2017.08.12 (Sat)
Somebody Stole My Gal
大阪の地下鉄御堂筋線なんば駅の北側の改札を抜けると地下街に出る。その地下街を東に向かって歩くとエスカレーターが目に入るところがある。エスカレーターは地上に出るようになっている。さらに地上に出るとまっすぐ南のほうへ歩く。すると左側になんばグランド花月が目に入る。いわゆるこれがお笑いの殿堂。吉本興業の本拠地である。でも小生一度も入ったことがない。というよりも吉本のお笑いなんて興味もない。こう書くと関西人違うわと言われそうである。まあそれはいいとして、実際に吉本新喜劇なるものが関西で毎週テレビで放映していて、これがけっこうな視聴率を稼いでいて、これを観ないと生きてる気がしないという人までいるぐらいだ。それだけ関西では吉本の笑いが浸透しているぐらいなのだが、この吉本新喜劇が始まるときにテレビで流されつ曲がある。~タラララッタラ タラララッタラ タラララッタララ フンワカフンワ フンワカフンワ フンワカフンワワ~とこのように聴こえる。いかにもお笑いのお囃子の曲のごとしで、うまい曲をもってきたなあ思った。と書くと吉本のオリジナルと違うのかと言われそうであるが、オリジナルではないのである。
それならなんという曲かというと『Somebodey Stole My Gal』という曲である。作曲者はレオ・ウッドで1918年というから大正時代に作曲された曲である。アメリカのポピュラーソングでいろんな人がカバーしている。でもベニー・グッドマンやカウント・ベイシーなどがこの曲を収録しているからジャズの曲だと思ってしまう。でもベニー・グッドマンのビッグバンドが演奏している同曲を聴く限り吉本新喜劇のテーマソングとはちょっと雰囲気が異なる。それなら吉本新喜劇で流れる『Samebodey Stole My Gal』は誰の演奏だということになるのだが、これはピー・ウィー・ハントのバンド演奏によるものである。ピ-・ウィー・ハントはトロンボーン奏者でこの曲をディキシーランド風に演奏したので、ちょっとコミカルに聴こえるのである。もともとは誰かがあの娘を奪っていったという題名どおりコミカルに聴こえるはずのない曲なのだが、ピー・ウィー・ハントの録音したレコードを聴くと確かにコミカルである。それを吉本興業が使用したということになるだろう。だからこの曲を演奏するジャズメンは笑われてしまうのである。
それならなんという曲かというと『Somebodey Stole My Gal』という曲である。作曲者はレオ・ウッドで1918年というから大正時代に作曲された曲である。アメリカのポピュラーソングでいろんな人がカバーしている。でもベニー・グッドマンやカウント・ベイシーなどがこの曲を収録しているからジャズの曲だと思ってしまう。でもベニー・グッドマンのビッグバンドが演奏している同曲を聴く限り吉本新喜劇のテーマソングとはちょっと雰囲気が異なる。それなら吉本新喜劇で流れる『Samebodey Stole My Gal』は誰の演奏だということになるのだが、これはピー・ウィー・ハントのバンド演奏によるものである。ピ-・ウィー・ハントはトロンボーン奏者でこの曲をディキシーランド風に演奏したので、ちょっとコミカルに聴こえるのである。もともとは誰かがあの娘を奪っていったという題名どおりコミカルに聴こえるはずのない曲なのだが、ピー・ウィー・ハントの録音したレコードを聴くと確かにコミカルである。それを吉本興業が使用したということになるだろう。だからこの曲を演奏するジャズメンは笑われてしまうのである。
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