2008.02.06 (Wed)
黒豚のスモークレバーを食べる

この前の日曜日、黒豚のスモークレバーを食べた。以前から良く食べているのだが、焼酎を飲むときに、よくつまみにする。その製品はナンチク(南九州畜産興業)という会社が作っているスモークレバーで、こりこりとした食感と何ともいえぬレバーの渋みと甘みが融合して、これが実に焼酎と合うので、時々、つまみに買ってくる。日本酒と合うかどうか判らないが、鹿児島の芋焼酎との相性は抜群である。白豚のレバーだとこんなに赤味が多いのか問われるところであるが、この鹿児島産黒豚のスモークレバーに関しては何度か食べている間に癖になるし嵌ってしまう。
ところで、何故に鹿児島が黒豚の産地なのか知る筈もないが、江戸時代から飼育されていたという。聞く所によると鹿児島の黒豚は沖縄から江戸時代初期に入ってきたという。また沖縄の黒豚は1385年に中国から海路で渡って来たということなので源は中国か・・・・。
鹿児島の黒豚は、明治以降に、肉質が優れている英国のバークシャー種との交配によって、改良を重ねて出来上がった品種で、肉が柔らかくて、水っぽくなくて、さっぱりしていて旨みがあるのが特徴だという。そんな良質の黒豚であるが、業者はさらに黒豚が美味しくなるように、大きくなるとサツマイモを粉末にして餌に混ぜて食べさせているらしい。これは一定量のサツマイモを与えると、肉のアミノ酸量が増え、甘みがでるとのことだ。そして、赤肉脂肪中に抗酸化作用のあるビタミンEが増加して旨み成分が増すという。
そんな黒豚のレバーを原料にして、独自の製造法によりレバー独自の臭みを消して作ったのがナンチクのスモークレバーと言う事である。つまり燻製なのであるが、これが燻製にしては柔らかい。それで、このスモークレバーを食べながら焼酎を飲んでいたらやめられなくなり、何時の間にか焼酎も底をついていた。やはり私は焼酎だけだと量は飲めないなあ・・・・。だから何かつまみがないと飲む気がしない・・・・・。だから酒だけだと、さほどお金を使った意識が無くても、つまみも買わなくてはならないから懐具合が寂しくなる。だからこのところ、私はあまり飲みたくもない発泡酒ばかり飲んでいるのだが・・・・・。
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