2008.06.01 (Sun)
第75回日本ダービー
昨日の雨も上がり東京競馬場の馬場も回復して、ダービーは良馬場で行われることとなり、8000頭以上の同期のライバル達の中から勝ち抜いた3歳の精鋭18頭が本番に駒を進めた。混戦とは言いながらもここに来て、有力馬が絞られてきて1番人気はNHKマイルに勝ったディープスカイ、2番人気は弥生賞の勝ち馬マイネルチャールズ、3番人気はダートで4戦4勝のサクセスブロッケン、4番人気は青葉賞の勝ち馬アドマイヤコマンド、5番人気はきさらぎ賞の勝ち馬レインボーペガサスであった。
12万人の大観衆が見守る中、第75回日本ダービー(Jpn-Ⅰ・3歳、芝2400m、18頭)のゲートが開いた。まず馬場の真ん中からレッツゴーキリシマ、内の方からアグネススターチの2頭が先手争いに出た。先頭を奪ったのはレッツゴーキリシマの方で、2番手にアグネススターチ、3番手スマイルジャック、その内からサクセスブロッケン、5番手アドマイヤコマンド、その後はレインボーペガサス、7番手サブジェクト、さらにモンテクリスエスにマイネルチャールズ、クリスタルウイング、ブラックシェル、タケミカヅチ、そしてディープスカイ、エーシンフォワード、ショウナンアルバ、フローテーション、ベンチャーナイン、1頭離れてメイショウクオリアの順に第2コーナーを回る。向こう流しに入り、レッツゴーキリシマが2馬身リード、2番手のアグネススターチの直後にスマイルルジャックが接近し、サクセスブロッケンの外にレインボーペガサスが上がってきた。
ペースはスタートから12.5---10.6---12.4---12.9---12.8---12.3と800m通過が48秒4、1000m通過が1分00秒8、1200m通過が1分13秒6と良馬場とはいえ渋い馬場なので、平均ペースというところか。3コーナーあたりからレッツゴーキリシマとアグネススターチの差が3馬身、アグネススターチと3番手以降とは4馬身の差に拡がり、いよいよ4コーナーを回って直線に向こうというところである。
先頭はレッツゴーキリシマ、2番手にアグネススターチ、3番手にスマイルジャック。1番人気のディープスカイは14、15番手の馬群の中であるが、四位騎手が外に行こうとしている。あと400m、ここでスマイルジャックが2番手に上がる。あと300mでスマイルジャックが先頭に立つ。ディープスカイは大外に出てこれから追い出そうとする。いよいよあと200m、完全にスマイルジャックが先頭。2番手は大混戦で、レインボーペガサスとマイネルチャールズが並んでいるが、その内からブラックシェルが伸びて来る。ディープスカイは大外から際立った脚色で迫ってくる。あと100m、スマイルジャックが先頭。ディーブスカイが来る。一気に来る。ディープスカイがかわして先頭。大外から突き抜けて四位騎手が2連覇達成。
1着ディープスカイ 2分26秒7、2着スマイルジャック 1馬身1/2、3着ブラックシェル 3/4、4着マイネルチャールズ クビ、5着レインボーペガサス クビ。
アドマイヤコマンドは7着で、初の芝馬場が注目されたサクセスブロッケンは18着とシンガリであった。
結局、混線ダービーといわれながらも蓋を開ければ1番人気が勝っていた。それもキングカメハメハ以来の変則2冠を達成し、文字通り3歳サラブレッドの№1となった。ディープスカイは11戦目がこのダービーという歴戦の勇者であり、これが4勝目となる。何故、11戦もレースを使っているのだろうかと思うだろうが、未勝利脱出までに6戦を要しているからで、その後はトントン拍子の出世である。父は皐月賞を無敗で圧勝しながらも、ダービーを前に故障で引退したアグネスタキオン。これで父の無念を晴らしたことになる。
最後に昨日と今日行なわれたダービー以外の重賞の結果を記しておく。
昨日、中京で行なわれた金鯱賞(GⅡ・3歳以上、芝2000m、17頭)の結果。
1着エイシンデピュティ 1分59秒1、2着マンハッタンスカイ 1馬身1/2、3着カワカミプリンセス クビ、4着サクラメガワンダー 1馬身1/4、5着カネトシツヨシオー クビ。
今日、東京で行なわれた目黒記念(Jpn-Ⅱ・3歳以上、芝2500m、18頭)の結果。
1着ホクトスルタン 2分31秒9、2着アルナスライン クビ、3着ロックドゥカンブ 1馬身3/4、4着フォルテベリーニ ハナ、5着アイポッパー 1馬身1/2。
12万人の大観衆が見守る中、第75回日本ダービー(Jpn-Ⅰ・3歳、芝2400m、18頭)のゲートが開いた。まず馬場の真ん中からレッツゴーキリシマ、内の方からアグネススターチの2頭が先手争いに出た。先頭を奪ったのはレッツゴーキリシマの方で、2番手にアグネススターチ、3番手スマイルジャック、その内からサクセスブロッケン、5番手アドマイヤコマンド、その後はレインボーペガサス、7番手サブジェクト、さらにモンテクリスエスにマイネルチャールズ、クリスタルウイング、ブラックシェル、タケミカヅチ、そしてディープスカイ、エーシンフォワード、ショウナンアルバ、フローテーション、ベンチャーナイン、1頭離れてメイショウクオリアの順に第2コーナーを回る。向こう流しに入り、レッツゴーキリシマが2馬身リード、2番手のアグネススターチの直後にスマイルルジャックが接近し、サクセスブロッケンの外にレインボーペガサスが上がってきた。
ペースはスタートから12.5---10.6---12.4---12.9---12.8---12.3と800m通過が48秒4、1000m通過が1分00秒8、1200m通過が1分13秒6と良馬場とはいえ渋い馬場なので、平均ペースというところか。3コーナーあたりからレッツゴーキリシマとアグネススターチの差が3馬身、アグネススターチと3番手以降とは4馬身の差に拡がり、いよいよ4コーナーを回って直線に向こうというところである。
先頭はレッツゴーキリシマ、2番手にアグネススターチ、3番手にスマイルジャック。1番人気のディープスカイは14、15番手の馬群の中であるが、四位騎手が外に行こうとしている。あと400m、ここでスマイルジャックが2番手に上がる。あと300mでスマイルジャックが先頭に立つ。ディープスカイは大外に出てこれから追い出そうとする。いよいよあと200m、完全にスマイルジャックが先頭。2番手は大混戦で、レインボーペガサスとマイネルチャールズが並んでいるが、その内からブラックシェルが伸びて来る。ディープスカイは大外から際立った脚色で迫ってくる。あと100m、スマイルジャックが先頭。ディーブスカイが来る。一気に来る。ディープスカイがかわして先頭。大外から突き抜けて四位騎手が2連覇達成。
1着ディープスカイ 2分26秒7、2着スマイルジャック 1馬身1/2、3着ブラックシェル 3/4、4着マイネルチャールズ クビ、5着レインボーペガサス クビ。
アドマイヤコマンドは7着で、初の芝馬場が注目されたサクセスブロッケンは18着とシンガリであった。
結局、混線ダービーといわれながらも蓋を開ければ1番人気が勝っていた。それもキングカメハメハ以来の変則2冠を達成し、文字通り3歳サラブレッドの№1となった。ディープスカイは11戦目がこのダービーという歴戦の勇者であり、これが4勝目となる。何故、11戦もレースを使っているのだろうかと思うだろうが、未勝利脱出までに6戦を要しているからで、その後はトントン拍子の出世である。父は皐月賞を無敗で圧勝しながらも、ダービーを前に故障で引退したアグネスタキオン。これで父の無念を晴らしたことになる。
最後に昨日と今日行なわれたダービー以外の重賞の結果を記しておく。
昨日、中京で行なわれた金鯱賞(GⅡ・3歳以上、芝2000m、17頭)の結果。
1着エイシンデピュティ 1分59秒1、2着マンハッタンスカイ 1馬身1/2、3着カワカミプリンセス クビ、4着サクラメガワンダー 1馬身1/4、5着カネトシツヨシオー クビ。
今日、東京で行なわれた目黒記念(Jpn-Ⅱ・3歳以上、芝2500m、18頭)の結果。
1着ホクトスルタン 2分31秒9、2着アルナスライン クビ、3着ロックドゥカンブ 1馬身3/4、4着フォルテベリーニ ハナ、5着アイポッパー 1馬身1/2。
*Trackback
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |