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2007.10.31 (Wed)

食品偽装問題に触れる

 伊勢の名物『赤福餅』の製造日偽装発覚から、色々と姦しいが、今度は『赤福餅』とそっくりの伊勢名物『御福餅』でも同様の偽装を行っていたという。さらには伊勢では別の餅菓子店『太閤餅』でも商品の原材料が重量順に表示されていなかったという不手際があった。本当に日本の食品メーカーはどうなってしまったのかと、首を傾げざるを得ない。

 何年か前に『雪印』が問題を起こして大騒ぎになったが、今年になってから食品の偽装が次から次へと起こり、日本の食品は本当に大丈夫か? と問いたくなったのである。

 そもそも今年の1月、『不二家』で期限切れ原料を使用していたことが発覚し、大手メーカーも信用できないと思われた人も多いが、同月、『日本ライス』がブランド米の産地偽装を行っていたことが判り、遺憾に感じたものである。すると、その後は出てくるは出てくるは、食物偽装の連鎖。

 6月に北海道の『ミートホープ』が牛肉ミンチの偽装を行っていたとして問題になってから、農林水産省への告発が一気に増し、6月~9月の3ヶ月間で1241件もあったという。まさに日本列島、総崩れ、これから安心して食べられる物はあるのかといった状態に陥ってしまっている。

 8月に北海道の土産物として定番になっている『白い恋人』の賞味期限改ざんがあったばかりだが、9月になると宮崎でウナギの原産地偽装があった。また名古屋では『名古屋コーチン』の2割が偽者という報告があったし、10月に入ると、もう軒並み偽装の嵐である。

 秋田で『皮内鶏』の材料の地鶏偽装、『東京豊島青果』で賞味期限切れの梅干しを販売してしまったし、『無印良品』でクッキーの賞味期限誤表示が起こるし、長野の『ゴールドパック』で、トマトジュースの原料原産地偽装が発覚、宮崎で『地鶏』の材料の不当表示も発覚、『鹿児島漬物』では、中国産の大根を原料にしたたくあんを鹿児島産と偽って販売していたし、福岡の『船場吉兆』では、生菓子の消費期限のラベルを張り替えていたのである。また仙台では『トーチク』が、今年1月中旬以降製造の牛タン製品4500パック全部で使用期限切れの肉を使用していたという。また今日、『ミスターー・ドーナツ』でも期限切れシロップを使っていたことが判明した。

 う~~ん、呆れ果てて言葉にならない。この調子だと、これから幾らでも告発によって食品偽装が明らかになるのではないだろうかと思える。本当に日本人て、何時の間に恥知らずの国民になってしまったのだろうか・・・・・・・。これだと何を信用していいのか判らなくなってしまう。終いには何一つ食べるものが無くなって、国民が飢え死にするのでは・・・・。でも飽食の国だから、飢えて死ぬことも無いか・・・・。食い物の毒が回って死ぬことはあっても、食品がなくなることは有り得ない。でも食べる食品がどれも信用できないとなると、みんな自給自足で、畑を耕すしかないなあ・・・・・・・。でも都会人には、そんなこと何も出来ません。それに耕す土地も無いし・・・・。ああ、困った困った。皆さん、雑草でも食べましょう。ぺんぺん草なら何処にでも生えてますよ、ただし食べても大丈夫かどうか知りませんが、味も保障しかねます。
                                                      
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