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2009.11.09 (Mon)

第26回ブリダーズC

 少々、遅れましたがアメリカの競馬の祭典、第26回ブリダーズCが現地時間の6日と7日にカリフォルニア州サンタアニタ・パーク競馬場で行なわれたので、その中からターフとクラシックの結果だけを記しておきます。

 今年のブリダーズCは2日間で14レースも行なわれ、アメリカでは珍しい14f(約2800m)もの長いダート戦が設けられ、色々と趣向を凝らしているようである。でも人々が最も注目するのはクラシックであり、次にターフであろうか。それでその2レースの結果と詳細を少なからず書いておこう思う。

 まずブリダーズCターフ(GⅠ・3歳以上、芝12F、7頭)は、得意の大逃げに打って出たクレメント・L・ハーシュターフ・メモリアルチャンピオンシップ(G1)の勝ち馬 Presious Passion に対し、最後方で構えた人気の Conduit が、直線粘る Presious Passion を半馬身差捻じ伏せて優勝。昨年に続く連覇を達成した。3着にヨークシャーオークスの勝ち馬 Dar Re Mi が入り、サンクルー大賞の勝ち馬 Spanish Moon は4着に終わっている。Conduit は通算14戦7勝でGⅠ4勝目。来年から日本のビッグレッドファームで種牡馬入りする。そしてジャパンCにも参戦する予定である。

 1着Conduit 2分23秒75、2着Presious Passion 1馬身1/4、3着Dar Re Mi 1馬身1/4、4着Spanish Moon 1馬身1/4、5着Red Rocks 1馬身1/4.。



 次にメインレースであるブリダーズCクラシック(GⅠ・3歳以上、ダート10F、12頭)であるが、最後方に待機した人気の Zenyatta が、直線大外から追い込んで、先に抜け出していた芝路線の帝王 Gio Ponti を1馬身差差し切って快勝。デビューからの連勝記録を14に伸ばすと共に、史上初となる牝馬のブリーダーズCクラシック制覇という快挙を達成した。3着にチャンピオンSの勝ち馬 Twice Over が入り、ベルモントSの勝ち馬 Summer Bird は4着、ケンタッキー・ダービー馬 Mine That Bird は9着、中間脚部不安が出ていたクイーン・エリザベスⅡ2世Sの勝ち馬 Rip Van Winkle は10着に終わっている。また、フロリダ・ダービーの勝ち馬 Quality Road は、ゲート内で暴れて発症除外になっています。Zenyatta は通算14戦14勝でGⅠ8勝目。この勝利で、名実共に歴史的名牝 Personal Ensign を完全に越えた Zenyattaである。それにしても、1着が牝馬、2着が芝路線の王者、3着が欧州馬っとは・・・・・、今年の北米牡馬ダート/オールウェザー路線の不作っぷりを象徴するかのような結果となった。

 1着Zenyatta 2分00秒62、2着Gio Ponti 1馬身、3着Twice Over 1馬身1/4、4着Summer Bird 3/4、5着Colonel John 1馬身1/2.。


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