生だった姉が片っ端からビートルズのシングル盤を借りてくるのであった。でも借りてくるばかりで買おうともしないのだ。まあ経済的にいって無理ではあったが。当時、シングル盤で330円ほどだったと思う。これだと資金力のない脛かじりの中学生にレコード盤を買えというのも無理な話である。それが中学の卒業間際に姉が小遣いをためていたのだろうかアルバム『ラバー・ソウル』を買ってきた。さらに高校生になったばかりの姉がアルバイトでためた金をつぎ込んでビートルズのアルバムを買ってきたのである。それが『オールディーズ』というベスト・アルバム(LP盤)だった。これは英国で1966年にリリースされた公式な物で、挿入曲は有名な曲ばかり。『シー・ラヴズ・ユー』『フロム・ミー・トゥ・ユー』『恋を抱きしめよう』『ヘルプ!』『ミッシェル』『イエスタデイ』『アイ・フィール・ファイン』『イエロー・サブマリン』『キャント・バイ・ミーラヴ』『バッド・ボーイ』『デイ・トリッパー』『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』『涙の乗車券』『ペイパーバック・ライター』『エリナー・リグビー』『抱きしめたい』

 しかし、このアルバムはシングル盤だけで出された曲と過去のアルバムに入っていた曲の中で抜粋された曲を集めただけの寄せ集めであるから何か物足りなさを感じたものである。つまり1963年から1966年の間に出された曲を一同に挿入しているので彼らの進化がよく判らない。どうせなら時代順に出されたアルバムを全て聴いてみたいという欲求に駆られたものである。でもその後、姉が買ってきたアルバムは『リボルバー』『フォー・セール』のみ。仕方なく、それ以外のアルバムは小生が全て揃えたことになる。とにかく当時、LP盤は高価だった。『ホワイト・アルバム』(2枚組)なんか3900円もしたからな。今の3900円ではないよ。1969年当時の3900円であるから今の感覚だと1万5、6000円ぐらいに値するかもしれない。喫茶店でコーヒーが80円とか100円だったし、電車賃も今の3分の1ぐらいだった。京都の市電はどこまで乗っても25円だった時代であったから当時のレコード盤というのは今のCDよりも高価だったのである。

 さて、ここまで書いてきて本論に入ろう。ここまでだとタイトルのまたまた買ってしまったの回答に成っていない。小生はビートルズのアルバムはLP盤もCDも全て持っている筈であった。だが最近、調べてみると何故か『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』『レット・イット・ビー』のCDが無いのである。LP盤はあるが残念ながらレコードプレーヤーが無いのでLPを聴くことが出来ない。それで揃えておかなくてはならないなと思い立ったばかりである。それが運良く大型CD店でビートルズの輸入盤が1500円で売っていたのでまたまた買ってしまったという結末である。

 それなら何故ないのかということになるが、おそらく小生は昔から人にレコードや本をよく貸していたので、それっきり返ってこないといったことがあったから手元にないのに在るつもりでいたからかもしれない。もっとも『レット・イット・ビー』のCDが無いのは姉が黙って持っていったからだということは判っている。過去にも小生のCDを借りていって、それっきりというものが多いから本人は借りたことも忘れているかもしれない。最近あまり音楽を聴かなくなった姉であるが、青春時代の産物ビートルズと、モーツァルトの25番、バッハの曲だけは今かnでもよく聴くらしい。モーツァルトの25番のシンフォニーなんか映画『アマデウス』を観てから好きになったくせに、サウンドトラックのネヴィル・マリナー、アカデミー室内管弦楽団盤は聴かないときているから質が悪い。それで一度聴かせてやったクリストファー・ホグウッド、エンシェント室内管弦楽団盤の方を気に入り、知らぬ間に小生のCD棚から消えているから始末が悪い。小生もこのホグウッド盤を一番気に入っているのだが、もう店頭になく廃盤になっているから手に入らない(BOXでは出ているのだが高い)。だから姉が返してくれるのを待つしかないのだが、姉は忘れっぽいし物持ちが悪いから無くしたかもしれない。我が姉ながら本当に困ったものだ。

 話が脱線したが修正するとしよう。両アルバムについては今更、語ることでもないがビートルズの代表的コンセプト・アルバムと言われる『サージェント・ペパーズ』については言葉がいくらあっても語りつくせるものではない。このアルバムが出た1967年当初、ラジオでアルバムの収録曲を裏表全て流していて、初めて聴いたとき変わった曲ばかりでとっつきにくかったことを覚えている。一般的に難解だとも言われていたような気がする。シングルカットされた曲は1曲もなくアルバム全体が一つのテーマになっているかのようで、世界初の試みだと言われた実験的アルバムであった。このアルバムは是か非かで別れたが小生はビートルズの中で一番好きなアルバムである。その中で最後に収められている『A Day In The Life』を当ブログのタイトルに頂いたことは言うまでもないが・・・・。

 アルバム『レット・イット・ビー』はあまり好きなアルバムではない。ビートルズの解散が濃厚になった1970年春に出されたアルバムである。小生は高校生になっていた。すぐに買ったが2枚組でもないのに分厚いアルバムだなと思って買ってから開封したら、ビートルズ4人の収録シーンを集めた写真集が内包されていたのである。このアルバムは1番最後に出されたが収録は『アビィ・ロード』よりも早く出来の方はもう一つである。でも収録曲の『Let It Be』を好きな人は若い人を中心に多いようだ。小生はあまり好きな曲ではないのだが・・・。


The Beatles『A Day In The Life』(動画はなし)


The Beatles『Let It Be』

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