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2007.11.05 (Mon)

東大寺と興福寺、その周辺を歩く

 春日大社を参拝した後、東大寺に向った。大仏殿には今まで何度となく来ているが、中門内に入るのは何年ぶりだろうか。何時来ても圧倒される大きさだ。創建は8世紀前半と言われるが、何度も焼けていて、現存する大仏殿は1709年に建てられたとされる。高さが49.1m、幅が57.5m、奥行が50.5m。華厳宗の大本山である。なお、現在の大仏殿は創建当時の2/3の大きさでしかない。
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 いわゆる奈良の大仏と言われるル舎那仏像。この大仏は高さが14.7mあるらしい。私が子供の頃は確か16mあると言われていたのだが・・・・・・。何度も焼失していて、再興されたのが1691年である。
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 大仏の何ともいえぬ神々しい表情。
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 正倉院を正面から見る。元は東大寺の倉庫であったが、現在は宮内庁の管理下におかれている。そのため文化財保護法による指定の対象外となっていたから国宝ではなかったが、その後、ユネスコの世界文化遺産として登録されるにあたり、1997年5月19日に国宝指定された。正面が33.1m、奥行9.3m、床下2.5m。校倉造、屋根は奇棟造、瓦葺。
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 正倉院が校倉造だということが、この建物の端を見ればよく判る。日本最古のログハウスと言ってもいいだろう。
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 これは興福寺の五重塔である。興福寺は法相宗の大本山で、669年創建。興福寺も度々、火災に見舞われ、この五重塔も1426年に再建された。高さが50.8mで高さとしては、京都の東寺の五重塔に次ぐ高さであり、もちろん国宝である。でも西金堂、講堂、南大門は焼失してから再建されなかったため、東金堂と五重塔以外の建物は残っていない。また、興福寺は明治元年に排仏棄釈で廃寺同然となっていたが、1881年再興された。
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 これこそ奈良の定番の風景。猿沢の池から興福寺の五重塔を望む。
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 最後に面白い動画を載せておくことにする。三条通に面した「もちいどの商店街」入り口にある和菓子屋『中谷堂』では、面白い餅つきが見られる。最近はすっかりテレビで有名になったようであるが、高速餅つきには名人芸を感じる。とくとご覧あれ!

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