2009.12.06 (Sun)
第10回ジャパンCダート
とうとう師走競馬に突入した。その師走開催の阪神競馬第1週であるが、ダートの国際レース第10回ジャパンCダート(GⅠ・3歳以上、ダート1800m、16頭)が行なわれた。一昨年まで東京で行なわれていたが、距離が2100mと長く、アメリカからは距離が長いと不評だったから阪神に開催を移して1800mと距離を短縮して行なわれるようになった。でも左回りしか経験のないアメリカの馬がはたして参戦してくれるのかという懸念もあったが、今年は何とアメリカの3歳3冠レースのベルモントSに勝ったサマーバードが参戦を表明し来日した。それで盛り上がるなあと思った途端に日本で骨折とは・・・・・・。何ともしらけた話ではあるが、一応、国内のダート巧者が揃った形となった。
さて1番人気はこのところ好調の4歳馬エスポワールシチー、2番人気は公営を含めてのダートGⅠ8勝を誇る古豪7歳馬ヴァーミリアン、3番人気は溌剌3歳馬ワンダーアキュート、4番人気は4歳の強豪サクセスブロッケン、5番人気は3歳の差し馬シルクメビウスと人気はバラけた。そしていよいよスタートとなった。最内からエスポワールシチー、真ん中からアメリカから参戦のティズウェイ、外から同じ勝負服のワンダースピード、ワンダーアキュートの兄弟が、さらにサクセスブロッケンも含めて激しい先行争いで第1コーナーに殺到する。ここで先頭を奪ったのはコーナーワークを利用してエスポワールシチーであった。2番手にティズウェイ、3番手にサクセスブロッケン、4番手ワンダースピード、その後に人気のヴァーミリアン、そしてマコトスパルビエロ、さらにスーニとゴールデンチケット、シルクメビウス、内を通ってボンネビルレコードと続き、メイショウトウコン、ラヴェリータといてシンガリはマルブツリードだが、向こう正面で外から一気にマコトスパルビエロがかかったように2番手まで進出した。馬群は早くも3コーナーで、各馬が先団にとりついていくが、ここでヴァーミリアンの行き脚が鈍く馬ゴミから抜け出せない模様。3コーナーから4コーナー、馬群が固まった固まった。先頭はエスポワールシチーで直線に入る。エスポワールシチー単騎先頭。2番手にサクセスブロッケン、3番手は横一線。エスポワールシチーは3馬身リード、快調に逃げている。あと300m、エスポワールシチーは4馬身リード。サクセスブロッケン2番手、あと200m、エスポワールシチーは勝利確定か。4馬身リードを保っている。2番手にサクセスブロッケンが粘るが、3番手争いからシルクメビウスが抜け出してきた。エスポワールシチーは悠々ゴールに向うが、2番手争いは激しくなってきた。シルクメビウスがサクセスブロッケンを捉えるが、外からゴールデンチケット、さらにアドマイヤスバルも伸びてきた。しかし、シルクメビウスが2番手に上がる。勝ったのはエスポワールシチー。
1着エスポワールシチー 1分49秒9、2着シルクメビウス 3馬身1/2、3着ゴールデンチケット 1馬身1/4、4着サクセスブロッケン クビ、5着アドマイヤスバル ハナ。
1番人気のエスポワールシチーのワンマンショーであったが、1枠を利して上手く逃げられたことが楽勝につながったようだ。一方、8着に沈んだヴァーミリアンはもうかつての勢いがなくなったのか、上手くレースの流れに乗れなかった。7歳というだけにもう上がり目はなさそうな気がするが、今までよく走っている。2着、3着は3歳馬で
これからの活躍が期待できるが、サクセスブロッケンはどうしたのだろうか。バリバリの4歳馬なのだが、前走の武蔵野Sで10着に惨敗しているし今日も見せ場が少なかった。また馬を立て直して復活してもらいたい。
それにしてもダートの重賞レースは大型馬ばかりが出てくる。出走馬16頭の中で500kg以上の馬が10頭もいるというから、芝の長距離レースとは出て来る馬の体型も何かと違っていて興味深い。でも420kgほどしかなかったディープインパクトはダートで走らせても多分強かったように思うが、あんな天才馬が、また出てこないものかなあ。
さて1番人気はこのところ好調の4歳馬エスポワールシチー、2番人気は公営を含めてのダートGⅠ8勝を誇る古豪7歳馬ヴァーミリアン、3番人気は溌剌3歳馬ワンダーアキュート、4番人気は4歳の強豪サクセスブロッケン、5番人気は3歳の差し馬シルクメビウスと人気はバラけた。そしていよいよスタートとなった。最内からエスポワールシチー、真ん中からアメリカから参戦のティズウェイ、外から同じ勝負服のワンダースピード、ワンダーアキュートの兄弟が、さらにサクセスブロッケンも含めて激しい先行争いで第1コーナーに殺到する。ここで先頭を奪ったのはコーナーワークを利用してエスポワールシチーであった。2番手にティズウェイ、3番手にサクセスブロッケン、4番手ワンダースピード、その後に人気のヴァーミリアン、そしてマコトスパルビエロ、さらにスーニとゴールデンチケット、シルクメビウス、内を通ってボンネビルレコードと続き、メイショウトウコン、ラヴェリータといてシンガリはマルブツリードだが、向こう正面で外から一気にマコトスパルビエロがかかったように2番手まで進出した。馬群は早くも3コーナーで、各馬が先団にとりついていくが、ここでヴァーミリアンの行き脚が鈍く馬ゴミから抜け出せない模様。3コーナーから4コーナー、馬群が固まった固まった。先頭はエスポワールシチーで直線に入る。エスポワールシチー単騎先頭。2番手にサクセスブロッケン、3番手は横一線。エスポワールシチーは3馬身リード、快調に逃げている。あと300m、エスポワールシチーは4馬身リード。サクセスブロッケン2番手、あと200m、エスポワールシチーは勝利確定か。4馬身リードを保っている。2番手にサクセスブロッケンが粘るが、3番手争いからシルクメビウスが抜け出してきた。エスポワールシチーは悠々ゴールに向うが、2番手争いは激しくなってきた。シルクメビウスがサクセスブロッケンを捉えるが、外からゴールデンチケット、さらにアドマイヤスバルも伸びてきた。しかし、シルクメビウスが2番手に上がる。勝ったのはエスポワールシチー。
1着エスポワールシチー 1分49秒9、2着シルクメビウス 3馬身1/2、3着ゴールデンチケット 1馬身1/4、4着サクセスブロッケン クビ、5着アドマイヤスバル ハナ。
1番人気のエスポワールシチーのワンマンショーであったが、1枠を利して上手く逃げられたことが楽勝につながったようだ。一方、8着に沈んだヴァーミリアンはもうかつての勢いがなくなったのか、上手くレースの流れに乗れなかった。7歳というだけにもう上がり目はなさそうな気がするが、今までよく走っている。2着、3着は3歳馬で
これからの活躍が期待できるが、サクセスブロッケンはどうしたのだろうか。バリバリの4歳馬なのだが、前走の武蔵野Sで10着に惨敗しているし今日も見せ場が少なかった。また馬を立て直して復活してもらいたい。
それにしてもダートの重賞レースは大型馬ばかりが出てくる。出走馬16頭の中で500kg以上の馬が10頭もいるというから、芝の長距離レースとは出て来る馬の体型も何かと違っていて興味深い。でも420kgほどしかなかったディープインパクトはダートで走らせても多分強かったように思うが、あんな天才馬が、また出てこないものかなあ。
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