2018.04.09 (Mon)
大阪メトロだって
一昨日の土曜日、久しぶりに大阪の繁華街に行った。野暮用があってのことだが、久しぶりに地下鉄に乗ると大阪メトロという文字が目に入った。そうか大阪市営地下鉄がこの4月から民営化され名称が大阪メトロになったらしい。しかしちょっと待てよ。これは東京メトロのパクりじゃないか。もっと他の名称に出来なかったのかと言いたくなる。正式名は大阪市高速電気軌道と言い愛称が大阪メトロだって。ここで一言文句を言わせて貰うならばせっかく民営化に踏み切るのなら大阪市の市を除いて大阪高速電気軌道でいいのにと思う。また愛称でも大阪サブウェイとか大阪アンダーグラウンドとか大阪チューブとか大阪サブラインとか大阪U-ラインとか他に色々と考えられたのに敢えて東京と同じ名称とはまた真似したと言われるぞ。市長に言わすとメトロは都市を意味する。すまりメトロポリタンと言うことなのか。でもメトロの名称を使ってつのはフランスの地下鉄であってメトロ・ド・パリ、メトロ・ドゥ・マルセイユ、イタリアもメトロを使ってるかな。でもドイツはU-バーンと言うし、ニューヨークはサブウェイ、ロンドンはアンダーグラウンド、通称でチューブという。ただし世界中を見渡すとメトロポリタンを地下鉄の愛称にしている都市は多いから結局は大阪メトロに落ち着いたのか・・・・。まあしょうがない。
それなら何故に民営化したのなら大阪市の市を取らなかったのかと言いたくなる。市があるかないのはどうでもいいじゃないかと言う人がいるだろうけど、これはない方がいいのだ。大阪市なんて言ったらかつて大阪市営モンロー主義があって昭和の時代まで大阪市営以外の鉄道の市内中心部乗り入れに難色を示していて、京阪電鉄なんかはそのあおりをモロに受けていた。だからせっかく民営化したら大阪市の市を取っ払って欲しかったというのが正直なところだ。それは何故かというと大阪市営の頃は大阪市の端で地下鉄の路線を延ばさずほとんど建設を停めてしまい府下に出てこないからである。出ても僅かに数キロで路線はその先に伸びていかなかった。大阪市が出費するのに何故、大阪市内でないところまで建設する必要があるのかといいうところだろう。確かに地下鉄は建設費が莫大になる。でもこのモンロー主義が蔓延していたのかおかしなところに地下鉄の終点がある。たとえば今里筋線の井高野だとか谷町線の八尾南。さらに千日前線の南巽。こんなところに地下鉄の終点があってもしょうがない。何れも住宅地だが乗る人も降りる人も僅か。それならもう少し伸ばして府下に出て行けば他の私鉄やJRと連絡できて乗降客も増え利用者も便利になる。ほとんどの路線が私鉄やJRと総合乗り入れまたは他の鉄道と連絡している東京の地下鉄と比べれば大阪の地下鉄の端っこの駅の便利の悪さはどうしようもないことが判る。今里筋線なんて府下に出ていって阪急の正雀、JRの岸辺辺りまで伸ばせば乗り換える人も増えるのにと思うのだが井高野という大阪市の北の端で止めてしまった。たったの1キロほどなのに。だから赤字路線なのだ。小生なんか岸辺か正雀で乗り換えれば大阪の東部や南部に大阪の中心部まで出なくても行けるのにと思うのだがおかしなところで地下鉄の終点があるので余計な時間とお金をかけて行かなくてはならないのだ。それを大阪市はモンロー主義の影響から考えてなかったのだろう。だから民営化するともっと自由な考えから他社と共同で便利化を共有することが出来るのにと思いながら相変わらず社名に大阪市の市が入っていたら同じことじゃないか。
大阪市は行政区域が狭くおそらく日本の政令指定都市の中でも面積が狭い。さらにいうならば大阪府全体が大阪市でもいいぐらいの面積である。大阪府自体の面積は日本の都道府県の中でも46番目と言う狭さ。関西空港を造らなかったら香川県より狭い全国最小と言うほど狭い。つまり大阪府全体が市街地みたいなものである。山間部というのは北部の豊能地域、南部の南河内、南泉州ぐらい。かつての大阪市の周りは田んぼという時代とは違う。状況は昭和30年代とは違うのだ。大阪は東京よりも先に郊外が衛星都市として開発された歴史がある。だから民営化されたのなら府下に路線を伸ばしてもっと他社乗り換えの便利良さを考えてくれともいいのにとは思う。
ただ日本は人口減少の時代に入っている。問題は利用者の数が減っていってると言うことだ。唯一、東京圏は人口の社会増加が未だ続いている。これは一局集中が顕著であるからで、かつて大阪発祥の企業が全て本社機能を東京に移しているのも多大に影響している。関西でも大学を出たが働く企業が東京に本社を移すので行かざるを得ないという事実がある。今はインバウンドの影響で大阪の繁華街も賑わっているが、今里筋線のような繁華街を通らない路線は乗降客も少ない。でもせめてもう少し伸ばして他社と連絡機能を考えてくれれば乗降客も多少は増える。これから確実に日本は考えていかないと人口は減っていくのだ。だからモンロー主義から脱皮して民営化に踏み切った大阪市営地下鉄も多岐に渡って経営を考えていかないと行けない時代になっている。他社の私鉄も同様で経営は鉄道だけでは儲からない時代になっている。だが鉄道は公共性のあるものだからまず乗降客の利便性をもっと考えてもらいたい。
それなら何故に民営化したのなら大阪市の市を取らなかったのかと言いたくなる。市があるかないのはどうでもいいじゃないかと言う人がいるだろうけど、これはない方がいいのだ。大阪市なんて言ったらかつて大阪市営モンロー主義があって昭和の時代まで大阪市営以外の鉄道の市内中心部乗り入れに難色を示していて、京阪電鉄なんかはそのあおりをモロに受けていた。だからせっかく民営化したら大阪市の市を取っ払って欲しかったというのが正直なところだ。それは何故かというと大阪市営の頃は大阪市の端で地下鉄の路線を延ばさずほとんど建設を停めてしまい府下に出てこないからである。出ても僅かに数キロで路線はその先に伸びていかなかった。大阪市が出費するのに何故、大阪市内でないところまで建設する必要があるのかといいうところだろう。確かに地下鉄は建設費が莫大になる。でもこのモンロー主義が蔓延していたのかおかしなところに地下鉄の終点がある。たとえば今里筋線の井高野だとか谷町線の八尾南。さらに千日前線の南巽。こんなところに地下鉄の終点があってもしょうがない。何れも住宅地だが乗る人も降りる人も僅か。それならもう少し伸ばして府下に出て行けば他の私鉄やJRと連絡できて乗降客も増え利用者も便利になる。ほとんどの路線が私鉄やJRと総合乗り入れまたは他の鉄道と連絡している東京の地下鉄と比べれば大阪の地下鉄の端っこの駅の便利の悪さはどうしようもないことが判る。今里筋線なんて府下に出ていって阪急の正雀、JRの岸辺辺りまで伸ばせば乗り換える人も増えるのにと思うのだが井高野という大阪市の北の端で止めてしまった。たったの1キロほどなのに。だから赤字路線なのだ。小生なんか岸辺か正雀で乗り換えれば大阪の東部や南部に大阪の中心部まで出なくても行けるのにと思うのだがおかしなところで地下鉄の終点があるので余計な時間とお金をかけて行かなくてはならないのだ。それを大阪市はモンロー主義の影響から考えてなかったのだろう。だから民営化するともっと自由な考えから他社と共同で便利化を共有することが出来るのにと思いながら相変わらず社名に大阪市の市が入っていたら同じことじゃないか。
大阪市は行政区域が狭くおそらく日本の政令指定都市の中でも面積が狭い。さらにいうならば大阪府全体が大阪市でもいいぐらいの面積である。大阪府自体の面積は日本の都道府県の中でも46番目と言う狭さ。関西空港を造らなかったら香川県より狭い全国最小と言うほど狭い。つまり大阪府全体が市街地みたいなものである。山間部というのは北部の豊能地域、南部の南河内、南泉州ぐらい。かつての大阪市の周りは田んぼという時代とは違う。状況は昭和30年代とは違うのだ。大阪は東京よりも先に郊外が衛星都市として開発された歴史がある。だから民営化されたのなら府下に路線を伸ばしてもっと他社乗り換えの便利良さを考えてくれともいいのにとは思う。
ただ日本は人口減少の時代に入っている。問題は利用者の数が減っていってると言うことだ。唯一、東京圏は人口の社会増加が未だ続いている。これは一局集中が顕著であるからで、かつて大阪発祥の企業が全て本社機能を東京に移しているのも多大に影響している。関西でも大学を出たが働く企業が東京に本社を移すので行かざるを得ないという事実がある。今はインバウンドの影響で大阪の繁華街も賑わっているが、今里筋線のような繁華街を通らない路線は乗降客も少ない。でもせめてもう少し伸ばして他社と連絡機能を考えてくれれば乗降客も多少は増える。これから確実に日本は考えていかないと人口は減っていくのだ。だからモンロー主義から脱皮して民営化に踏み切った大阪市営地下鉄も多岐に渡って経営を考えていかないと行けない時代になっている。他社の私鉄も同様で経営は鉄道だけでは儲からない時代になっている。だが鉄道は公共性のあるものだからまず乗降客の利便性をもっと考えてもらいたい。
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