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2013.04.27 (Sat)

グランフロント大阪へ行ってみた

 グランフロント大阪と言ったところで関西以外の人にはさっぱり何のことかわからないだろう。なので簡単に説明するとしよう。一言で言うと昨日にオープンした都市型の大型ショッピングゾーンを含めた新しいエリアのこと。このように片づけると何だつまらんってことになるが、ただこれまでと中身はちょっと違っている。そもそも明治時代から大阪駅の北側に広大な梅田北ヤードと呼ばれる地域が存在した。総面積は24haというから広大である。そして、それらは大阪駅周辺の発展を妨げてきた。大阪駅周辺は梅田と言って南側を中心に広大な繁華街として商業ゾーンを確立しているのだが、唯一、大阪駅北側の梅田北ヤードと言う広い一帯が、商業ゾーンとは別世界の様相であった。それらは鉄道貨物を扱う梅田貨物駅を中心とした地域で、何本ものレールが走っていて、それらの上を貨物列車が行きかっていた。ここで鉄道貨物を集積し、またここから出発していたのである。これらの多くの貨物を取り扱うので広大な敷地を有していたのだが、いささか平成の時代になると大商業ゾーンのすぐ隣にあるのは何かと不都合な面があった。それに赤字国鉄の抱える負の遺産そのものであった。これら広大な梅田北ヤードがあること自体、街全体が活性化しないのである。梅田という一大商業ゾーンの活性化を妨げる形として梅田北ヤードが長い間、邪魔をしていたということになる。そこで国鉄時代の負の遺産を売却して再開発をという試みが30年も40年も前から行われていたのだが、なかなか進まず、何度も何度も実現しそうで計画が頓挫してばかりで、平成時代に入りようやく動き出し、ここにきてグランフロント大阪と言う名の一つの形として実現したという訳である。

 それでこのほどグランフロント大阪オープンしたので早速、行ってきた。小生は過去にこのような新しい大型商業施設がオープンするごとに野次馬根性で剥き出しで行ってみるのだが、何時も期待を裏切られることが多く、従って今回も大きな期待を持たずに足を運んだのであるが・・・・・・。感想から言うと一日で回りきれないほど大きい。大きいだけなら別段驚きはしないが、過去の大阪にあった商業施設とはコンセプトが明らかに違っているからだ。それでちょっと驚いた。最近でいうと阿倍野のキューズモールや大阪駅のステーションシティがオープンした時も、当ブログで採り上げたと思うが小生はあまり肯定的な意見を書かなかった。何故なら今まで大型商業施設が出来ても、決まってあるのはファッションの店舗とおしゃれなレストランとスイートの店。そして映画館。あとは癒しの空間が僅かながら設けられている程度で、若い女性は喜べど、おっさんが行って面白いものではなかったという印象が強い。それがグランフロント大阪は今まで通りファッション、レストラン等が中心なのではあるが、今回ナレッジキャピタルといった体験ゾーンが加わっていて、なかなか飽きさせないような空間が幾つかあったということ。たとえばパナソニックの大型ショウルームが3フロアーに跨って色々なことが体験できるようになっていること。また舞台公演からビジネスユースまで対応できる多目的劇場ナレッジシアター。学術、ビジネス、カルチャー等、様々な利用シーンに対応できる本格的コンベンション施設コングレコンベンションセンター。企業や研究機関によるエキサイティングな技術や活動を、大人から子供まで楽しく、判り易く紹介する展示エリア、アクティブラボ。ナレッジキャピタルのコンセプトを発信する自主企画イベントや展示会等を開催するイベントラボ。上質なカフェメニューを楽しみながら電子端末や書籍を通して新たな発見も出来るカフェラボ。その他、各企業が趣向を凝らしてショウルーム兼店舗を出している。ダイキン、積水ハウス、アシックス、コカコーラ、ヤマハリビング、タカラ大阪HDC、au、ドコモ、ソフトバンク、ダウンズステアーズコーヒー、サブウェイ野菜ラボ、サントリーウイスキーハウス、ワールドワインバーバイピーロート、アップバンクストア、ポールネンドあそびのせかい、エナレッジ、好日山荘、ジャストカーテン、サンワカンパニー、カリテスタイル、ウッドワンプラザ、SCANTEAK、SOHBI、C terrace、そしてロート製薬が何と無農薬野菜を栽培し、薬膳フレンチの店を出しているかと思えば、世界で初めてマグロの完全養殖に成功した近畿大学が、その養殖マグロの専門料理店を出した。この養殖マグロは天然と違って赤味が少なくトロの部分が多いマグロとしても有名である。早速、今日は長蛇の列で人気も大変なものである。あとはロボットの展示コーナーやその他色々とある模様だが、広すぎて回りきれない。またメルセデスベンツの展示と試乗体験ができるコーナー等。

 まあ、これまで色々な大型商業施設が完成しては覗いてみたが、あまり小生の気を引くようなものはなかったところが多いが、今回のグランフロント大阪は少し違うなあとは思っている。それでリピーターとして今後も何度か訪れるかもしれない。何しろ世界中のビールが飲める店や、日本中の清酒が飲める店もあるしなあ。でも今は大阪に来ることも少なくなった。何しろ毎日、毎日、滋賀県に通っている身であるから・・・・・・なかなか忙しくて来れないなあ。


大阪駅側からグランフロント大阪と見るとこのような感じである。2棟の商業ゾーンの上に3棟の高層ビルが立つ(奥はインターコンチネンタルホテル)。さらにその奥に高層マンションがあるが見えない。
P1020886.jpg

地下の入り口からは人工の滝が・・・・・・・
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中はこのような空間も・・・・
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角度を変えてパシャ
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吹き抜けの空間が多い
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商業ゾーンの屋上に上がってみた
P1020872.jpg

大阪駅から西梅田の光景を
P1020876.jpg

 今回、グランフロント大阪として開発されたが、まだ梅田北ヤードの3分の1程度が開発されたにすぎない。残るこの広大な土地はどうなることやら。まだ計画が具体化されてない・・・・・。緑地にする案もあるが・・・・・。
P1020874.jpg
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