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2018.05.06 (Sun)

 3日から昨日までの3日間

 GW終盤の昨日までの3日間は何をしていたかというと音楽三昧になってしまった。と言うと知っている人は知っていると思うが、5月3日から4日と昨年までは高槻JAZZ STRETが2日間行なわれていた。それが今年は開催20周年と言うことで3日間開催となった。そして、今年は風が強く天候もあまり安定しなかったので野外の演奏は敬遠して、出来る限り室内のコンボ演奏を中心に回ろうと思った。だがほとんどの会場が午後の1時スタート。これを知らず午前に行ったのだが待ち時間が長すぎる。しょうがないので早めに飯を食って行列のある所は行かず意外と空いているところへ足を運ぶ。
 コンボの演奏はいいね。コンボなんてジャズ好きしか行かないから。素人の聴衆は学生のビッグバンド及び吹奏楽団を聴きに行く場合が多い。これは会場が大きいから大勢入れるというのもあるが、小生は吹奏楽のジャズ演奏が大の苦手というより大嫌い。吹奏楽団は吹奏楽の曲かマーチをやってればいいのに、最近は何でも演奏するがもう一つ様になってないと痛感する。でも大勢の人はビッグバンドも吹奏楽も同じと思っているみたい。区別がついてないのかな。ビッグバンドは聴くが吹奏楽のジャズ演奏は聴く気が起こらない。リズムが違うと言うよりグルーヴ感がない。それに人数が多すぎる。音の重圧感だけは凄いものの音色が違う。これをジャズだと思ってもらっても困るのだが・・・・。
 一般的にどこやらの高校の吹奏楽のシング・シング・シング(演奏会で必ず演奏している)に人気があってYou Tubeの視聴回数が何十万回、何百万回もあり書き込みも美辞麗句で大勢埋め尽くされていて驚愕するのだが小生が聴くと何かが違う。でもほとんどの人はこれがジャズだと思っているのかもしれない。一応、吹奏楽用にビッグバンド風の楽譜が出回って今やビッグバンドの曲よりも吹奏楽の曲になってしまった。それに日本ではジャズのビッグバンドよりジャズの曲をやっても吹奏楽団の演奏の方が人気が遥に高いんだろうなあ。そういう理由もあってコンボを中心に観に行ったのである。でもほとんどの会場が狭いので人ゴミの頭の上から聴く場合もある。でも腕は確かな人が多い。各会場でコンボを何箇所か行く。3日から4日の2日間で10数カ所聴いた。トリオからクインテットが多い。プロもいるしセミプロもいる(敢えて名前は書かない)。社会人や大学生の混ざったバンドもある。こちらはどこもソロが長い。ただなじみの曲があっても各自、ソロでかなり自由に演奏するのでその曲だと思わない。これこそジャズなんだけど・・・・・。吹奏楽みたいに楽譜通りに演奏。ソロは耳で覚えるか楽譜に書いたものを暗譜する。一方、高度なコンボになると毎度同じフレーズってことはない。アンサンブル重視な吹奏楽とコンボとは基本的に違う。コンボは一つの楽器が1人ずつ。従ってソロも長くアドリブも多い。なので同じ曲を聴いても演奏は異なることが多い。こうして一昨日の夜の11時過ぎまで聴いていたから帰宅が遅くなってしまった。
 そして昨日は滋賀県の大津まで行くつもりだった。それはラ・フォル・ジュルネびわ湖が昨年で終わり、今年から近江の春びわこ音楽祭としてスタート、開催が5月3日から5日まで高槻のジャズストと被る、まあこれは例年通りなのだが、今年は5日だけジャズ辞めてクラシックを聴きに行くかと考えた。5日のびわ湖大ホールの午後に大フィルが大植英次指揮でショスタコーヴィチの交響曲5番を演奏するというのでチケットの当日券を手に入れるために朝早く行こうと考えていた。だが起きたのが遅く朝の8時半。もう諦めた。びわ湖ホールまでは遠い。JRで膳所まで行ってそこから京阪石山坂本線に乗り換えて一駅。そこから歩くと我家からどれぐらいかかるかな。前にラ・フォル・ジュルネびわ湖でベルリオーズの幻想交響曲を聴きに行くときは朝の8時に家を出てチケットを手に入れたのだが、もうこの時間から急いで身支度して出かけていって当日券がもし手には入らなかったらバカらしいのでやめた。
 しかたなく買い物するものがあって大阪の梅田まで行った。昼になってまた回転寿司に入る。今度は隣2人が白人女性。最近は本当に外国人が多い。しかし待てども待てども鉄火巻きだけが流れてこない。しょうがないので鉄火の注文をした。そのとき手渡されたんだけど手元が狂い、皿が斜めになり鉄火の2巻がカウンターの上に転がった。となりの白人女性達が驚いた模様。小生は「I’m sorry」と言ったら彼女たちと目が合った。若い女子達だ。そのとき「Come from」と咄嗟に出てしまった。「Italy」と言った。イタリア人かと思い最近はヨーロッパ各所から来ているんだと思った。前はクロアチアから来ている人にも会ったがイタリア人は珍しくはない。ただ日本人の悪い癖で白人とみるやアメリカ人と思いがちなんである。どうりで2人の会話が英語ではないとは思っていた。イタリア語だったんだ。スペイン語にも聞こえたからオレのヒアリングも大したことないが・・・・。
 買うものを買ったので帰ろうと大阪駅に向かい、エスカレーターで3階に上がろうとしたが考えことをしていたのか5階に上がってしまった。5階は大阪駅の大屋根の直ぐ下で広場になっている。ここで音楽が聴こえた。何だろうと思い近づくと日本センチュリー交響楽団の4人の奏者が演奏していた。ヴァイオリンとフルートとホルンとドラムス。なんだか妙な組み合わせだな。ヴァイオリンとフルートはメロディを奏でる。ドラムスはリズム。だがホルンって微妙だな。難しい楽器で音が安定しない。が、トランペットでは音がやかましい。トロンボーンは音が低い。チューバもそうだが。まあいいかと思ったが、やっていた曲はスタジオジブリの作品が中心で『千と千尋の神隠し』『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』と久石譲、木村弓の作品に渡辺岳『アルプスの少女ハイジ』、大野雄二『ルパン三世のテーマ』。クラシックからハイドンのロンドントリオ第1楽章と演奏。最後に葉加瀬太郎の『情熱大陸』でほぼ30分。こういった無料コンサートを開催していた。しかし、小生、音楽が聴こえるとすぐに聴いてしまうな。ということでこの3日間、すべてただでプロ及びセミプロの演奏を聴かせてもらった。
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