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2018.05.12 (Sat)

今年の2000ギニーSaxon Warriorが勝つ

 最近は競馬の記事なんて書くこともないが今回は本場イギリスのクラッシックレースを史上初めて日本産馬が勝ったので記事にしてみた。馬名はサクソンウォリアー。アイルランドのクールモアスタッドのグループが所有する馬である(クールモアとはオーナーが違うので服色が異なる)。この有名なグループが何故に日本産馬を所有するのかというのは、実は父がかのディープインパクトであるからだ。ただし母はGalileoの子Maybe。メイビーは名門エイダン・オブライエン厩舎所属の牝馬で9戦5勝。GⅠは1勝だが2歳時の2011年に5連勝したという記録がある。さてこのメイビーはクールモアスタッドが所有したが、何と最初の種付けに選んだのが日本のディープインパクトだった。ヨーロッパでは珍しい血統だから選んだのかも知れないが、ヨーロッパのタフな馬場に合うかは別の問題だ。でも日本に渡り最初の仔は牝馬。この馬はアイルランドで競走馬になったが1勝止まり。そして2番目の仔がサクソンウォリアーであった。サクソンウォリアーは2015年1月26日に北海道早来のノーザンファームで生まれ10月まで過ごし、そこからアイルランドに渡りエイダン・オブライエンに預けられ2歳の8月にデビュー。2歳時はGⅠのレーシングトロフィーで先頭に立ちながらRoaring Lionにいったん差されるもののゴール前で再び伸びて勝った。これで3戦全勝して2歳時は終わり。
 3歳初戦が先日の5日行なわれた2000ギニーだった。この伝統ある英国のクラシック路線に進み、14頭立ての2番人気だったが中団待機から最後に抜け出して追い込み勢を防いで1分36秒55のタイムで2着Tip Too WinにⅠ馬身半差をつけて優勝。これにより英国ダービーでの人気も跳ね上がった。でも英国ダービーに出るのかなと言うのが小生の感じるところである。でも伝統ある本場のクラッシックレースを日本産馬が勝ったというの讃えられてもいいと思う。たとえ種付けだけが目的だったとはいえ母のメイビーは日本に数年間はいたのだから。
 でも力のいる馬場のヨーロッパでもマイルなら十分ディープインパクトの血は通用すると言うことだ。ただ絶対数が少ないから勝ってないが。もっともエイシンヒカリというディープインパクトの産駒で日本で走っていた競争馬がフランスのGⅠイスパーン賞(1800m)を逃げ切り楽勝したことがある。だからアイルランドで調教され英国で走っているディープインパクト産駒は日本で走っているディープインパクト産駒とはすべてが同じということもないので今後、どうなるか注目していきたいと思う。


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