2010.03.28 (Sun)
2010年ドバイ・ミィーティング
日本時間の深夜から夜中にかけて、アラブ首長国連邦のドバイで世界の競馬の祭典2010年ドバイ・ミーティングが行なわれた。今年はメイダン競馬場という新しい競馬場での開催となり、芝とこれまでのダートに替わりオールウェザーコースでのレースとなった。それで全8レースの中から日本馬が参加したGⅠレース3レースの詳細を記すことにする。
まずドバイ・ゴールデン・ヒシャーン(G-Ⅰ・3歳以上、AW1200m、10頭)であるが、日本からローレルゲレイロが参加した。ローレルゲレイロはインコースから逃げたが、外からKinsale Kingにからまれ直線で3頭にかわされ4着に終わった。勝ったのはKinsale Kingであった。
ドバイ・シーマ・クラシック(G-Ⅰ・4歳以上、芝2410m、16頭)は、日本からブエナビスタが出走した。ブエナビスタは真中よりもやや後方に待機。直線コースに入ってから追い出そうとしたが、前が邪魔になって出られず、あと100mのところから外へ持ち出して追い上げたものの2着に終わった。結果は次の通りである。
1着 Dar Re Mi 2分31秒84、2着ブエナビスタ 3/4、3着 Spanish Moon アタマ、4着 Deem 3/4、5着 Cavalryman 1馬身3/4。
勝ったDar Re Miは昨年のヨークシャー・オークスを勝っている古馬牝馬。なお凱旋門賞3年連続2着のYoumuzainは8着と良いところがなかった。
目玉のドバイ・ワールドC(G-Ⅰ・北半球産馬3歳以上、南半球産馬4歳以上、AW2000m、14頭)は日本からレッドディザイアが出走した。前走のマクトゥーム・チャレンジ(G-Ⅱ)では同じコースを克服して勝っているから注目されたが、終始好位置の6、7番手につけて直線での爆発を期待したが、伸びずに11着と惨敗した。
1着 Gloria de Campeao 2分03秒83、2着 Lizar'd Desire ハナ、3着 Allybar 短頭、4着 Gio Ponti 1馬身1/4、5着 Mastery 短頭。
勝ったGloria de Campeaoはマクトゥーム・チャレンジでレッドディザイアに差しきられて2着だった。レッドディザイアの今回の敗因は何だったのか。前走は後方待機で直線一気だったが、今回は比較的前につけて失速した。位置取りだけの問題なのか・・・・。ただ末脚を活かしたほうがこの馬は走るのかもしれない。
最後に日本の話題を少々。昨日、中山で日経賞が行なわれ久しぶりにロジユニヴァースガ出てきたので注目したが、何と24kg+の530㎏で出てきた。何しろダービー以来、10ヶ月ぶりの出走なのでこの馬体重増がただ太め残しなのか、それとも成長ととるのか難しいところである。でもレースは単騎2番手の位置からあと100mというところで一旦は先頭に立ったものの、その後から内、外から伸びてきた後続に差され6着に終わった。勝ったのは昨年春の天皇賞馬マイネルキッツで、ロジユニヴァースは0.3秒差でしかなく、長期間休養からの復帰戦としたは見所はあったのではないだろうか。ただ相変わらず瞬発力に疑問があり、ハイペースのレースにも対応できるのかといった問題点が残ることは否めない。
一方、阪神では毎日杯が行なわれ、ダノンシャンティが勝ったが、このレースでザタイキが直線入りあと200mというところで左中手骨開放骨折を発祥。騎乗していた武豊騎手が落馬し、右腕を骨折、これにより高松宮記念、桜花賞、皐月賞、天皇賞に乗れなくなってしまった。ザタイキは安楽処分。思えば1979年、同レースで福永洋一騎手が落馬し、再起不能となった時のことをオーバーラップさせる一件であった。早く武豊騎手も復帰してくれることを祈るのみである。
ドバイ・ゴールデンシャヒーン
ドバイ・シーマ・クラシック
ドバイ・ワールド・カップ
まずドバイ・ゴールデン・ヒシャーン(G-Ⅰ・3歳以上、AW1200m、10頭)であるが、日本からローレルゲレイロが参加した。ローレルゲレイロはインコースから逃げたが、外からKinsale Kingにからまれ直線で3頭にかわされ4着に終わった。勝ったのはKinsale Kingであった。
ドバイ・シーマ・クラシック(G-Ⅰ・4歳以上、芝2410m、16頭)は、日本からブエナビスタが出走した。ブエナビスタは真中よりもやや後方に待機。直線コースに入ってから追い出そうとしたが、前が邪魔になって出られず、あと100mのところから外へ持ち出して追い上げたものの2着に終わった。結果は次の通りである。
1着 Dar Re Mi 2分31秒84、2着ブエナビスタ 3/4、3着 Spanish Moon アタマ、4着 Deem 3/4、5着 Cavalryman 1馬身3/4。
勝ったDar Re Miは昨年のヨークシャー・オークスを勝っている古馬牝馬。なお凱旋門賞3年連続2着のYoumuzainは8着と良いところがなかった。
目玉のドバイ・ワールドC(G-Ⅰ・北半球産馬3歳以上、南半球産馬4歳以上、AW2000m、14頭)は日本からレッドディザイアが出走した。前走のマクトゥーム・チャレンジ(G-Ⅱ)では同じコースを克服して勝っているから注目されたが、終始好位置の6、7番手につけて直線での爆発を期待したが、伸びずに11着と惨敗した。
1着 Gloria de Campeao 2分03秒83、2着 Lizar'd Desire ハナ、3着 Allybar 短頭、4着 Gio Ponti 1馬身1/4、5着 Mastery 短頭。
勝ったGloria de Campeaoはマクトゥーム・チャレンジでレッドディザイアに差しきられて2着だった。レッドディザイアの今回の敗因は何だったのか。前走は後方待機で直線一気だったが、今回は比較的前につけて失速した。位置取りだけの問題なのか・・・・。ただ末脚を活かしたほうがこの馬は走るのかもしれない。
最後に日本の話題を少々。昨日、中山で日経賞が行なわれ久しぶりにロジユニヴァースガ出てきたので注目したが、何と24kg+の530㎏で出てきた。何しろダービー以来、10ヶ月ぶりの出走なのでこの馬体重増がただ太め残しなのか、それとも成長ととるのか難しいところである。でもレースは単騎2番手の位置からあと100mというところで一旦は先頭に立ったものの、その後から内、外から伸びてきた後続に差され6着に終わった。勝ったのは昨年春の天皇賞馬マイネルキッツで、ロジユニヴァースは0.3秒差でしかなく、長期間休養からの復帰戦としたは見所はあったのではないだろうか。ただ相変わらず瞬発力に疑問があり、ハイペースのレースにも対応できるのかといった問題点が残ることは否めない。
一方、阪神では毎日杯が行なわれ、ダノンシャンティが勝ったが、このレースでザタイキが直線入りあと200mというところで左中手骨開放骨折を発祥。騎乗していた武豊騎手が落馬し、右腕を骨折、これにより高松宮記念、桜花賞、皐月賞、天皇賞に乗れなくなってしまった。ザタイキは安楽処分。思えば1979年、同レースで福永洋一騎手が落馬し、再起不能となった時のことをオーバーラップさせる一件であった。早く武豊騎手も復帰してくれることを祈るのみである。
ドバイ・ゴールデンシャヒーン
ドバイ・シーマ・クラシック
ドバイ・ワールド・カップ
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