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2008.09.11 (Thu)

2008大阪クラシック

 この前の7日の日曜日から今週末の13日土曜日にかけて、~御堂筋にあふれる音楽~2008大阪クラシックという催しが行なわれている。今年で3回目ということで、この催しもどうやら定着しそうな見通しなのである。

 7日間の期間中、御堂筋の16会場と大淀のザ・シンフォニー・ホールを含めた17会場で大阪フィルのメンバーを中心にして、各会場で演奏会が繰り広げられている。7日間で計65公演。一部有料もあるが、無料の会場が多く、興味深い演奏曲目が目白押しである。

 バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ドヴォルザーク、スメタナ、フランク、ボッケリーニ、マスネー、ブラームス、ワーグナー、サラサーテ、グリーグ、コダーイ、レスピーギ、バルトーク、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキー、ドップラー等・・・・・・プログラムはクラシック音楽の作曲者の有名曲が網羅されているが、その中にビートルズの曲も含まれている。

 プロデュースは大フィルの音楽監督である大植英次ということで、各会場とも賑わっているようである。残念ながら私は、ますます大阪から職場が遠のいてしまったので、行くことも出来ないが、日頃からクラシック音楽なんて聴くことの無い人は、一度足を運んでみては如何とは思う・・・・。好き嫌いは別にして、日頃、聴くことも無いジャンルの音楽というのは新鮮ではあるから、案外、目から鱗が取れるということがあるかもしれない。とはいうものの、昨年の今頃、これと同じような内容の記事をブログに書いてみたら、ある男に毒づかれてしまったことを思い出す。

 彼がいうには、クラシック音楽は体制派音楽で保守的音楽だから聴かないという。まあ、聴く聴かないは各自の勝手だが、クラシック音楽が保守的音楽で体制派音楽というのは、明らかに間違っている。彼は音楽史というものを勉強したことがないのだろう。今の音楽しか聴いてない耳で語るなら、クラシックは保守的であり、体制派といえるかもしれない。でもクラシック音楽と一言で言ってもバロックあり、古典派あり、ロマン派あり、現代音楽ありで、時代から言うとヴィヴァルディ、バッハ、ハイドン、ベートーヴェン、ワーグナー・・・・・・マーラー、プロコフィエフと17世紀から20世紀という長い間にわたっての全てを含めてクラシック音楽と読んでいるのだから、それら全てを一概に体制派音楽と決め付ける彼の暴論にはあきれてしまって、反論する気すら起こらなかったが、ここまでくると詭弁としか言いようがない。まあこういった変わり者は無視していうならば、クラシック音楽というのは癒しの効果が大きくて、電気音楽に無いアコースティックの魅力がある。

 それも昔の人が丹精籠めて、五線譜に音符を書き綴り、曲が出来上がったのである。今のようにリズム中心で、ビートが小刻みに動く音楽ばかりを聴き慣れている人にとっては、確かに古臭く思うかもしれないが、メロディの宝庫であることに間違いは無い。正直なところ、20世紀のポップスはクラシック音楽からのメロディをどれだけパクッているか、ここではいちいち説明しないが、星の数ほどありそうで・・・・・・パクりという言い方が悪ければ引用とでも言っておこう。ポップスの曲でヒットしたメロディーの原曲はクラシック音楽であったというのは、幾らでもあることで、20世紀の多くの作曲家が超えられない壁がバッハやモーツァルトとだけ言っておこう。ポール・マッカートニーでさえもヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと比較すると、小物に見える。だからクラシック音楽は偉大なのである。
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