2013.12.22 (Sun)
第58回有馬記念
本日、中山競馬場で第58回有馬記念(G-Ⅰ・3歳以上、芝2500m、16頭)が行われた。最近の有馬記念は豪華メンバーが揃うということはなくなったな。ジェンティルドンナはいないし、キズナもエピファネイアもいない。それこそ20年以上前の有馬記念ならスターホースが勢ぞろいしたものだが、このところは必ずしもスターホースが勢ぞろいということはなくなってしまった。殊にジェンティルドンナなんて最初から中山競馬場でのレースは敬遠しているようでもある。まあ、あのコースは特有のトリッキーさがあって、どうしても中山では本領発揮できない馬もいるからなのだが、それでも有馬記念はその年の掉尾を飾るレースとして人気がある。それで今年は三冠馬オルフェーヴルの引退レースということで熱気があったようである。
それで当然のようにオルフェーヴルが1番人気に支持された。2番人気は昨年の覇者で2冠馬の芦毛ゴールドシップ。3番人気アドマイヤラクティ、4番人気ウインバリアシオン、5番人気トーセンジョーダンの順だった。レースは意外にもルルーシュが逃げた。2番手にカレンミロテックが続き、オルフェーヴルはシンガリから4番手。その前にゴールドシップで、淡々とした展開。2周目の3コーナーからオルフェーヴルは外を通って一気に上がっていった。何時の間にかゴールドシップもかわして4コーナーで先頭に並びかけ直線に入るや先頭。あとは後続を引き離すだけ。後ろから追撃する馬もなし圧勝劇でのラストランとなった。
1着オルフェーヴル 2分32秒3、2着ウインバリアシオン 8馬身、3着ゴールソシップ 1馬身1/2、4着ラブイズブーシェ 2馬身1/2、5着タマモベストプレイ クビ。
何だか8馬身差の圧勝劇でしらけてしまったな。凱旋門賞で2着になってトレヴに千切られたので、今年は昨年までのパフォーマンスを見せれるかなと心配したが、そんなものは無用だった。まさに怪物級の強さだ。時々ポカのある馬で個性的だったが、本気を出した時の強さは史上屈指のものである。これで通算21戦12勝2着6回3着1回(フランスでの4戦2勝2着2回も含む)、GⅠは皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念、宝塚記念に続いて6勝。昨年の惜しい凱旋門賞を思いだされるが、この馬がファンに与えた印象度は、歴代でもナンバー1ではないかと思えるほどであった。けしてシンザン、シンボリルドルフ、ディープインパクトのような名馬の系譜に入る優等生ではなく、どちらかというとカブトシロー、エリモジョージといったクセ馬、個性派に分類される競走馬だった。それだけに観ている方は終わるまでハラハラドキドキ、何をしでかすか判らない。とにかく記録よりも記憶に残る馬として今後、後世に語り継がれていくことは間違いない。いや、とにかく面白い馬でした。本当にご苦労さん。
今回、ウインバリアシオンが2着に突っ込んだ。この馬は日本ダービー、神戸新聞杯、菊花賞、全てオルフェーヴルが勝った時の2着。それで今回も2着。ただ今回は左前浅屈腱炎を発症して1年5ヶ月ぶりに復帰してから2レース目でこの成績だけに価値がある。オルフェーヴルの同期として来年も走ってくれることを祈る。また最近、凡走ばかりのゴールドシップが少しだけ走る気を起こしてくれたようだが、まだまだその気になってないようだ。この馬も本気になれば何処まで強いか判らない。まあ、オルフェーヴルほどではないが変な馬ではある。取り敢えず、今年の中央競馬もフィナーレ(明日も開催はあるが)。さて来年はどうなるか・・・・・。キズナ、エピファネイア、ゴールドシップといったところが中心になるのかな。でも競馬に絶対はないから今後どうなることやら。
それで当然のようにオルフェーヴルが1番人気に支持された。2番人気は昨年の覇者で2冠馬の芦毛ゴールドシップ。3番人気アドマイヤラクティ、4番人気ウインバリアシオン、5番人気トーセンジョーダンの順だった。レースは意外にもルルーシュが逃げた。2番手にカレンミロテックが続き、オルフェーヴルはシンガリから4番手。その前にゴールドシップで、淡々とした展開。2周目の3コーナーからオルフェーヴルは外を通って一気に上がっていった。何時の間にかゴールドシップもかわして4コーナーで先頭に並びかけ直線に入るや先頭。あとは後続を引き離すだけ。後ろから追撃する馬もなし圧勝劇でのラストランとなった。
1着オルフェーヴル 2分32秒3、2着ウインバリアシオン 8馬身、3着ゴールソシップ 1馬身1/2、4着ラブイズブーシェ 2馬身1/2、5着タマモベストプレイ クビ。
何だか8馬身差の圧勝劇でしらけてしまったな。凱旋門賞で2着になってトレヴに千切られたので、今年は昨年までのパフォーマンスを見せれるかなと心配したが、そんなものは無用だった。まさに怪物級の強さだ。時々ポカのある馬で個性的だったが、本気を出した時の強さは史上屈指のものである。これで通算21戦12勝2着6回3着1回(フランスでの4戦2勝2着2回も含む)、GⅠは皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念、宝塚記念に続いて6勝。昨年の惜しい凱旋門賞を思いだされるが、この馬がファンに与えた印象度は、歴代でもナンバー1ではないかと思えるほどであった。けしてシンザン、シンボリルドルフ、ディープインパクトのような名馬の系譜に入る優等生ではなく、どちらかというとカブトシロー、エリモジョージといったクセ馬、個性派に分類される競走馬だった。それだけに観ている方は終わるまでハラハラドキドキ、何をしでかすか判らない。とにかく記録よりも記憶に残る馬として今後、後世に語り継がれていくことは間違いない。いや、とにかく面白い馬でした。本当にご苦労さん。
今回、ウインバリアシオンが2着に突っ込んだ。この馬は日本ダービー、神戸新聞杯、菊花賞、全てオルフェーヴルが勝った時の2着。それで今回も2着。ただ今回は左前浅屈腱炎を発症して1年5ヶ月ぶりに復帰してから2レース目でこの成績だけに価値がある。オルフェーヴルの同期として来年も走ってくれることを祈る。また最近、凡走ばかりのゴールドシップが少しだけ走る気を起こしてくれたようだが、まだまだその気になってないようだ。この馬も本気になれば何処まで強いか判らない。まあ、オルフェーヴルほどではないが変な馬ではある。取り敢えず、今年の中央競馬もフィナーレ(明日も開催はあるが)。さて来年はどうなるか・・・・・。キズナ、エピファネイア、ゴールドシップといったところが中心になるのかな。でも競馬に絶対はないから今後どうなることやら。
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