2008.05.04 (Sun)
第200回2000ギニー、第134回ケンタッキー・ダービー
昨日(現地時間)、英米の3歳クラシック3冠レースの第一弾がそれぞれ行なわれた。まず、イギリスでは今年で200回目を迎える2000ギニー・ステークス(GⅠ・3歳、芝8F、15頭)が行なわれた。
今年はこれまで5戦5勝のニューアプローチが断然の1番人気に支持され、2番人気にイブンカルダン、3番人気にレイヴンズパス、4番人気にヘンリーザナヴィゲーターといったところが有力とされていた。
レースはニューマーケット競馬場のローリーマイル・コース。つまり直線である。約1600mの競馬ならほとんどが直線で行なわれるイギリスの競馬場の広大さにはいつも驚かされるが、このニューマーケットというところは、2000mの競馬でも直線で行なわれるから、イギリス国内でもことのほか大きい競馬場である。
レースは1番人気のニューアプローチがスタートからラチ沿いを逃げた。何と本命馬が逃げまくったのである。でもあと1Fの標識からヘンリーザナヴィゲーターが馬体を併せてきて、そこからは2頭の鍔迫り合いとなった。でも競り合いでヘンリーザナヴィゲーターが僅かにハナ差で制し、ニューアプローチのデビューから6連勝はならなかった。
1着 Henrythenavigator 1分39秒14、2着 New Approach ハナ、3着 Stubbs Art 4馬身、4着 Raven's Pass 1/2、5着 Dream Eater アタマ。
ヘンリーザナヴィゲーターは通算で5戦3勝2着1回3着1回の成績。重賞はこれまでGⅡのコヴェントリーSに勝っている。
父はKingmambo、母はSequoyah(母の父Sadler's Wells)という本格的なヨーロッパ血統で、ダービーも楽しみになった。またニューアプローチもハナ差で敗れたが、こちらも強い馬である。今後が大いに注目される。
次にアメリカのケンタッキー・ダービーは日本時間、今朝行なわれた。
第134回ケンタッキー・ダービー(GⅠ・3歳、ダート10F、20頭)は、ケンタッキー州のチャーチル・ダウンズ競馬場で行なわれた。今年はこれまでフロリダ・ダービー圧勝を含め、これまで3戦全勝のビッグブラウンが断トツの1番人気で、2番人気はコロネルジョン、3番人気はパイロであった。
結局、ビッグブラウンは危なげなく、2着に4馬身と3/4の差をつけて圧勝した。
1着 Big Brown 2分01秒82、2着 Eight Bells 4馬身3/4、3着 Denis of Cork 3馬身1/2、4着 Tale of Ekati 2馬身3/4、5着 Recapturetheglory 3/4。
ご覧のとおりバラバラの入線である。でもBig Brownは、ここ2走の勝ちっぷりから見て次のプリークネスが面白くなってきた。またプリークネスSで楽勝すると、いよいよ30年ぶりのアメリカ3冠馬の期待がかかる。そして、そのベルモントSには、今のところ日本からカジノドライブが参戦の予定であるが、まだ日本での新馬戦に勝っただけなので、どの程度、勝負になるか判らない。でも今年は日本の3歳クラシック・レースがあまりにもつまらないので、海外に興味がいきそうである。
最後にBig Brownの血統に触れてみるとする。父はDanzigの直仔でBoudary、母はMien(母の父Nureyev)。つまりNorthern Dancerの3×3という近親勾配である。
さあ、あと数時間後には京都競馬場で天皇賞が行なわれる。詳細は夜にでも・・・・・・。
今年はこれまで5戦5勝のニューアプローチが断然の1番人気に支持され、2番人気にイブンカルダン、3番人気にレイヴンズパス、4番人気にヘンリーザナヴィゲーターといったところが有力とされていた。
レースはニューマーケット競馬場のローリーマイル・コース。つまり直線である。約1600mの競馬ならほとんどが直線で行なわれるイギリスの競馬場の広大さにはいつも驚かされるが、このニューマーケットというところは、2000mの競馬でも直線で行なわれるから、イギリス国内でもことのほか大きい競馬場である。
レースは1番人気のニューアプローチがスタートからラチ沿いを逃げた。何と本命馬が逃げまくったのである。でもあと1Fの標識からヘンリーザナヴィゲーターが馬体を併せてきて、そこからは2頭の鍔迫り合いとなった。でも競り合いでヘンリーザナヴィゲーターが僅かにハナ差で制し、ニューアプローチのデビューから6連勝はならなかった。
1着 Henrythenavigator 1分39秒14、2着 New Approach ハナ、3着 Stubbs Art 4馬身、4着 Raven's Pass 1/2、5着 Dream Eater アタマ。
ヘンリーザナヴィゲーターは通算で5戦3勝2着1回3着1回の成績。重賞はこれまでGⅡのコヴェントリーSに勝っている。
父はKingmambo、母はSequoyah(母の父Sadler's Wells)という本格的なヨーロッパ血統で、ダービーも楽しみになった。またニューアプローチもハナ差で敗れたが、こちらも強い馬である。今後が大いに注目される。
次にアメリカのケンタッキー・ダービーは日本時間、今朝行なわれた。
第134回ケンタッキー・ダービー(GⅠ・3歳、ダート10F、20頭)は、ケンタッキー州のチャーチル・ダウンズ競馬場で行なわれた。今年はこれまでフロリダ・ダービー圧勝を含め、これまで3戦全勝のビッグブラウンが断トツの1番人気で、2番人気はコロネルジョン、3番人気はパイロであった。
結局、ビッグブラウンは危なげなく、2着に4馬身と3/4の差をつけて圧勝した。
1着 Big Brown 2分01秒82、2着 Eight Bells 4馬身3/4、3着 Denis of Cork 3馬身1/2、4着 Tale of Ekati 2馬身3/4、5着 Recapturetheglory 3/4。
ご覧のとおりバラバラの入線である。でもBig Brownは、ここ2走の勝ちっぷりから見て次のプリークネスが面白くなってきた。またプリークネスSで楽勝すると、いよいよ30年ぶりのアメリカ3冠馬の期待がかかる。そして、そのベルモントSには、今のところ日本からカジノドライブが参戦の予定であるが、まだ日本での新馬戦に勝っただけなので、どの程度、勝負になるか判らない。でも今年は日本の3歳クラシック・レースがあまりにもつまらないので、海外に興味がいきそうである。
最後にBig Brownの血統に触れてみるとする。父はDanzigの直仔でBoudary、母はMien(母の父Nureyev)。つまりNorthern Dancerの3×3という近親勾配である。
さあ、あと数時間後には京都競馬場で天皇賞が行なわれる。詳細は夜にでも・・・・・・。
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